トップページ >> 災害情報 >> 平成18年災害関連緊急治山等事業の採択状況


 平成19年は、能登半島地震(3月)、6月から7月の梅雨前線豪雨、新潟県中越沖地震(7月)、台風第4号(7月)・台風第5号(8月)・台風第9号(9月)等により、林地荒廃と治山施設で2,020箇所、被害額約616億円(平成19年12月31日現在確認済みのもの)の山地災害が発生しています。
  このうち、次期降雨等による荒廃の拡大若しくは土砂、流木等の流出により被害を与えるおそれがある荒廃山地で、重要な災害復旧工事に先行して施行する必要があるもの、民生安定上放置しがたいものについては、災害関連緊急治山等事業により当該災害発生年に緊急に復旧整備することとしています。
 林野庁では、下表のとおり、平成19年は全国25道県において、累計130件、事業費約90億円の災害関連緊急治山等事業(民有林治山関係)を採択し、荒廃した林地の早急な復旧と二次災害の防止を図っています。

事業費単位:百万円
道県名 主な災害名 災害関連緊急
治山事業
災害関連緊急
地すべり事業
件数 事業費 件数 事業費 件数 事業費
北海道 9月豪雨 2 75     2 75
岩手県 9月豪雨 1 51     1 51
秋田県 9月豪雨 5 155       5 155
福島県 2月融雪 1  619     1 619
群馬県 台風第9号 12 454  1 31 13 484
埼玉県 台風第9号 2 49     2 49
新潟県 新潟県中越沖地震 3 216 1 82 4 298
石川県 能登半島地震 7 795 1 55 8 850
福井県 6月梅雨前線 1 31     1 31
山梨県 台風第4号     1 219 1 219
長野県 台風第9号 9 369 2 509 11 878
静岡県 台風第9号 8 345     8 345
三重県 地震 1 91     1 91
和歌山県 台風第4号 1 37     1 37
鳥取県 9月豪雨 19 828     19 828
島根県 8月豪雨 10 661 1 46 11 707
岡山県 8月豪雨 3 74     3 74
徳島県 台風第4号 3 122     3 122
高知県 台風第4号 2 230     2 230
福岡県 7月梅雨前線 3 117     3 117
長崎県 10月豪雨 3 315     3 315
熊本県 7月梅雨前線 8 617  1  124 9 741
大分県 台風第5号 2 181     2 181
宮崎県 台風第5号 9 580     9 580
鹿児島県 7月梅雨前線 7 959     5 959
合計   122 7,970 8 1,065 130 9,035
注:四捨五入により計が合わないことがある。
ピンクの枠内の道府県名をクリックしてください。

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