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更新日:2012年3月8日
3月2日(金曜日)、衣笠山国有林「きぬかけの森」において、京都森林インストラクター会の主催により、金閣小学校3年生(3クラス107名)を対象とする森林体験学習が開催されました。今回の体験学習では、身近に見ることの出来る野鳥について学ぶとともに、野鳥の巣箱づくりに取り組みました。当所からは、片山上席調整官と此村上賀茂森林官の2名が協力に当たりました。
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開会の挨拶をする篠部会長 |
当日は、金閣小学校の体育館において、京都インストラクター会会長篠部氏から開会の挨拶を述べた後、森林インストラクターの鳥越氏並びに磯野氏から野鳥の特徴や役割などについて、パワーポイント等を使って児童に解りやすく説明が行われました。 児童達は、鳥の足の爪が4つあることやシジュウカラのヒナが一日に青虫を300匹食べることなど驚きや新たな発見にわくわくしながら話を聞いていました。
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野鳥の特徴や役割などについて説明している様子 |
野鳥について学んだ後、衣笠山国有林に巣箱を設置するため、自分たちの巣箱だとわかるよう、表札(スギ板)を巣箱に貼りつける作業に取り組みました。 表札には、自分たちの巣箱が巣作りに利用してもらえるよう願いを込めて、野鳥の絵や野鳥に対するメッセージを書き入れました。
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巣箱づくりに取り組む児童 |
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完成した巣箱 |
今回、設置する巣箱の対象とした野鳥は、シジュウカラとヤマガラです。体長15センチ程度の鳥で、4月から6月頃が繁殖期となっています。
本来ならできあがった巣箱を持って衣笠山国有林に移動し、巣箱をかけるのですが、あいにくの雨のため、後日行うこととなりました。
最後に本日のまとめとして、片山上席調整官から今日学んだ野鳥の復習や森林の役割について説明し閉会しました。
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まとめの挨拶の様子 |
衣笠山国有林にかけられる巣箱については、京都森林インストラクター会の会員が巣作りの状況を観察して、1年後の巣箱外しの際に結果報告が行われる予定です。
京都大阪森林管理事務所
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