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更新日:平成27年6月30日
担当:徳島森林管理署
管内の国有林は、機能類型を5つのタイプに分け、それぞれの森林に期待される機能に応じた管理経営を行なっています。
山地災害防止、森林空間利用、水源涵養等の公益林については、通常の林齢(標準伐期)で伐採する林分と、通常の2倍程度の林齢で伐採する林分(長伐期)を含めた「育成単層林施業」や、択伐等により部分的に伐採し、人為により複数の樹冠層を構成する森林として成林させるための「育成複層林施業」により、その機能の維持増進に努めます。
公益林については、樹種の多様化、下層植生の発達を促すため、適切に密度を管理するほか、水源涵養タイプ等については育成途上の人工林が多いため、保育・間伐を積極的に実施します。
保安林としての機能の維持・向上のため、間伐や複層林への誘導等の森林整備を積極的に進めます。
木材の安定供給のために、立木販売や、森林整備により生産される間伐材等、の搬出・販売などの方法により、国有林材の供給を行います。
森林の適切な整備や保全、林産物の供給等を効率的に行うため、林道及び森林作業道を適切に組み合わせた路網整備を進めます。
安全で安心できる暮らしを確保することを目的に、治山事業により荒廃地の復旧整備や保安林の整備を計画的に進めます。
平成27年度は、崩壊地を復旧するための山腹工や、渓流の荒廃を復旧・予防するため渓間工を、また、地すべりを防止するためのアンカー工などを予定しています。
保安林の種類 |
面積 |
水源涵養等 |
16,949 |
土砂流出防備 |
380 |
保健休養等 |
3,737 |
計 |
21,066 |
指定に重複有り
剣山・三嶺自然休養林等では、国民が快適に利用できるよう、森林や案内板・歩道等の整備、美化清掃、地図の作成等を進めています。
継続的に森林づくりに参加していただけるよう、活動フィールドの提供、技術的な助言や講師の派遣、ボランティア団体の活動に対して技術指導等の支援を行っています。
徳島森林管理署
ダイヤルイン:088-637-1230
FAX:088-666-1818