ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理署等の概要 > 岡山森林管理署 > 情報コーナー > イベント情報 > 中国四国農政局「夏休み親子木工教室」


ここから本文です。

更新日:平成23年9月26日

担当:岡山森林管理署

中国四国農政局「夏休み親子木工教室」    

   8月22日(月曜日)、岡山市にある中国四国農政局にて小学生とその保護者を対象にした「夏休み親子木工教室」を開催しました。

   岡山森林管理署では、毎年、中国四国農政局1階の「消費者の部屋」で、森林のはたらきや木材利用についての展示を行っていますが、展示だけでなく、“体験”を通じてこどもたちが木や森に親しみ、その良さを知ってもらうきっかけ作りをしたい…という思いから、今回初めて中国四国農政局と合同で森林教室と木工クラフトを行いました。

   今回が初めての試みであったため、参加者が集まるか不安でしたが、募集人数を超える応募があり、当日は親子12組27名の参加者で賑わいました。

   森林についてのパネル展示   木工クラフト作品見本

   木や森に触れるせっかくの機会。少しでも森林や林業を身近に感じてもらおうと、会場のいたるところに当署職員が撮影した国有林の写真を貼りました。また、地下足袋やなた、クマ避けの鈴、輪尺(樹の直径を測る道具)、測棹(樹の高さを測る道具)…といった職員が実際に現場(国有林)での仕事で使用する道具も展示しました。「これ、何に使うん?」見慣れない道具の数々にこどもたちは興味津々でした。

   山仕事の道具と写真   パネル展示2

   森林教室では、当署職員がパワーポイントを使って、森林のはたらきについて説明をしました。小学校低学年のこどもたちがほとんどでしたが、全員が真剣に耳を傾けていました。

   森林教室1   森林教室2

   少し森のことがわかったところで、いよいよ木工クラフト。木の輪切りや小枝、どんぐりやクルミなどの木の実、松ぼっくり…さまざまな『森の恵み』を使って自由に作ります。

   「へぇ~、どんぐりって、色んな名前があるんや。」どんぐりといっても、職員が準備したのは、コナラ・シリブカガシ・アベマキ・マテバシイなどなど全部で6種類。大きさも色も形もさまざまです。参加者は、作品の完成図を思い浮かべながら、材料の一つ一つをじ~っと見つめて、思い思いに材料を選んでいました。

   材料選び1   材料選び2

   「こんなおっきな松ぼっくり、初めて見た!」両手で収まりきらないテーダマツの松ぼっくりに参加者はびっくり。

   「なーなー、ぶんちゃん。ここ穴開けて~」スタッフのことをあだ名で呼ぶこどもたち。大人もこどもも、スタッフもその会場にいる全員が和気藹々と楽しい時間を過ごしました。

   木工クラフト1   木工クラフト2

   「10分前です!」とこどもたちがアナウンス。作品作りに夢中になって、気付けば終わりの時間。2時間かけて一生懸命作った作品は、どれもアイディアがいっぱい詰まっていて素敵なものばかりでした。

   作品写真1   木工クラフト作品2

   イベントが終わり、こどもたちは、世界に一つだけの作品を大切に抱えて嬉しそうに帰っていきました。夏休みの思い出とともに、いつまでもこの『森の恵み』を大切にしてほしいです。

   集合写真

 

お問い合わせ先

岡山森林管理署 
担当者:業務課森林ふれあい係
ダイヤルイン:050-3160-6135
FAX:0868-23-2150

森林管理局の案内

リンク集