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更新日:24年3月16日

担当:指導普及課 保護林係

津志嶽シャクナゲ郷土の森  基礎情報

 

 

整 理 番 号

 

 

 

    郷土-7

 

設定年月日

 

平成23年9月30日  保護林とする期間30年間   (自平成23年9月30日~至平成53年9月29日) 

 

変更年月日

 

 

 

名称

 

   津志嶽シャクナゲ郷土の森

 

面          積

 

18.93ha  (い小班12.81ha、は小班6.12ha) 

 

 

位置

 

 

 

     徳島県 美馬郡 つるぎ町 一宇字久藪 久藪国有林 83林班 い、は小班

 

 

目的

      

 

  

 歴史的風土や学術的意味から地域にとって貴重なものとなっているシャクナゲ群落等を地域の象徴として保全しつつ、自然とのふれあいの場、保健・文化・教育活動の場として整備することにより、地域の活性化と振興に資することを目的とする。

 

 

 

 

 

 

概況

 

 

 

 

 

  徳島森林管理署管内の久藪国有林(山頂:津志嶽(標高1,494m))は、徳島県の北西部、吉野川中流南岸に位置し、徳島市からは西へ50kmの所にあるつるぎ町(旧一宇村)にあり、剣山(1,955m)の北側に位置する。登山口のある久藪集落周辺には、津志嶽神社や石鉄神社が祀られ、信仰の山としても知られており、タヌキ伝承や姥捨て山伝説も今に伝えられている。
  この郷土の森に指定する森林は、津志嶽の東面に位置し、標高1100~1400mに付近に分布する林齢138年生(設定時)の広葉樹を主体とする天然林で、低木層にはシャクナゲの老木・古木(巨木)が群生していたことから、平成12年に旧一宇村が文化財(天然記念物)に指定し保護してきており、一般登山者や花の愛好家などにも開花時の見事さは知られている。
  つるぎ町からは、このシャクナゲを含めた森林を「郷土の宝」として適切な保護・管理等を行いつつ、地域の活性化と振興に資するため、2011年の「国際森林年」を記念して「郷土の森」に設定したい強い要望があった。

(水土保全林水源かん養タイプ、水源かん養保安林)

 

 

 

 

取り扱い方針

 

 

 

 

 

 

 施業の実施については「津志嶽シャクナゲ郷土の森保護、管理及び利用に関する計画」に基づき取り扱うこととする。
ただし、枯損木等で風致維持上支障となる立木や植生遷移の観点からみて現況景観を損なうおそれのあるものについて、法令等の規定に基づく適正な処置は行う。
その他、公益上の理由により必要な伐採、その他法令等の規定に基づき行う伐採等は行う。

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