桃木峠の大杉観察会

    10月18日（日曜日）、林野庁の「森の巨人たち百選」に認定され、大野市指定天然記念物にもなっている、「桃木峠の大杉」を訪ねる観察会が、桃木峠の大杉保全協議会の主催により、経ヶ岳国有林において開催しました。

    大野市のふれあい施設である、「スターランドさかだに」に集合した27名の参加者を前にして、清水光夫会長から「大杉を守ることは自然を守ること、自然を守ることは環境を守ること、環境を守ることは地球を守ること、地球を守ることは私たちの命を守ることにつながる」と大杉を守る意義についてふれながら挨拶があり、準備したバスに乗って大杉に向かいました。

    桃木峠の大杉は、樹齢約400年、幹廻りは8mもあります。参加者たちは巨木の迫力に圧倒されながらも笑顔で大杉に触れていました。
    また参加した皆さんたちには、当署職員による森林・林業クイズを通じて、日本の森林の現状や、成長した木材を活用していく時代が来たこと学んでいただきました。

    その後、「スターランドさかだに」に戻り、そば打ち体験を行い、自ら打ったそばに下鼓みをうちながら楽しい一時を過ごした後、つるかご、苔玉、木工クラフト作りを体験し、出来上がった作品を写真に撮ったり、参加者同士で品評していました。

    参加者からは「いろいろな体験ができ、楽しい一日でした。」など沢山の喜びの声も聞くことができました。