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九州森林管理局

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    トピックス


    2018910日(月)~11日(火)

    固定試験地調査の実施


       琉球大学及び宮崎大学研究室中心による合同調査チームは、植生植物の固定試験地調査のうち2箇所の試験地(天文の森と白谷)において、進界木調査及び進界木へのナンバータグ装着やプロット内の胸高直径4cm以上の毎木調査が実施しました。当センターへも白谷試験地調査箇所について応援依頼があり、奥村生態系管理指導官が参加し現地のアドバイス等協力し合同で実施しました。

       10日の調査は、昨日までの大雨の影響で足下が滑ったりと悪戦苦闘の中での調査となりましたが、両大学2班に分かれて声を掛け合いながら積極的に動き、各プロット内の毎木調査等を行うことが出来ました。

       11日は、あいにくの雨天となり調査が出来ないことから、保全センターにおいて、当センターの業務概要を古市所長が説明し、引き続き各担当者より取組の状況等について説明しました。学生にも当センターの概要や現場業務について理解してもらう有意義な時間でした。

       九州森林管理局と九州内5大学間では、人材育成や技術開発に関する協定を締結しているので、今後においても協力し森林・林業の発展に努めて行きたいと考えます。


    調査は大変です

    終了後の様子


    2018年8月19()

    屋久島の森に感動!レク森「夏休み親子森林教室」開催


       
    屋久島レクリエーションの森保護管理協議会の恒例行事のひとつである「夏休み親子森林教室」が、当センター、屋久島森林管理署、(公財)屋久島環境文化財団が協賛のもと、ヤクスギランドにおいて開催され、児童、保護者ら26名が参加しました。

        当日、海岸部は晴天でしたが、標高1,000mのヤクスギランドでは曇り空の後に雨が降り出す状況の中、4班に分かれて50分コースの散策をスタート。

        ヤクスギランドのレク森職員らが、屋久島の気候や水、巨大な屋久杉や土埋木、貴重な植物や苔など屋久島の魅力を説明し、参加者らは魅力満載の屋久島の自然を肌で感じながら、充実した時間を過ごすことが出来ました。

        また、参加者からは「丁寧な説明に、とてもよく理解が出来た」「屋久島の自然はすごい」などの貴重な自然を有する屋久島への理解を深めた声が聞かれました。


    シカによる樹皮の剥離を説明

    参加者の皆さん



    2018年7月31()

    小学校の教職員を対象に「屋久島森の塾」


       今年度からの新たな取組として、「屋久島森の塾」を当センターにおいて開催し、屋久島町内の小学校教職員4名が参加されました。

       本講座は、小学校教育の第一線で活躍されている教諭の皆さんに屋久島の森林や林業をより一層理解して頂き、授業での活用など森林環境教育の一層の推進を目的に、屋久島町教育委員会および当センター、屋久島森林管理署が共催で本年度初めて実施しました。

       当日は、屋久島における林野庁の取組の他、ドローン空撮を取り込んだ屋久島の森の不思議やヤクシカ被害の現状と対策、屋久杉土埋木の利用と価値などの講義と、森林生態系保護とシカ駆除をゲームで理解する「屋久島版シカと森のカード」の実習、屋久杉と屋久島地杉の違いを体感するストラップ作りなどのカリキュラムで進められました。

       参加された教職員の皆さんからは、「林野庁の取り組みがよく理解出来た」や「ゲームやストラップ作りなど楽しく参加出来た」「来年も参加したい」「沢山の人に参加して貰いたい」などの声が聞かれました。


    屋久杉土埋木の重さを体感


    ストラップ作りに奮闘中!


    2018730日~831

    夏休み期間中の森林パトロール実施中

     

       当保全センターでは、屋久島森林管理署と連携・協力し、登山者が多くなる夏休み期間中のパトロールを計画しています。

       本年は、730()831()の間で計画し、高山植物等の盗掘防止や登山マナーの呼びかけを行うこととしています。森林パトロールのコースは、縄文杉登山ルートを始め宮之浦岳等の主要な登山道を計画し実施します。

       今年は、日本各地で猛暑が続き熱射病で体調を崩される方々が大変多くなっていますので、登山される方々へ注意を呼びかけるとともに、楽しく登山するには安全で怪我なくマナーを守り、無事に下山することが重要ですので、くれぐれも登山ルートから外れることがないよう呼びかけます。

       屋久島の海岸地帯から山頂へと続く自然豊かな森林を楽しみ、雄大な山岳地帯の動植物に囲まれ触れていただければ最高の思い出になると思います。

       登山される皆様は、事前の情報収集と体調管理を万全に行いましょう。


    花山歩道沿いから奥岳を望む

    2018729日~30

    平成30年度第1回ヤクシカWG及び世界遺産地域科学委員会


       平成30年度世界遺産地域科学委員会と特定鳥獣保護管理検討委員会及びヤクシカ・ワーキンググループの合同会議が2日間にわたり、屋久島町の環境文化村センターにおいて開催されました。

       729日のヤクシカWGでは、各行政機関より、ヤクシカの生息状況及び捕獲状況、平成30年度の取組等について報告があり、各委員からモニタリング調査等へのアドバイスを頂きました。

       また、ヤクシカ個体数管理目標だけでなく、植生の回復目標を設定し、森林生態系全体の順応的管理を行う必要性が高まっているとして、森林生態系の管理目標の作成を進めるための具体の目標項目や目標の作成方法等について議論がありました。

       730日の科学委員会の主な議題は、①屋久島世界遺産地域管理計画の実施状況②平成30年度モニタリング調査等の予定③山岳部利用のあり方検討状況④高層湿原保全に関する今後の検討などについて説明及び意見聴取がありました。


    会議の様子

    201879日~13

    平成30年度(夏期)インターンシップの受け入れ


       国際基督教大学教養学部3年の学生1名が、当センターにおいて79日より1週間、農林水産省就業体験実習を行いました。

       初日は当センターの森林生態系保護地域における取組概要等を説明した後、屋久島国有林の現地や森林事務所(貯木土場)を見学し、屋久島における国有林野事業の現状や屋久杉土埋木について学習しました。

       2日目は、小杉谷周辺までの森林パトロールと著名木の愛子杉の樹勢等の現地実習を、3日目は、レクリエーションの森(ヤクスギランド)の植生調査等の現地実習を、4日目は、ヤクシカ捕獲のための「くくり罠」の見回り業務などの現地実習を、最終日は、国有林への入林申請に係る事務処理等について実習を行いました。

       実習生からは、森林や生態系保全についてほんの一部しか分かっていないとは思うが、これから森林の保全を考えていく上で大切な経験となり、林業にも関心が広がったとの感想を頂きました。

       今回の就業体験実習が今後に活かされることを期待します。


    林道脇のコケを観察する


    雨量計の使い方を学ぶ




    2018628()

    気持ちよい登山を!山岳ガイドがボランティア清掃


       6月28日、屋久島内で活動する屋久島観光協会ガイド部会、屋久島山岳ガイド連盟、屋久島ガイド連絡協議会の3団体に所属する山岳ガイド19人が、日頃から登山客を案内する際に利用している小杉谷休憩舎の清掃と屋根補修のボランティア活動を実施しました。

       当日は、屋久島森林管理署、当センターからも5名が参加して、山岳ガイドの皆さんと休憩舎の壁やベンチ、テーブルに張り付いた苔等をブラシで清掃、また、最大の課題であった屋根の雨漏り箇所は屋久島地杉の平木を用いて補修しました。

       山岳ガイドの皆さんの懸命な作業の結果、休憩舎は見違えるように綺麗になるとともに、雨漏り箇所も修復され雨の多い屋久島において引き続き観光客に心地よく利用して頂けるようになりました。

       今回の取組は、国有林職員とガイド団体で意見交換を行い、国有林内のボランティア活動を実施して頂いたものであり、これを機に登山道等の危険箇所の修繕等のボランティア活動を継続したいとのことでした。また、当日の作業状況についてはマスコミ2社の取材を受け、山岳ガイドと国有林の取組について地元をはじめ広く県民にPRすることが出来ました。

    屋久島地杉の平木で屋根補修

    参加したガイドの皆さん


    2018614()

    屋久島高校で黒味岳登山の事前指導を実施


       平成30614()屋久島高校において、7月に予定されている黒味岳への学校登山を前に、1年生78名を対象として当センター職員による登山の事前指導を行いました。

       屋久島高校の学校登山は毎年実施されている1年生の行事で、郷土に伝わる「岳参り」の風習の体験等を目的としています。

       今回の事前指導では、登山中のマナーと注意事項や携帯トイレの使用方法について、写真や実物を交えながら説明を行いました。また、説明後は生徒代表や4月に赴任した先生に実際に携帯トイレを体験してもらい、使用手順や必要性を伝えることができました。

    説明を聞く生徒

    説明を聞く生徒


    携帯トイレに挑戦する生徒代表

     

    2018613

    ノースジャパン素材流通(協)の現地調査受け入れ


       岩手県にあるノースジャパン素材流通協同組合から、屋久島現地調査の要請に応じて10名を受け入れ縄文杉や安房貯木土場などを案内し屋久島森林管理署及び当センターの取組等の説明を行いました。

    12日は、川畑署長と一口指導官が現在建設中の屋久島町木造新庁舎を案内し、町担当者から屋久島地杉の特性や建築工法等の説明を受けるとともに、安房貯木土場においてヤクスギ土埋木の生産・販売状況等について説明を行いました。

    13日は、古市所長、奥村指導官、一口指導官が縄文杉を案内し、屋久島地域及び世界自然遺産地域内における保全管理の取組や樹勢回復措置を含めた縄文杉保護の経緯等について説明を行いました。

    今回の現地調査を通じて協同組合の方々からは、屋久島の素晴らしい森林生態系や縄文杉に感動したとの感想とともに、急峻な山岳部の多い屋久島で森林の保全と整備に関心を持たれ、その中で森林管理業務を行っている職員へ労いの言葉等をいただきました。

       今後も外部からの現地調査等を積極的に受け入れて、屋久島における国有林野事業に対する理解を深めてもらう取組を行っていくこととしています。


    縄文杉展望デッキにて

    2018年6月5日

    平成30年度屋久島町エコツー推進協議会総会を開催

       平成30年度屋久島町エコツー推進協議会は平成3065()、屋久島町役場本庁において平成30年度総会が開催されました。

       総会では、協議会会長の屋久島町長より「2月に行われた『全国エコツーリズム大会in屋久島』については、関係者の尽力により大盛況の内に終了し感謝します。この大会で宣言した「屋久島町エコツーリズム推進全体構想」については、本年度より本格的に策定へ向け取り組んでいく所存であり、本日がその第一歩となる場であり、活発な議論をお願いしたい」と挨拶がありました。

       協議事項では、平成29年度事業報告および決算報告、平成30年度事業計画及び予算案、当推進協議会への参加申し出、特別委員の選任、エコツーリズム推進全体構想の策定について協議が行われました。

       協議の中では、予算等の質問の他、平成27年にエコツーリズム推進全体構想に係わり専門部会である策定部会立ち上げで実質止まっている状況から、策定に向けた部会のメンバー構成などの進め方等が協議されました。

       最後に、全体で協議事項を確認し終了しました。


    エコツー推進協議会総会総会の模様

    2018年5月16日

    小瀬田小学校4年生に森林教室を実施

       当センターは、屋久島町立小瀬田小学校において4年生7名を対象に、森林教室を行いました。

       今回は、「葉っぱを通して屋久島の自然を知ろう」をテーマに、屋久島の気候、ヤクシカやヤクスギなど動植物、そして樹木の葉っぱの形や着き方などを説明後、校内散策を行いました。

       児童達は、「自分の好きな葉っぱを探そう」と散策する中で、大きな葉っぱや綺麗な葉っぱなど思い思いに各児童が一番好きな葉っぱを持ち寄り、好きな理由などを発表しました。

       最後に、古市所長から「小瀬田小学校葉っぱ探検隊隊員証」を各児童に手渡し、「これからも屋久島の自然を知って、友達や家族に教えてください」と述べ、終了しました。

       今回の森林教室では、校内の身近な植物を通し、児童からは「ハマビワの葉の模様が、メロンの模様と同じ」など子供の視点による自然観やツマベニチョウの食草となるギョボクの葉を食べてる幼虫を見つけるなど、改めて児童達に屋久島の自然を理解させる内容となりました。


    好きな葉っぱを探して散策中


    隊員証を受け取る児童


    2018429日~55

    縄文杉周辺マナー指導を実施


       林野庁・屋久島町・環境省・鹿児島県・屋久島観光協会・屋久島環境文化財団等で構成されている「屋久島山岳部利用推進協議会」では、GW期間中の縄文杉周辺のマナー指導を例年行っています。

       当センターと屋久島森林管理署は、429日と55日を受け持ち、北デッキ周辺の混雑防止のため、登山客への呼びかけや誘導等を行いました。

       今年度の指導期間中における縄文杉登山者数は約3,600人となり、その中でも超混雑日と予想されていた54日は、約760人にのぼり毎年多くの登山客が集中しています。また、500人以上の日も数日ありました。

       マナー指導期間中においても、骨折等の怪我により救助隊の緊急出動が発生していますので、登山される方々は十分な準備と体調管理を行い安全に登山しましょう。


    大勢で賑わう正面デッキ

    2018425日~26

    屋久島地杉苗(コンテナ苗)育苗に関する現地検討会について


       当センターにおいては、森林の多面的機能の発揮のため土台となる森林生態系保全の健全性と活力の維持、森林施業を行う際の原則となる生物多様性保全等を念頭に置き、試験研究の関係機関及び苗木生産者等からの意見を踏まえ、スギ挿し木苗の発根(発芽)を目標に昨年11月から、「スギ挿し木コンテナ苗」育苗試験を実施しています。

       これまでの育苗管理における課題等を整理し、九州育種場及び九州大学等へ資料を送付するなど指導・助言を仰いでおり、今回、各機関の専門の方々を講師に招き現地検討会を実施しました。

       参加者は、屋久島森林管理署、鹿児島県屋久島事務所、屋久島町、屋久島地杉苗木生産協議会(5者)及び九州育種場、九州大学の講師の方々含めて30名程度で開催しました。

       2日間にわたる現地検討から実技体験と実践的な内容となり、参加者からは「初めての経験で勉強になった」等々の感想も聞かれ、大変有意義なものとなりました。

       今後の屋久島の森林・林業の成長産業としてコスト低減等経済性を追求する一方で、水源涵養や土砂流出防止、多様な生態系の保全等々の観点からもバランスのとれた持続可能な森づくりや森林生態系保全活動を進めることとしています。


    採穂する様子

    挿し木を体験する

    2018420日

    平成30度年第1回屋久島外来種対策行政連絡会」を開催


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    20日、当センターにおいて、屋久島森林生態系保全センター、屋久島森林管理署、環境省、鹿児島県、屋久島町役場など関係行政機関による「平成30度第1回屋久島外来種対策行政連絡会」が開催されました。

    今回は、各行政機関の平成30年度における外来種に係わる取組を説明しました。

    国有林内におけるアブラギリ駆除や住宅等に侵入したヤンバルトサカヤスデの駆除対策、アメリカハマグルマのパークボランティアとの共同駆除作業、島内外来植物(木本類)侵入分布図の作成、各機関における普及啓発活動などを説明、意見および情報交換を図りました。

    また、外来種対策の現場視察では、屋久島森林管理署が本年度予定しているアブラギリの伐倒駆除をベースに、事業期間等調整し実施することを確認しました。

    最後に、今年度の各行政機関の外来種対策を進めると共に、連絡会としての情報共有化など連携強化を確認し終了しました。


    各機関が今年度の取組を説明している

    お問合せ先

    屋久島森林生態系保全センター

    ダイヤルイン:0997-42-0331
    FAX番号:0997-42-0333