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笹ヶ峰風景林は、西条市の南で、瀬戸内海に注ぐ加茂川の上流に位置し、石鎚山、二ノ森、瓶ケ森に次ぐ
四国脊梁山脈の主要な山である笹ケ峰(1,860m)を中心として、北に黒森(1,702m)、南西に寒風山(1,702m)
に連なる稜線の北西側で、標高 1,300mから 1,860mに及ぶ北西向きの緩斜面である。
この風景林の特徴としては、スギ・ヒノキの人工林(102年生)とヒノキ、モミ、ブナ、ミズナラ、カエデ等
116年生の天然林が標高 1,500m以下にあり、標高 1,500m以上はイシズチササの笹生地で樹木も少なく
高山植物が多種生育している。また、頂上稜線付近の風衝低木帯にはコメツツジ、ダイセンミツバツツジの
群落やウラジロモミ、シコクシラベ等が生育している。
ここは、石鎚山系縦走コースの東部の起点であり、稜線付近から遠く北方に中国地方の山々、
東に剣山山系の山々、眼下には瀬戸内海や内海沿いの市街地が見え、眺望の優れたところである。
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西条市から南へ約27Kmの所にあるが、途中25Kmまでは道路が通じている。
現地までの所要時間はJR伊予西条駅からおよそ2時間10分である。
愛媛森林管理署
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