ホーム > 森林管理局へようこそ > 森林への招待状 > 四国の「レクリエーションの森」を紹介します > 面河


ここから本文です。

面河自然休養林

面河自然休養林の風景

概要

この自然休養林は、四国山脈の最高峰石鎚山(1,982m)を主峰とし、岩黒山(1,746m)、筒上山(1,859m)、二ノ森(1,929m)などに囲まれた地域に位置し、この一帯を源とする水系は、愛媛、高知両県を流れ、長さ124Kmの仁淀川となって土佐湾に注いでいます。
石鎚山系の森林は、標高差が1,300mもある(面河渓付近が700m、石鎚山頂は1,982m)険しい山岳地帯にあり、天然林を中心とした大規模な自然植生が残されています。この植生の特徴を垂直分布で見ますと、暖温帯性のウラジロガシ林、モミ・ツガ林、冷温帯性ブナ林、ウラジロモミ林、亜寒帯性のシラベ林の5つの極相林がきれいに分布し、植生学的にも貴重であるといわれています。林野庁では、この森林のうち特に原生的な天然林を平成2年度に「石鎚山系森林生態系保護地域」に指定し、自然環境の維持、動植物の保護、遺伝資源の保存、森林施業・管理技術の発展、学術研究などに役立てるとともに、この森林を後世に引き継ぐことにしています。
また、面河渓周辺の森林美、渓谷美はまれとして、昭和8年には史蹟、名勝、天然記念物の「名勝」に指定され、昭和30年には石鎚山を中心に「石鎚国定公園」にも指定されました。
このように自然景観や文化的特徴に優れた国有林の中で、自然に親しみながら森林レクリェーションを楽しんでいただくことを目的として、四国森林管理局が昭和44年に自然休養林に指定したもので、レクリェーションや自然教育の場として多くの人々に利用されています。

 

 

面河川上流の森

面河川上流

関門

関門

清流の両岸には、高さ70mもの絶壁が立ちはだかり、関門の名の由来になっています。

 

あけぼのつつじ

アケボノツツジ

石鎚山の春に色を添える気品に満ちた花です。

 

お山開き

山頂を目指す信者たち

7月1日のお山開きに始まる石鎚の夏。白装束の信者たちが山頂を目指します。

 

御来光の滝

名滝「御来光の滝」

面河川の源流部にある滝。「日本の滝100選」に選ばれた名滝。神秘的な美しさは、息を呑むほどです。スカイラインの長尾根駐車場から遠望できます。

 

紅葉に染まる天狗岳

紅葉に染まる天狗岳

石鎚山頂の天狗岳は西日本最高峰で、1,982mの高さを誇ります。古くから山岳信仰の霊山として人々に敬われてきました。

 

アクセス

ここをクリックすると現地の地図をご覧になることができます

案内絵図 

お問い合わせ先

愛媛森林管理署
ダイヤルイン:089-924-0550
FAX:089-924-0598

嶺北森林管理署
ダイヤルイン:0887-76-2110
FAX:0887-76-3886

森林管理局の案内

リンク集