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九州森林管理局

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    森林の役割

    森林が持っている様々な機能の維持・増進のために、さまざまな活動を進めています。

    保安林の整備

    土砂の流出・崩壊の防止や水源のかん養など、森林の持つ公益的機能が特に求められる森林「保安林」に指定し、機能が十分に果たせるよう整備しています。
    宮崎森林管理署の管理する国有林は、全体の89%の森林が保安林に指定されています。これらの保安林では、災害を防止するための森林・施設の整備を図るとともに、災害が発生した場合は植生の回復をはじめ、災害の再発を防ぐための「えん堤」の設置など、森林の持つ働きを補助・改善する「治山事業」を推進しています。

    (復旧状況画像)

    (復旧前)
    去川国有林267に林小班
    災害状況

    (復旧後)
    えん堤設置

    レクリェーションの森の整備

    人と森林とのふれあいの場を提供するため、四季折々の自然の美しさを楽しむことができる 宮崎自然休養林や、一ッ葉野外スポーツ地域のレクリェーションの森を設定し、森林とのふれあい環境を整備しています。宮崎森林管理署には2カ所1,642haのレクリェーションの森があり、国民の皆さんに親しまれています。

    双石山一ッ葉海岸林

    宮崎自然休養林(双石山)一ッ葉野外スポーツ林

    保護林等の指定

    国有林では、貴重な野生動植物が生息・生育する森林などを保護林に指定し、その保護・保全に努めています。宮崎森林管理署の管理する国有林には、綾の森林生態系保護地域や双石山林木遺伝資源保存林をはじめ、9カ所、約2187haの保護林があり、保護・保全が図られています。

    また、綾川上流緑の回廊(約2269ha)では、保護林どうしの間にある人工林を、長い時間をかけて少しずつ本来の姿である照葉樹林へ戻す森づくりを進めています。

    八久保林木遺伝資源保存林
    (イチイガシ)

    森林整備と木材の安定供給

    豊かな森林から再生産され、リサイクルによる再生も可能木材は、加工時に要するエネルギーも他の製品と比べて少なく環境に優しい資源といえます。この木材を循環的・恒久的に生産し続けて利用するため、自然条件,経済性,地域性等を考慮しながら収穫と植林を繰り返すことによって、国民の皆様に木材を安定的に供給できるよう努めています。

    椪(はえ)積みされた木材

    お問合せ先

    宮崎森林管理署
    住所:〒880-0844

    宮崎県宮崎市柳丸町388-5
    ダイヤルイン:0985-29-2311