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東北森林管理局

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    森林技術・支援センターの仕事


             我が国における森林面積は国土の約7割に達し、その内の3割を国有林が占めています。

    国有林野は奥地脊梁山地や水源地域に広く所在しており、かつ、地域特有の景観や豊富な生態系を有する森林も多く、その適切な管理経営を通じて国土の保全その他の公益的機能の高度発揮に重要な役割を果たしています。

       近年においては、このような森林の有する公益的機能の発揮への期待が高まり、とりわけ地球温暖化の防止や生物多様性の保全等の観点から地球的規模で森林を持続的に利用管理するという認識が急速に広まるとともに、森林とのふれあいに対する期待が高まるなど森林に対する国民の要請が多様化してきています。

       国有林野の管理経営に当たっては公益重視の管理経営の一層の推進を旨とする方針の下で、国民のこうした要請に適切に対応するため個々の国有林野を重視すべき機能に応じ「山地災害防止タイプ」、「自然維持タイプ」、「森林空間利用タイプ」、「快適環境形成タイプ」、「水源涵養タイプ」に区分し、これらの機能類型区分ごとの管理経営の考え方に即して流域(森林計画区)ごとの自然的特性等を勘案しつつ、いわゆる公益林として適切な施業を推進することこととなっています。

       森林技術・支援センターでは、このような機能類型区分に応じた森林整備の推進に資するため下記の例のような試験・調査を行っているほか、その成果を普及すべく各種研修の受け入れや研究発表などを行っています。

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