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京都府初の民有林と国有林の連携による「森林共同施業団地」を設定

-協定締結式を開催-

 

2010年3月23日

活動報告

 

3月18日(木曜日)に、京都府公館レセプションホールにおいて、「由良川流域における森林共同施業団地の設定に関する協定」締結式を開催しました。
近畿中国森林管理局では、京都議定書の温室効果ガス削減目標の着実な達成に向けて、民有林と国有林が連携して、計画的な森林整備の実施や効率的な路網の作設を進める「森林共同施業団地」の設定を積極的に進めています。

 

 当所では、一昨年より、「由良川流域における森林共同施業団地設定に関する連絡会議」を設置して、綾部市古屋(こや)及び京丹波町仏主(ほどす)周辺(古屋国有林周辺)を対象に、民有林との連携による森林共同施業団地の設定に向けた検討を進めて参りました。連絡会議では、4回の会合と現地検討会を開催して議論を進め、この度、京都府初の森林共同施業団地設定に関する協定の締結に至ることができました。
今回締結した協定では、京都府の府有林85ha、(社)京都府森と緑の公社の公社造林102ha、(独)森林総合研究所森林農地整備センターの水源林571ha、当所の国有林294ha、合計1,052haを対象として、今後6年間、協定締結者が相互に連携を図りながら、計画的な森林整備と効率的な路網の作設を行うこととしております。 

 

協定締結式には、協定者を代表して、京都府の今西仲雄農林水産部長、(社)京都府森と緑の公社の池谷和博常務理事、(独)森林総合研究所森林農地整備センターの関充利京都水源林整備事務所長、及び当所の福田所長の4名が、立会人を代表して、京都府森林組合連合会の青合幹夫代表理事専務、綾部市の白波瀬清孝農林課長、京丹波町の一谷寛産業振興課課長補佐、綾部市森林組合の四方悦郎組合長、及び京丹波森林組合の谷峰男組合長の5名、合計9名が出席しました。


当日は、高山流域管理調整官より、協定締結の経過と趣旨について説明を行った後、協定者及び立会人の代表が協定書の内容を再度確認した上で、協定を締結しました。

会場の様子  協定書の内容の確認の様子

協定締結式の様子

 協定締結

 

記念撮影の様子 挨拶する福田所長

協定者及び立会人の代表者による記念撮影

挨拶を述べる福田所長

 

協定締結後、今西部長、池谷常務理事、関所長より、青合代表理事専務より、協定の締結を歓迎する旨のコメントが述べられました。福田所長からは、当所管内の国有林は小面積の団地が散在していることから、森林整備の実施に当たってはコストがかかり増しとなる傾向がある、今回、隣接する関係者の協力により、地域で一体的な森林整備を進めるための基盤ができたことをうれしく思う、今後、継続的な情報交換を行うことにより、関係者が一体となって、計画的な森林整備の実施と効率的な路網の作設に取り組んできた旨コメントを述べました。

 

最後に、高山流域管理調整官より閉会の挨拶を述べて、協定締結式を終了しました。
 

当所では、今後、今回締結した協定に基づいて、関係者の参画による連絡調整会議を開催しながら、古屋国有林を中心とする森林共同施業団地において、計画的な森林整備と効率的な路網の作設に努める所存です。

 

協定締結式 配付資料(PDF:1,049KB)

 

お問い合わせ先

京都大阪森林管理事務所 
ダイヤルイン:075-414-9822
FAX:075-432-2375

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