平成14年3月20日
林    野    庁

木の文化を守り育てる森づくりについて

1 歴史的木造建造物修復用資材の供給について 〜「古事の森」づくり構想について〜【資料1】

 重要文化財等に指定されている神社仏閣などの木造建造物は、わが国の「木の文化」の象徴とも言うべきものですが、近年、これらの貴重な木造建造物の修理(修復)に必要な大径長尺材等の供給が困難な実態にあります。
 国有林では、多様な森林を有するという特性を踏まえ、こうした特殊な規格材等の計画的供給に努めているところですが、新たに、数百年先の供給を目指した象徴的な取組として、関心のある多くの方々の参画を得て『「古事の森」づくり』を進めるものです。

2 第一回「古事の森」づくりとシンポジウムの実施について【資料2】

 「古事の森」づくりの第1回の取組として、ボランティア団体などからなる協議会と近畿中国森林管理局が『木の文化守り育てる「古事の森」』をテーマに次のとおり植樹活動とシンポジウムを開催します。

(1) 主催

京都古事の森育成協議会、近畿中国森林管理局

(2) 植樹

○時期:平成14年4月21日(日)9:00〜11:30

○場所:近畿中国森林管理局 鞍馬山国有林内(京都府京都市)

○内容:ヒノキ植林0.5HA

(3) シンポジウム

○時期:平成14年4月21日(日)13:00〜16:30

○場所:国立京都国際会館(京都市左京区宝ヶ池)

○内容:基調講演(立松和平氏)、パネルディスカッション

         

 問い合わせ先
 林野庁業務課国有林野総合利用推進室
 担当:早川、嶋田
 Tel:03-3502-8111(内線6568)
    03-3503-2038(直通)


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