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山の日記念「桃木峠の大杉観察会」を開催

    平成28年8月11日「山の日」に、大野市指定天然記念物に指定されている「桃木峠大杉(大野市:経ヶ岳(きようがたけ)国有林内)」にて、桃木峠の大杉保全協議会主催(共催:福井森林管理署・阪谷公民館)の「森の巨人たち100選 桃木峠の大杉観察会」が開催されました。

    当日は、開会式の後、募集により集まっていただいた市民25名、協議会メンバー、署職員がバスに乗り桃木峠に向かいました。               
    参加者は、年齢が8歳から70歳までと幅広く、地元大野市だけでは無く、福井市や越前市といった遠方からの参加者もおられました。

    桃木峠の大杉は、標高850mの稜線にあって、樹齢約400年、幹廻りは8mもありますが、樹高は、30mから40mまで公表されていて正しい樹高が分りませんでした。
    今回参加してくれた子どもたちがデジタル樹高計を使って計測してくれたところ30m弱であることが判明しました。「天然記念物などの巨木は、実際より大きく公表するものです。」と説明したところ、一同大爆笑となり楽しい観察会を行うことができ、参加者は、巨木の迫力に圧倒されながらも笑顔で大杉に触れていました。

    観察会終了後、参加者は、ふもとにある大野市の施設「スターランドさかだに」で、そば打ちの体験や、「つるかご作り」「苔玉作り」「木工クラフトの製作」を行い、出来上がった作品を写真に撮り品評し合うなど、山にふれあう時間を過ごし、「山に関するいろいろなことが体験でき、楽しい一日でした。」との感想をいただきました。

    桃木峠は、大杉が1本あるだけの場所ですが、観察会というイベントを企画するだけで多くの市民の方が集まっていただけます。今回の大杉観察会を通じて感じたことは、「国民の森林に対する意識は、我々が思っている以上に高い。」ということです。
    8月11日の「山の日」についてあらたな認識が得られた有意義な1日でした。

 

桃木峠大杉の遠景

桃木峠大杉の近景

こどもたちによる樹高測定の様子 福井森林管理署あいさつ
福井森林管理署出展ブースの様子 大人たちによるつるかご作りの様子
こどもたちによる木工クラフト作りの様子 完成した「苔玉」

 

 

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