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8月4日・5日、熊本市立金峰山少年自然の家(熊本市)において、「学校林・遊々の森」全国子どもサミットin九州が開かれ、九州各地の小学校9校、山梨県、高知県の小学校から各1校の児童や先生方など総勢100人の参加がありました。
当サミットは、「学校林」や「遊々の森」で子どもたちが森林や林業を学び体験する活動の場を広げていこうと開かれたもので、昨年に続き今回が2回目。 一日目は各小学校の児童から、下刈や枝打ちを体験したこと、明治43年に植栽された学校林について調べたこと、「遊々の森」の樹木調べをしたこと、カブトムシのすみかづくりに取り組んだことなど日頃の活動内容やその成果についてプロジェクトなどを用いて発表がありました。
その後、参加者は(1)森の神様(2)忍法!鳥寄せの術(3)森を作ろう(4)森の生態博士になろうの4つのグループに分かれ、NPO法人くすの木自然館の方々を講師とするワークショップに参加、森や自然について学びました。 2日目は、少年自然の家周辺の遊々の森において、自然観察会が行われました。参加者は、九州森林インストラクター会の方々の案内で、森林を散策、葉のにおいを嗅いだり、手で感触を確かめるなど5感を使って植物の特徴や自然を体験しました。
今回参加された方々が情報発信源となり、森林での学習・体験活動が今後さらに広がっていくことが期待されます。
(担当=指導普及課)
![]() 日頃の活動内容や成果を発表する児童 |
![]() テレビ強の取材を受ける児童 |
JAFが企画する自然体験イベント「親子で自然体験」が、由布市蛇越国有林内で行われ、県内外の10家族35人の親子が参加しました。当署もJAFからの依頼を受け、スタッフとして参加。当日は、楽しみながら親子で自然とふれあい、森について学んでもらおうと、竹飯づくり、モックン・コースターづくり、間伐を体験していただきました。後日参加した親子から「また参加したい」などのFAXが届きました。今回のイベントが森林に関心を持つきっかけになればと思います。

間伐を体験する児童虫かご作りに取り組む参加者
環境省希少野生動植物種保存推進員の乙益正隆氏を講師に招き、あさぎり町白髪岳林道沿線で第2回目「人吉・球磨自然観察会」を行いました。当日は、一般参加者、当署職員の総勢50人が参加し、カツラ、ミズメ、サワグルミと日頃目にしない巨木を観察。特に、ハイノキは、別名「イノコシバ(猪子柴)」と言われ、この木を重ねておくと猪が入り込んで来るから銃で仕留めていたなど、木と昔の生活との関わりなどの説明に、参加者は熱心にメモを取っていました。

樹木の説明を熱心に聞く参加者
鹿児島市を中心に死者・行方不明者が49人に上った「8・6水害」から15年が経過し、水害を教訓に森林整備の大切さを知ってもらうために「第9回水の緑を育てる親子エコツアー」(鹿児島水と緑の委員会主催)の一環として、森林の学校を甲突川源流部の山之内国有林で開催。当日は親子ら約40人が参加し、職員から森林の働きなどの説明を受けた後、ヒノキの間伐に挑戦。子供たちは職員に手伝ってもらいながら懸命にノコを引き、木が倒れると歓声を上げていました。この模様は、テレビ放映や新聞掲載もなされ当署の取り組みを広くPR出来ました。

テレビ局の取材を受ける児童
九州森林管理局では、一般の方々から意見・要望などをお聴きし、これらを国有林の管理経営に反映させるため、毎年国有林モニター会議を行っています。今年は8月2日に、国有林モニター30人の参加のもと開きました。 会議では、まず熊本市小萩園森林学習館において、九州国有林の特徴や、機能類型区分による管理経営、さらに九州からの日本林業の再生や九州間伐紙など九州局の主な取り組みについて説明しました。また、今年度のモニターの課題である保護林について、世界自然遺産である屋久島森林生態系保護地域での取り組みを中心に説明しました。 その後、金峰山周辺の国有林の現場に行き、(1)列状間伐のモデル林(2)崩れにくい路網を作設し間伐を実施した個所(3)貴重な植物群落を保護してる金峰山植物群落保護林の3カ所を視察しました。
モニターの方々からは、「列状間伐は非常に効率的であり、間伐を進める上で良い。自分も山を持っており、この様な道(路網)を造って木材を生産できるなら、手入れをして、木を伐って家を建てたい。スギばかりでなく広葉樹も植えた方がよいのではないか」など多くの意見や要望がありました。 モニター会議でいただいたこれらの貴重な意見や要望については、今後の管理経営に反映させるように努めていきます。
また今後は、アンケートの実施やブロックごとの第2回モニター会議も予定しており、その中でモニターの皆様からさらに意見・要望などをお聴きしていきたいと考えています。
(担当=企画調整室)

現地を視察するモニター
平成19年度台風5号による甚大な被害を受けた宮崎県日之影町と延岡西部地区の災害復旧工事を安全かつ円滑に進めるために安全祈願祭が開かれ、署職員、工事の早期完成を願う地元代表、請負事業体関係者ら約50人が参加し、無事故無災害を祈願しました。その後関係者による工事現場の安全パトロールや研修会を行い、工事関係者らから具体的で思慮に富んだ意見が多数出されました。当該個所は特に劣悪な条件の工事現場が多いことから、更に気を引き締め絶対に災害を出さないことを誓い合い安全祈願祭を終了しました。

安全祈願をする山部署長
熊本県菊池市の竜門ダムにおいて、斑蛇口湖活性化推進協議会主催の「竜門ダムフェスタin菊池」が開かれ、親子連れなど約1500人が訪れました。各団体のテントが立ち並ぶなか、当署の国有林コーナーでは、茹だるような暑さのなか職員の指導を受けながら、本立て作り、丸太切り、ペンダント作り、ぶんぶんコマなどを体験しました。また、職員手作りの火おこし器による火おこし体験も好評で、火が燃え上がる度に、子どもたちの歓声が一日中響き渡っていました。

火おこしを体験する児童
不法投棄が目立つ県道28号線沿いおよび一ッ葉海岸の国有林において、宮崎土木事務所、国有林の関係団体、署職員総勢約50人でクリーン活動を行いました。テレビ・電子レンジなどの家電製品、家庭ゴミ、中にはゴミ収集袋に入れ不法投棄されたものもあり、集めたゴミは4㌧トラック1台、軽トラック1台となりました。猛暑の中、みんなで流した汗が、不法投棄の防止に繋がることを願っています。

クリーン活動に汗する参加者
都市部の子ども達を対象に山村でしか体験できないプログラムの一つとして、霧立山地森林ウオーキングが行われ、五ヶ瀬町の要請を受けて、当署からアドバイザーとして職員を派遣しました。当日は、福岡市周辺の小学3~6年生の児童15人とそのスタッフが参加しました。児童らは職員から森林の概要などを説明を受けた後、遊歩道沿いを散策しました。白い花を付けたオオカメノキや、シカは食べないバイケイソウなど自生する植物の説明に真剣に耳を傾けていました。最後に、児童らは緑豊かな森林の中での体験に生き生きした表情を見せていました。

樹木の説明を真剣に聞く児童ら
地域に根ざした学校教育の推進、学校教育以外の社会にも視野を広げることを目的とした地域貢献体験研修に出水養護学校の先生2人が当署の出水森林事務所管内で研修を受講しました。研修は、同森林事務所首席森林官などが講師となり、森林管理署の役割や業務内容を説明した後、請負現場を見学。その後、保育間伐を体験しました。先生方からは、「山を見る視点が変り、見えないところで多くの方が努力していることを知った、子供たちと森や木にふれあう機会を作りたい」などの感想が出され、森林・林業への理解を深めていただくことが出来ました。

現地で検討する参加者
8月25日、局大会議室において、国有林野などの管理および処分を調査審議する「第91回国有林野管理審議会」が開かれました。
会議では津元賴光局長があいさつした後、会長の中尾保德熊本商工会議所会頭の議事進行により当局が諮問した3議案について審議が行われました。
国有林野管理課長が、スライドを使用して各議案の内容を説明した後、各委員からの意見などを聴取する方式で行われ、3議案とも諮問どおり答申されました。
諮問事項は、次のとおりです。
(担当=国有林野管理課)

審議会であいさつする津元局長
大分県竹田市の鉢久保国有林において、森林官などを対象に森林ふれあい研修を行いました。講師に大分県森林インストラクター会会長の池永邦夫氏を迎え、森林インストラクターの役割とイベントの企画についての注意点など、経験談を交え興味ある話がありました。その後、林木遺伝資源保存林に入り、植物観察と、樹種の見分け方、ネイチャークラフトなどを行いました。森林の解説者としての森林インストラクターに魅力を感じた1日となりました。

樹木の見分け方を学ぶ職員
夏の避暑地である菊池渓谷は、年間30万人の行楽客が訪れます。渓谷内は、老木が多く落枝・落石の危険性があるため安全に過ごしていただくために県、協議会、署が一体となり菊池渓谷の遊歩道の点検を行いました。当日は、2組に分かれ延べ約8㌔のコースを歩きながら転石・倒木の除去、注意看板の設置、危険個所の通行止めなど安全対策を講じました。今後も、関係機関と協力し、定期的に行っていくことにしています。

注意看板を設置する参加者
宮崎県延岡市の浜山国有林において、ライフサイクルの森造成事業として、延岡中央ロータリークラブによる抵抗性マツ植樹地で同クラブによる下草刈りが行われました。夏の炎天下を避けて、夕方から会員約10人が参加して、20~30㌢も伸びた新芽のマツの廻りの雑草を機械や手鎌で除去し、会員達は心地よい汗を流しました。当クラブでは、秋に植樹、夏に下草刈りといった森林整備活動に毎年取り組むことにしています。)

下草刈りをする会員
霧島市の山神前国有林で、署職員と請負事業体など約60人が参加して、安全勉強会を開催。勉強会では、次長より新しい一般競争入札制度導入に伴う安全関係などについて説明を行った後、プロセッサによる低コスト・高能率作業システムの保育間伐個所の実行状況を見学しました。午後から加治木労働基準監督署の前野吉春第二課長から「林業関係の災害事例および林業の安全対策いついて」と題して、林業労働災害の発生状況、リスクアセスメント、災害事例によるKY活動などについて講義を受けました。最後に活発な意見交換を行い、参加者一同が「ゼロ災」に向けて決意を新たにしました。

勉強会で挨拶をする山長署長
8月27日、宮崎県環境森林部長の依頼を受けて、韓国山林庁の北部地方山林総長外5人の研修生を受け入れました。
はじめに、九州森林管理局において研修生から事前に用意された質問事項に対して、国有林野管理課から国有林野の売り払いや貸し付けについて、販売課から、安定供給システムや地球温暖化防止対策に係る森林整備などについて説明を行いました。
同総長から、造林政策について、国産材の利用状況や輸入材との競争力確保のための対策について、国有林内の木材生産計画や販売制度についてなど、多くの質問が寄せられました。
その後、一行は、熊本市の金峰山国有林の保育間伐[活用型]の伐採現場に場所を移し、プロセッサによる造材などを視察しました。熊本森林管理署長の説明に対し、伐採搬出コストと販売価格についてなど質問が出され、研修生は熱心にメモをとっていました。
(担当=総務課)

プロセッサーによる造材現場を視察する一行
福岡県岡垣町三里松原の海岸林と那珂川町上梶原の県道沿線においてクリーン活動を行いました。両日とも猛暑の中、三里松原では職員21人が、上梶原においては那珂川町と企業のボランティアの協力も得て38人が不法投棄されたゴミを黙々と回収しました。町の協力の下、回収処理されたゴミ約5㌧を処理施設に搬入処理しました。きれいになった海岸林や奥山に流した汗は心地よく感じました。

清掃活動に汗する参加者
当署とふれあいの森「ながお遊樹の森」の協定を締結している「かごしまグリーンヘルパーの会」主催による森林ボランティア活動が行われ、当署も参加者を対象に森林教室を行いました。当日は、会員をはじめ地元の竹子小学校の先生や児童など54人が参加し、悪戦苦闘しながらもスギの間伐に挑戦しました。当署職員も間伐の技術指導を行うとともに、「地球温暖化防止の森づくり」と題して人工林の間伐の必要性などの説明や、紙芝居、竹とんぼ作成を行い、参加者からは「とても楽しかった」と好評でした。

竹とんぼ作りに熱中する児童
スギ板を使ったクラフト楽しむ8月24日、監物台樹木園において第3回実践・公開講座「森を楽しむ(クラフト)」と題し、22人の参加者が巣箱づくりに挑戦しました。
今回は、九州森林インストラクター会の村尾照志氏の指導の下、小鳥用の小型のものと、フクロウに適した大型の巣箱の2種類を製作しました。殆どの参加者は小型の巣箱で、スギの板をノコギリで裁断し、釘を使い組み立て、最後に屋根を蝶番で止めました。
参加者は、慣れない道具とあって、線は引いてあるものの波を打ち、板と板がうまく接合しないなど悪戦苦闘していましたが、全員が自分の手で作り上げました。
また、祖母と参加した小学生は、「夏休みの宿題が出来てよかった、学校に持って行きます」とうれしそうでした。
最後に村尾氏から巣箱の掛ける場所や時期についての話があり、参加者は熱心に聞き入っていました。
(担当=指導普及課)
![]() 完成した巣箱を手に記念撮影 |
![]() 協力して巣箱作りに挑戦する親子 |