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3月9日、九州森林管理局・熊本森林管理署・熊本県・熊本市の主催による合同植樹祭が、平成20年国土緑化運動(スローガン「温暖化緑で止めよう未来のために」)の実施に合わせて熊本市貢町の小萩国有林内で、一般参加者・来賓約300人の参加により開催。
今回の植樹祭は、平成19年からはじまった「美しい森林(もり)づくり推進国民運動」の一環として、地域住民をはじめ多くの方に森林に対する理解や関心を深めることを目的として行いました。
式典では、津元賴光九州森林管理局長が「森林の持つ国土の保全や地球温暖化防止などの機能を高度に発揮していくためには、森林の手入れを進めていくことが大切である。森林を守り育てることは、未来に向け、国土を守り、豊かな水を育み、良好な地球環境を形成し、様々な生物を保全することにつながる。本日の植樹祭を契機に、森林づくりに対して、皆様の一層のご理解とご支援をいただきたい」とあいさつ。続いて来賓として熊本県議会議長代理の佐藤雅司県議会議員、熊本県森林・林業活性化議員連盟会長代理の西聖一県議会議員が祝辞を述べられました。

津本賴光局長らがヤマザクラを記念植樹
式典では、植樹祭に併せて募集した「森林を詠んだ俳句」の発表と表彰も行われ、選者の熊本県俳句協会の近藤ひかる会長から、一般の部最優秀賞「春山となる一本を植えにけり」(荒尾市、西村安子さん)、ジュニアの部最優秀賞「森の中春には春のにおいする」(熊本市池田小5年、磯野勝利さん)など入選作品の発表、講評をしていただきました。

森林を詠んだ俳句入選者の皆さん
式典終了後、代表者でヤマザクラ2本の記念植樹を行った後、参加者全員でヤマザクラ、イロハモミジ、クリ1050本の植樹を行いました。今回は、愛知県で開かれた「愛・地球博」の公式キャラクター「モリゾー&キッコロ」も応援にかけつけ、自然を大切にする気持ちや自然を守る気持ちを伝えてくれました。

モリゾーとキッコロも応援にかけつけました
(担当=指導普及課)
九州国有林では、開かれた「国民の森林(もり)」の実現に向けて、国民の皆様との情報の受発信を深めていくことを目的に、平成16年度から国有林モニター制度をスタートしています。
平成19年度は、23人のモニターが参加して、2月25日に国有林モニター会議を大分県九重町と宮崎市の2会場で開きました。
会議では、九州の国有林における主な取り組みや森林・林業・木材産業の現状や課題などの説明や、国有林の治山事業実行箇所の現地視察を行うとともに、意見交換を行いました。
モニターからは、間伐材を有効利用したり景観に配慮した工法や、災害を未然に防止するための山の手入れの重要性などについて多くの意見や質問がなされ、(1)治山事業の目的が被災地を山に還すことだということがよくわかった(2)災害を防止する森林の役割を理解できた(3)災害の怖さ、治山工事の重要性を考えさせられた(4)自然石による景観に配慮した工法に感心したなどのご意見がありました。
また、意見交換の時間が少なかった大分会場の参加者には、モニター会議終了後にアンケートを行い、多岐にわたる貴重なご意見をいただきました。
今後も、国有林モニターの方々から寄せられるご意見を踏まえ、九州国有林の適切な管理運営に努めていく考えです。
(担当=企画調整室)

宮崎会場で台風被害の復旧治山箇所を視察するモニター

俳優の柳生博さんを囲む職員
さつま議会森林林業活性化促進議員連盟の26人が国有林の視察に訪れ意見交換会を行いました。壊れにくい作業路網と列状間伐を見学の後、署会議室で署長が最近の日本の森林と林業を取り巻く状況、当局が取り組んでいる低コスト林業と国有林材の安定供給システムによる販売について説明。鹿児島県の林業についても言及しました。議員からは「署がさつま町へ来たことは喜ばしい。林家も苦しい思いをしており、国はさらに林業政策を充実して欲しい」との歓迎や意見が出され、「今回は森林・林業についての情報を良く知ることができ有意義であった」と感謝の言葉をいただきました。

作業路網と列状間伐を視察する職員
熊本市立健軍東小5年生79人と先生が金峰山の国有林で植樹などの体験をしました。当日はあいにくの雨で、全員での植樹を断念し、代表20人がヤマザクラとケヤキを記念植樹し、金峰山少年自然の家で全員が本立て作りや丸太切りを体験。切った輪切りは、ドリルで穴を開け鉛筆立てにしました。午後からは「森林からの贈り物」と題した紙芝居で勉強。質問コーナーでは、様々な疑問に当署職員がやさしく説明し、森林や林業に理解を深めました。最後に代表児童から、楽しく体験ができたとお礼のことばがありました。

雨の中、記念植樹をする児童
春季全国火災予防運動の一環として、林野火災が発生した場合に備え、関係機関と合同訓練を実施。当日は、天候にも恵まれ、牧国有林で林野火災が発生し、延焼拡大中との想定で、職員と関係機関が、本番さながらに消火活動を行いました。参加者の林野火災を消し止めろとの思いから、きびきびした動きと緊迫感あふれる表情に頼もしさを感じました。最後に、町内パトロールを行い地域住民に山火事予防意識をPRし終了しました。

ジェットシューターで消火活動
宮崎県都城市立祝吉小学校5年生約120人に対し森林教室を行いました。児童らはプロジェクターや実験を交えた「私たちの生活と森林」の話しを真剣に聞いたり、丸太切りを体験しました。また木工クラフトでは、大小多数の木材やどんぐりなどを組み合わせて作製する、「動物ペンダント」作りに熱中していました。この模様はマスコミにも報じられ、支署の取り組みをPRすることができました。

手作りのペンダントが完成
ヤンバルの森に囲まれた沖縄県国頭村立安田小学校において、児童と保護者を対象に出前講座を行いました。はじめに「野鳥かみしばい」により森林と野鳥との関係や鳥の名前、野鳥たちとの接し方などを学んだ後、野外に出てバードウオッチングと野鳥観察用看板の贈呈式を行いました。児童からは、鳥の歩き方や森と野鳥の関係などいろいろなことを学べたとの声が聞かれました。この模様は、テレビで放映されるなど、当署の取り組みをPRすることができました。

双眼鏡を手に野鳥観察をする児童ら
宮崎県延岡市浜山国有林で、植樹祭を行いました。当日は、絶好の植樹祭日和で、地区住民や近くの有名企業関連職員、緑の少年団など約150人が参加し、コブシ、ヤブツバキなど570本の花の咲く木や実のなる木を丁寧に穴を掘って植えました。また、植え込み後は付近に散らかっているゴミ拾いも行いました。参加者からは、「これまで以上に、毎日の散歩やジョキングが楽しみになる」と言った声が聞かれました。

植樹する親子
虹の松原を、昔日の白砂青松の姿に取り戻そうと再生・実行計画が取りまとめられました。計画は、松原を汀線、内陸、縁辺のエリアに区画。広葉樹の伐採・除去、松葉かき、下刈など重点的な活動を明示し、これに取り組む団体に区域を割り当てるアダプト方式の導入や、モデル地区を指定し、活動区域を拡げていくことを目指します。また、虹の松原保護対策協議会では、県、市などと協調して推進組織の立ち上げやその後の運営などの整備を図ります。当署では、松くい虫対策などの保全管理計画や関係団体との連携を緊密にして、松原の再生を主眼とする景観対策が円滑に推進される取り組みを行うことにしています。

松原の再生計画に取り組む一行
全国一斉に「緑の募金」運動が開始された3月1日、熊本市の下通アーケードにおいて、「緑の募金」運動開始式および街頭募金が行われ、当局から黒川正美計画部長、田代今朝広指導普及課長が参加し、募金活動を行いました。
募金活動には、幸山政史熊本市長をはじめ、熊本県、緑の少年団など多数の関係者が参加、繁華街を歩く人たちに大きな声で募金を呼びかけ、募金をしていただいた方には緑の羽根と花の苗をお渡しし、緑化活動への参加と協力をお願いしました。
(担当=指導普及課)

街頭で募金を呼びかける計画部長
当署と北薩流域森林・林業活性化センターの共催で、低コスト路網と列状間伐をテーマに研修会を行い、鹿児島県北薩地域各振興局、林業事業体、森林組合、市町の林業担当者、当署森林官など約50人が参加しました。研修会では、森林管理局職員が、集材路網線形の設計の考え方、壊れにくい道作りについて既設作業路網で実施検証しながら講義。また、鹿児島県森林技術総合センター林業専門技術員から列状間伐を中心に間伐モデル林を参考に講義があり、参加者からは有意義な研修会であったとの評価を得ました。

低コスト路網を学ぶ参加者
鹿児島県霧島連山一帯で森林の再生が出来ていない草地を森林にかえす植樹活動を、食とみどり、水を守る鹿児島県民の会の協力を得て、平成15年度より行っています。当日は、当署職員、当会の会員やその家族など約150人が参加し、前日からの積雪の中、ヤマザクラやコナラなどの苗木450本を植栽、シカネットや幼令樹保護カバーを設置し、市民ボランティアによる国民参加の森林づくりを実践してもらいました。

積雪の中、植樹するボランティア
3月5日、九州森林管理局大会議室において、平成19年度に策定する佐賀西部外6森林計画区の地域管理経営計画(案)、国有林野施業実施計画(案)、長崎南部外2森林計画区の変更計画(案)について学識経験者などから意見を聴くための有識者懇談会を開きました。
有識者懇談会に先立ち、2月21日に今年度策定する大淀川森林計画区の都城支署管内において現地検討会を実施。検討会では、複層林施業や景観を配慮した森林施業状況と旧薪炭林などを視察し、今後の国有林における多様な森林整備と持続可能な森林経営に向けた整備方針について意見を聴きました。
有識者懇談会では、はじめに津元賴光局長が、「本日ご審議いただく地域管理経営計画などは、九州国有林の事業量約4割を占める7森林計画区の今後5年間の具体的な事業計画の基本となるものであり、地球温暖化防止などに向けた積極的な間伐の推進や順調に成長する人工林の利用、また貴重な森林の保全など、より良い森林計画策定のために幅広いご意見をいただきたい」とあいさつしました。
引き続き、九州大学農学研究院教授の吉田茂二郎委員を座長に選出し審議に入りました。
各委員から、「九州の気候風土には短伐期施業も合うのではないか」「地球温暖化防止など公益的機能の発揮のために、民有林や国有林は頑張っているが、もっとアピールをした方が良い」「間伐材の有効利用の具体策も記載できないか」「温暖化防止などへの寄与について具体的な数値で示せないか」「様々な地域でふれあいの森などの、国民参加の森づくりに取り組まれることを期待する」などの多くの意見がありました。
当局では、これらの意見を踏まえながら計画を最終確定し、4月1日から新計画として発効していくこととしています。
(担当=計画課)

現地で今後の整備方針について検討する一行
年間数十万人もの観光客が訪れる宮崎県のえびの高原に標柱を設置しました。これは、平成3年に設置された既設標柱が腐食により倒壊の恐れがあるため、材料を当支署が提供し、標柱加工は財団法人自然公園財団に協力頂き製作したものです。標柱は、高さ6㍍末口30㌢程度の丸太に「日本最初の国立公園えびの高原」と彫り込んだもので、県道1号線沿いに2基設置しました。この標柱が、高原を訪れる観光客の想い出の一つになることを願っています。

立派な標柱を設置
宮崎県佐土原町明神山国有林で「みんなで創ろう一ッ葉の森林」植樹祭が開かれました。一般公募からの参加者や地域住民のボランティアなど約300人が参加し、抵抗性クロマツの苗木1900本を植えました。「みどりの大切さを子供達に知ってもらいたい」と親子での参加者も多く、暖かい日差しの中で、和やかな植樹祭となりました。

願いを込めて親子で植樹
鹿児島県出水市立荘小学校の要請を受けて森林環境教育を行いました。今回も教諭による地域貢献体験研修で当署にこられた中村先生との縁で、児童14人、保護者8人、計22人が参加しました。当日は、マグネットパネルによる森林の機能などの説明や、レターケース作りの木工体験の後、木の種の話の中でアルソミトラとロケットラワンの模型を作製し、校庭で元気よく飛ばしました。皆さんに好評を得て、次回の開催を希望されました。

熱心にレターケース作りをする児童
3月7日に九州森林管理局長室において、林野庁主催の平成19年度「国有林間伐推進コンクール」の間伐事業部門で優秀賞を受賞した大分県造林素材生産事業協同組合の工藤洋一氏に、津元賴光局長から林野庁長官表彰の伝達を行いました。
これは、同事業体が複数の高性能林業機械を利用し、その特性を活かし、簡易で崩れにくい路網と列状間伐の組み合わせによる作業システムで、生産コストの大幅な削減と生産性向上を実現したことを評価したものです。
また、平成19年度は、15の事業体から応募があり、長官賞を受賞した事業体の他に、今後の国有林における間伐の推進に寄与することが大きいと認められた4事業体に、九州森林管理局長賞として、表彰を行いました。
同間伐コンクールは、間伐材の利用促進を図るため、技術開発や低コスト化などに大きく貢献した事業体を表彰するものです。受賞は次のとおりです。
林野庁長官賞(優秀賞)
九州森林管理局長賞

表彰の額を手にした受賞者と関係者
鹿児島県吹上浜は、従来より森林ボランティア団体や企業などの協力を頂きながら再生しているところです。ふれあいの森「吹上浜治山の森」では、桜島の治山事業関係者約30人が、以前植栽しウサギの食害などで枯損した個所にクロマツ300本を補植。また、平成15年度より「環境の森」の整備を進めてる、南さつま河川・海岸環境保全対策協議会は、関係者約100人が荒廃地にクロマツ200本を植栽。両日とも絶好の好天に恵まれ、参加者全員で吹上浜の更なる再生を誓いながら植栽しました。

クロマツを植える親子
宮崎県延岡市浜山国有林において、ライフサイクルの森造成事業として、延岡中央ロータリークラブによる植樹体験を行いました。これは、当クラブが長浜海岸の防潮林の保護、育成に参加し、会員の自然保護に対する意識の向上と社会奉仕の精神の啓蒙を図ることを目的として、取り組んだもの。当日は、会員約50人が参加し、0・06㌶の被害跡地に抵抗性マツ100本を丁寧に植えていました。なお、当クラブでは、今後も、当該個所の下草刈りや植樹等、森林整備に取り組んでいくこととしています。

抵抗性マツを丁寧に植樹する会員
熊本市貢町小萩国有林「くまもと自然休養林金峰山地区(小萩園地)」に係る「レクリエーションの森」の整備・管理および活用に係る支援協定書が、3月10日付けで、くまもと自然休養林金峰山地区保護管理協議会(会長幸山政史熊本市長)とセキスイハイム九州株式会社熊本支社(薄羽利行熊本支社長)の間で結ばれました。
これは、「レクリエーションの森」のリフレッシュ対策の一環として、同自然休養林の整備などに係るオフィシャルサポーターの募集に対し、同社からの資金提供の申し出により、今回、支援協定書の締結に至ったもので、全国で2例目、九州森林管理局管内では最初のサポター支援となります。
支援される資金については、保護管理協議会において、小萩園地内のサクラの再生事業などの一部に活用することとしています。
(担当=国有林野管理課)
鹿児島県菱刈町の楠本川渓流自然公園において、伊佐地区植樹祭実行委員会主催による植樹祭が開かれました。当日は約400人が参加。当署は、緑の少年団などを対象に木工クラフト作りを行い大盛況でした。

盛大に開かれました
九州電力(株)鹿児島支店と締結した森林整備協定に基づいた初めての活動が鹿児島市喜入前之浜国有林で開催。喜入ボランティア植林を行いました。当日は、社員や家族、ボランティア団体など約1200人が参加し、ヤマザクラなど8千本を植樹。当署も参加者への植樹指導や地元の緑の少年団など約100人に対して森林教室を行いました。

参加者に森林教室する職員
昨年11月から建築していた、屋久島森林管理署の新庁舎がこのほど完成し、津元賴光九州森林管理局長をはじめ藤田誠三林野庁福利厚生室企画官、日髙十七郎屋久島町長など多数の来賓出席の下、3月26日に盛大に落成式を開きました。
新庁舎の外観は、高床式の構造を再現した延べ床面積367平方㍍の木造平屋建てで、旧庁舎の特徴とデザインを活かした建物となっています。また、構造材や内装材には可能な限り旧庁舎に使用されていた木材を再利用し、特に内装には、銘木屋久杉の無垢の天井板と壁板を、床には天然イスの床材を再使用、一部に屋久島の人工林スギ材を使用して古材と新材が一体となった空間を演出しています。
新庁舎もこれまでと同様、地域に密着した開かれた国有林の拠点として機能していくことが期待されています。
![]() 延べ床面積367m2で旧庁舎に使用されていた木材を 再利用して建てられた高床式の新庁舎 |
![]() 屋久杉などを再使用した庁舎内 |