1.持続可能な森林経営とは?
持続可能な森林経営とは、平成4年にリオ・デ・ジャネイロで開催された「環境と開発に関する国連会議」(地球サミット)における「森林原則声明」を踏まえ、森林生態系の健全性を維持し、その活力を利用して、人類の多様なニーズに永続的に対応できるような森林の取扱いを行おうとするものです。
2.持続可能な森林経営の推進に向けた取組
九州森林管理局では、熊本県と「持続可能な森林経営の推進に関する協定書」を締結し、持続的な森林経営を率先して行うとともに認証材を地域の林業・木材産業に安定的に供給することとしており、そのために相互に連携・協力し、持続可能な森林経営の重要性の普及・啓発に努めていくこととしています。
熊本県と協定を締結(H19年1月19日)
3.森林認証とは?
地球規模で進む森林破壊や地球温暖化、違法伐採などに対応し、独立した第三者機関が一定の基準等を基に、適切な森林管理や持続可能な森林経営が行われている森林などを認証するものです。
4.九州国有林における森林認証取得の状況
九州森林管理局では、九州国有林が実行 している持続可能な森林経営のPRと地域 の林業・木材産業が求める認証材の安定供 給のため、熊本県と協働して取組を進め平成19年3月28日に、SGEC認証を取得(球磨川流域の国有林37千ha)しています。国有林自らが主体となって森林認証を受けるのは、全国でも初めてのケースです。
「SGEC」とは、日本における独自の認証制度として、林業団体、環境NGO等により、2003年に設立され た組織です。 |
森林認証書
【認証森林に係る状況写真等】
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お問合せ先
計画保全部計画課
担当者:流域管理指導官
電話:096-328-3613