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6月1日、第1回森林倶楽部「初夏の三角岳を訪ねて」を実施。36人が参加し熊本県天草市の三角岳を訪れました。
三角岳(標高407㍍)は、標高が低い割にきつく、体力が必要な山です。登山口に着いた一行は、今回企画した災害通信ネットワーク森林監視隊の橋柿正與理事長から、「三角岳は私の地元で、一度はここで行いたいと思いを温めていました」と、挨拶の後、山頂を目指す班(1・2班)と途中の雲龍台までの班(3班)の3班に分かれ目的地を目指しました。
20分程歩くと三角の街が見渡せる展望台に到着、街を眼下に眺めながら橋柿理事長より街の歴史について説明を受けました。
参加者も息を切らし疲れが出てきたとき、雲龍台に到着。天草5橋の1号橋を眼下に望み大矢野島の海に広がる島々のパノラマに参加者は疲れも忘れた様子でした。
休憩後山頂を目指し出発、途中、シャリンバイやトベラなど海岸付近でよく見られる樹木や、イワヒバやムサシアブミ、ウラシマソウなどの珍しい植物の説明を受けながら27人が山頂に到着しました。
参加者からは「海抜0~400㍍まで一気に登る珍しいコースだった、標高の割にはきつかった」などの声が聞かれ、無事第1回森林倶楽部を終えました。
(担当=指導普及課)
![]() 36人が参加、三角岳登山口で記念撮影 |
![]() 途中、植物について説明を受ける参加者ら |
宮崎県えびの市えびの高原荘で、当支署・鹿児島森林管理署、環境省、県、関連自治体、警察など約40人が出席して、霧島連山高山植物等盗採防止対策連絡協議会を開催。協議会では、ミヤマキリシマが盗掘被害を受けた事に伴い巡視を強化したことや、一斉検問で、盗掘者を検挙し自然公園法違反で罰金を科したことなどの報告がありました。出席者からは、さらなるパトロールなどの巡視活動を強化し、入林者や登山者に対し盗採防止やマナーアップを呼びかける啓発活動を今後も行うことで確認しました。

40人が出席し、盗採防止を協議
檍振興会の四倉武夫会長を始め6人の方々に当署長より取締監視員の委嘱状の伝達式を行いました。同会は宮崎県一ッ葉海岸林における産業廃棄物などの不法投棄、松の盗採、松枝などの不法窃盗の巡視員として、平成11年から巡視活動をスタートし今年で10年目となり、不法投棄防止に大きな役割を果たしてきております。また、当海岸林での植栽活動や松林の手入れなどを自主的に行うなど「みんなで創ろう一ッ葉の森林」の実現に向けて大きく貢献しているところです。

委嘱を受けた監視員の皆さん
当署会議室において、環境省希少野生動植物種保存推進員の乙益正隆氏を講師に、「森のセミナー」を開き、一般参加者や当署職員など約50人が参加しました。乙益講師は、シカの増加が自然に与える影響、特に、シカの増加により川辺川の濁りがひどくなったり、山地の崩壊の原因まで作っていると話され、参加者らは一様に驚き真剣に聞き入っていました。また、シカの食害により絶滅に瀕している植物、或いは、逆に増加しつつある植物の紹介など興味深い貴重な講演会となりました。
講義に耳を傾ける参加者
今年度の国有林モニターについては、3月末より一般公募を行っていたところですが、先日58人を決定し、平成20年6月1日から平成21年3月31日までの期間、モニターを依頼しました。
国有林モニター制度は、国有林について理解の促進を図るとともに、モニターの皆さまから意見、要望等を聴取し、これを開かれた「国民の森林(もり)」である国有林の管理経営に役立たせるため、毎年度行っています。
今回決定したモニターは、九州各地にお住まいの20代から70代の方々で、森林の管理や国有林に関心がある方は勿論のこと、日頃から自然に親しまれ、森林を次世代に残したいと考えておられる方々です。また、関心事項も国有林を含めた森林・林業に関することから国土の保全、山村の過疎化、木材の利用、温暖化防止、環境教育、森林づくり活動など多岐に渡っています。
今後、モニターの方々には国有林に関する情報提供は元より、アンケートやモニター会議の実施を通して、国有林への御意見などを頂くこととしています。
(担当=企画調整室)
青井岳国有林において、宮崎県三股町立三股小学校82人、同町立三股西小学校108人の4年生にそれぞれ森林教室を行いました。当日は、保育間伐と丸太切りを体験。児童らは懸命に鋸を曳き、伐り終えた樹木の匂いを嗅いだり木に触れるなどしていました。また、広葉樹の樹皮や葉、特徴などの違いや樹木の説明を受け、木の不思議に感動していました。最後に児童から「今回の体験を今後の授業に活かしたい」とお礼の言葉がありました。この模様はテレビ・新聞にも報じられ森林・林業の重要性をPRすることが出来ました。

丸太切りを体験する児童ら
当署は、別府ロープウェイと共催し「鶴見岳ミヤマキリシマ観賞登山会」を開きました。由布・鶴見岳自然休養林は、国有林の中でも景観が特に美しく、保健休養に適した森林であることから、年間を通じて多くの登山者や観光客が訪れています。当日は参加者55人を4班に分け、当署職員などの案内により、鶴見岳山頂から鞍ケ戸を経由し、鶴見岳西登山口までの約6㌔のコースを散策しながら、植物観察をしました。雨上がりで歩道は滑り易く大変でしたが、見頃を向かえたミヤマキリシマやウマノアシカタなどの植物に歓声を上げ、心地よい汗を流し、自然を満喫していました。

自然を満喫の参加者
鹿児島県霧島市の市野々国有林において、当署関係者および事業実行中の請負事業体の約60人が参加して「崩れにくい低コスト作業路の現地検討会」を開催。講師は、高知県で開かれた研修会に参加した橋元林業(有)の橋元和博氏が行いました。まず始めに、署長などから安全関係、作業路全般について説明した後、橋元氏より実演を交えながら表土ブロック積み工法、丸太組工法などを説明。最後に参加者との意見交換を行い、今後とも積極的に取り組んでいくことを確認しました。

丸太組み工法について学ぶ参加者
当局と(社)熊本林業土木協会は、6月19日、局長室において、「九州森林管理局における国有林防災ボランティア制度に関する協定」を結びました。
本制度は、昨今、局地的な集中豪雨・台風等による山地災害や大規模地震災害が多発化、激甚化しており、国有林野においても、大規模災害による被害の発生が懸念されることから、国有林野内における山地災害等に係る情報の収集に当たって、地域の森林土木技術者等を国有林防災ボランティアとして活用することにより、地震、台風等の大規模災害等に対する、より迅速かつ円滑な災害対策の実施および地域住民の安全の確保・意識の向上を図ることを目的として、本年3月に創設されたものです。
九州森林管理局においては、全国に先駆けてこの防災ボランティア活動の支援業務を的確に実施し得る非営利法人を対象として5月に公募を行い、一定の審査を経たうえで(社)熊本林業土木協会を本協定の相手方として決定しました。
当日の調印式では、津元賴光局長と永野征四郎協会長が協定書に調印した後、局長が「近年、国民の防災ボランティアへの関心は一層高まりを見せており、地震、台風災害等被害の軽減に向けた社会貢献活動に取り組む事例が増えています。また、6月14日発生した岩手・宮城内陸地震災害でも迅速な災害対策等がなされており、もし地震、台風等の災害が発生した場合は、適切な初期対応が行われるよう貴協会の森林土木事業における知見・能力や特性を活かし、国有林防災ボランティアによる情報収集等の活動を期待します」とあいさつしました。
永野協会長は「当協会は、国有林野事業における国土保全や林道等の基盤整備、迅速な災害復旧等に尽力するとともに、各種の緑化活動、森林内不法投棄物回収等様々なボランティア活動にも取り組んでいます。この国有林防災ボランティア協定をもって、国土保全、森林の整備、地域の暮らしを守る安全・安心の確保に、より一層貢献したい」と抱負を述べられました。
同協会では、九州一円から約600人を国有林防災ボランティアとして登録し、各森林管理署等と連携を図り、迅速な災害対策に資するための防災ボランティア活動を展開することとしています。
(担当=治山課)
![]() 調印後、握手をする永野会長(右)と津元局長 |
![]() 国有林防災ボランティア協定調印式に参列の皆さん |
大分県佐伯市青山国有林で「崩れにくい低コスト作業路網検討会」を行い、大分県、関係市町村、森林組合、認定事業体、森林管理局・署職員約60人参加しました。森林管理局生産係長と当署業務課長から低コスト路網の説明を受けながら、路網作設実演や高性能林業機械を使っての集造材作業の実演などを行い、路網と高性能林業機械の組合せによる効率的な作業システムについて意見交換会を行いました。意見交換会では、事業体から、路網線形の難しさや路網に適した林業機械などについて率直な意見が出され、効率的な作業システムを普及していく上で有意義な検討会となりました。

現地で検討する参加者
「美しい森林づくり推進国民運動」は、19年度からスタートした運動で、戦後築き上げてきた人工林について、100年先を見据えた多様な森林づくりの推進が目標です。
今年度は、間伐等促進法や関連する支援措置が新たに設けられ、より具体的な取り組みを進めるための予算等の措置や実行体制が整えられました。
九州森林管理局では、6月11日に「美しい森林(もり)づくり推進国民運動」推進本部を設置し、自ら間伐を着実に実施するほか、新たな支援措置が民有林の現場に定着し、民有林・国有林を通じて間伐等森林整備が進むようPRに取り組みます。
また、5月22日には、九州各県と九州森林管理局が共同宣言し、「美しい森林づくり」に向けた協力関係が明らかになったところであり、森林・林業に対する国民の理解が醸成されるよう、九州各県と連携して各市町村や一般の方々への積極的な普及・PRに取り組みます。
(担当=企画調整室)

美しい森林づくりについて検討する推進本部の皆さん
宮崎県えびの市・小林市・高原町の各会場で、宮崎県総合防災訓練が行われ、宮崎森林管理署と当支署の森林官などが参加しました。訓練は、噴火により林野火災が発生したとの想定で行われ、職員は、地上からの消防部隊としてジェットシューターを背に出動。空からは自衛隊のヘリコプター部隊の訓練も行われました。この訓練を通じて、災害時における地域住民や関係機関との連携強化など緊急連絡体制の重要性を改めて確認しました。

訓練に参加する職員
大畑国有林「千年の森林」で、会員ら約80人が家族連れで参加し「緑のオーナー友の会」の総会が開かれました。当日は、天候にも恵まれ総会終了後、参加者全員で42本のヤマツツジの記念植樹を行いました。参加者は、心地よい汗をかきながら丁寧に植えていました。その後、子供らを対象にスイカ割りやビンゴゲームなどを行い、バーベキュー、かっぽ飯など屋外料理を堪能しながら親睦を深め、来年の再会を誓いながら散会しました。

「千年の森林」で80人が記念植樹
平成20年度の実践・公開講座は、森のもたらす様々な働きや大切さを理解していただくために、全6回を計画しました。内5回は九州森林インストラクター会と共同で開く予定です。
第1回は「葉の構造を学ぶ」と題し、6月15日に熊本城内の監物台樹木園で行いました。
当日は、あいにくの雨にもかかわらず15人の方が参加。田代今朝広指導普及課長のあいさつ後、九州森林インストラクター会の安樂行雄会長から、植物の分類の仕方や樹木の用語、また、主脈や鋸歯など葉の構造について学びました。その後、森林インストラクター6人が講師となり、ルーペを使って葉のしくみについて観察を行いました。ホルトノキには、側脈が主脈につく部分に水鳥の水かきのようなものがあること、カツラには鋸歯の先にトゲ(腺体:蜜腺が突起状になったもの)があることなど、特徴ある樹木の葉について学び、参加者は植物の構造に関心を深めた様子でした。
(担当=指導普及課)
![]() 葉のしくみをルーペを使って観察する参加者 |
![]() 葉の構造を説明する安樂会長 |