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10月5日、第4回実践・公開講座「木の温もりに触れる」を行い、11人が参加しました。
これは、木製品作りを通じ、木の温もりに触れていただこうと企画したもの。今年も県伝統工芸館の木工サークルの方々にご協力をいただき課題のCDラック兼用本棚とミニチェアー作り取り組みました。 20ミリの丸棒を用いて丸みを持った暖かみのある本棚作りに挑戦した参加者は、シンプルなデザインの構造でしたが、据えたときの安定感が微妙に難しく、調整に苦労していました。
また、ミニチェアーに挑戦の方は、部品の数が多く、ノコギリを使っての部品作りや木ネジでの組み立てに手間取っていました。
「サシガネはこう使うんですよ」との、木工サークルの皆さんの指導に、参加者は「なるほど」とコツをつかんだ様子。クランプを使って材料を同じ長さに切り揃える方法などサークルの方の「匠の技」に感心していました。
また、用意して来られたランダムサンダーやテーブルソーといった普段見ることのない工具類に参加者は興味津々の様子で「こんな事も出来るの」と日曜大工に目覚める方もいました。道具の使い方や、加工のノウハウが身についたころ、作品もできあがり、最後に作品を手に記念撮影。木の温もりに触れた1日となりました。
(担当=指導普及課)
![]() 完成した作品を手に記念撮影 |
![]() 指導される木工サークルの方 |
10月23日、熊本経済記者クラブ14社と林政記者クラブ6社に、本年度3回目となる記者会見を行いました。
記者の方たちは10月から開始した「林地残材」の実証調査に関心を示し多くの質問がありました。
主な会見内容は、(1)琉球諸島における保護林の新設・拡充(2)九州森林の日関連行事について(3)国有林間伐推進コンクールについて(4)林地残材の有効利用に向けて(5)簡易で壊れにくい路網づくりのレベルアップについての6項目です。

挨拶する津元局長
表土ブロック積み工法を応用した新しいスイッチバックを開設。線形の落とし方、具体の開設の仕方などを各事業体に伝授する現地検討会を開催。スイッチバックは九州局では初めてで、S字登坂路が設置しにくい山腹斜面でも開設できる、従前よりも崩れにくい、高さが稼げる、短時間で容易に開設できるといった特徴があります。当日は雨で開設の実演はできませんでしたが、既に開設済みの2個所と、あらかじめ線形とポイントとなる点を表示した開設予定個所で、開設の原理や線形などの入れ方、具体の開設の仕方などの検討を行いました。

現地検討する参加者
独立行政法人国際協力機構からの依頼を受けてフィリピン環境天然資源省などから5人の研修員を受け入れました。
はじめに、研修員は九州森林管理局で管内の国有林の特徴、管理経営の方法などの説明を受けたました。研修生からは、フィリピンで推進しようとしている住民参加型の森林管理に係る質問が数多く出され、当方から企業、NPO、ボランティア団体などが国有林野を活動のフィールドとして利用できるさまざまな取り組みについて説明しました。
次に、熊本森林管理署管内のくまもと自然休養林「菊池水源地区」(熊本県菊池市)を視察しました。管理方法などについての質問があり、地元市町村などと一緒になって保護管理協議会を作り、協力金を得ながら、維持管理を行っているとの説明に驚いておられました。
自国の住民参加型の森林管理に当局の取り組みが少しでも参考になればと思います。
(担当=総務課)

菊池水源で説明を受ける研修員
由布・鶴見岳自然休養林で近鉄・別府ロープウェイと共催し「鶴見岳紅葉探勝会」を開きました。当日は県内から参加した40人を4班に分け、当署職員などの案内により鶴見岳山頂から猪ノ瀬戸林道までの約6㌔のコースを散策し、紅葉と森林浴を楽しみました。参加者はコミネカエデ、ガマズミなどに歓声を上げたり、事前に準備したサルナシの実を賞味し、キウイフルーツみたいと驚いたりと、職員の説明に聞き入っていました。最後に「楽しかった。また参加したい」などの意見が多く聞かれ、秋の鶴見岳を満喫した一日となりました。

樹木の説明を受ける参加者
屋久島自然休養林白谷雲水峡において、アサヒビールグループの社員15人と屋久島レクリエーションの森保護管理協議会関係者10人が四つのグループに分かれてボランティア活動を行い、木道の滑り止めの交換、苔落とし、看板の清掃を実施。当日は、あいにくの雨模様でしたが、参加者の熱意が通じたのか、昼前には雨もほとんど上がり、予想以上の活動ができました。参加者からは、「成果が目に見える事がうれしい。来年も是非やりたい」などの感想が聞かれ、今後も、この活動が継続し発展していくことを期待します。

看板の清掃を行う参加者
宮崎県五ヶ瀬町内の4つの小学校5年生を対象に、五ヶ瀬ハイランドスキー場周辺の国有林内で霧立越の歴史と自然を考える会会長の秋本治氏の協力を得て、「お届け講座」を実施。児童らは、バードウオッチング、治山工事現場で木材が有効に使われ災害防止に役立っていることなどを学んだ後、2つの班に分かれて、保育間伐個所での森林の効用や地球温暖化と森林とのかかわり、遊歩道沿いの樹木や植物などを勉強しました。児童らは、森林や林業に興味を持ち、森林浴にも大満足の様子でした。

森林について学ぶ児童
JICAが行う国別研修の一環として、ラオス国農林省職員7人が当署を訪れました。午前中、署会議室において、笹岡哲也署長から、国有林の管理経営および「綾の照葉樹林プロジェクト」についての概要説明が行われ、午後は、綾町内の国有林において、自然林復元のための間伐作業を体験。スギを伐採した後に林内に日光が射すのを見て感激され、焼き畑や不法伐採で森林が消滅している状況にある自国のために生かしたいと強い意欲を示されていました。

笹岡署長より説明を受ける研修員
阿蘇くじゅう国立公園の牧ノ戸峠一帯で、試験地を設定し、ササ類やノリウツギなどに被圧されているミヤマキリシマの刈り出し作業を行いました。当日は、九重町、環境省・くじゅう保護管事務所、九重・飯田高原観光協会、九重の自然を守る会、当署職員を含め26人が参加し、植生の遷移の進行で、衰退しつつあるミヤマキリシマを手鎌などで丁寧に刈り出しました。陽光が十分に当たるようになったことから、樹勢の回復や開花量の増加を期待し、経過観察することにしています。)

手鎌で作業する参加者
鹿児島県にある柴尾山山頂周辺のブナ林の保全・保護のための現地検討会を開催。当署職員が参加し、紫尾山の植生を代表する貴重なブナが、近年何らかの要因により枯損し倒木する個所が散見されるようになってきたことから、ブナの生態の確認と保全・保護に係る方策などを話し合いました。ブナ林の生態についての理解を深め、保全・保護の対策を講じる必要性と方策について一定の方向を決定して現地検討会を終了しました。

ブナの結実調査をする職員
北海道森林管理局帯広事務所の販売担当職員7人が2泊3日の行程で当局管内の視察に訪れました。
初日、一行は九州森林管理局で管内概要やシステム販売などの説明を受けました。
翌日は佐賀県の伊万里木材コンビナートを訪れ、スギ・ヒノキ原木からラミナ材への製材工程や集成材に至る工程などを見学しました。また、長崎署管内では保育間伐活用型の現場で列状間伐や簡易で崩れにくい路網の作設状況を見学し、九州国有林での木材生産・販売の状況などについて熱心な質疑を交えるなど有意義な来訪となりました。
(担当=販売課)

保育間伐現場を視察する一行
屋久島森林環境保全センターで縄文杉周辺の植生回復措置(シカ柵設置)に関する検討委員会を開催。会では、シカ柵設置について、観光景観、植生生理、シカ行動など幅広い分野の専門的知識を有する委員を中心に関係行政機関なども参加し意見交換を行いかした。検討の結果、柵の高さ・色・網目の大きさ・張り方・出入り口の位置など原案に修正を加えながら、具体的な設置方法が決定され、平成21年2月頃を目途に設置する予定です。
