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近畿中国森林管理局

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    今庄森林事務所の紹介

    夜叉ヶ池
    夜叉ヶ池(岩谷国有林)

    管轄区域の概要

    今庄森林事務所の管理する国有林面積は8085.87haであり、市町村別では池田町(2,171.10ha)・南越前町 [ 旧南条町(338.83ha)・旧今庄町(5,575.94ha)・計5914.77ha ] です。

    管内のみどころ

    1 夜叉ヶ池(岩谷国有林)

    「夜叉ヶ池」は福井県と岐阜県の分水嶺上にあり、池の周囲は260m、最大深8mの小さな池ですが、この池に流れ込む沢や湧水は無く、雪どけ水と池の周囲のブナ林からの伏流水により成り立っています。その景観は大変神秘的で夜叉姫伝説など多くの言い伝えが残されており、なかでも泉鏡花の戯曲「夜叉ヶ池」の舞台になっているほどです。また、地球上でこの池にだけ生息しているヤシャゲンゴロウという甲虫がおり、その貴重な生息地環境を保護するためヤシャゲンゴロウ希少個体群保護林(16ha)に指定しています。登山者にはヤシャゲンゴロウを第一に考えた振る舞いをお願いしています。夜叉ヶ池へは、岐阜県揖斐川町坂内からと福井県南越前町広野からの2本の登山道が有り、登山シーズンには、毎年多くの登山者で賑わいます。

    アクセス

    福井県南越前町広野の登山口まで北陸自動車道の今庄インターチェンジから20.0km、JRの今庄駅から16.4kmです。登山口から夜叉ヶ池まで2時間半です。

     

    2 冠山・金草山(冠山国有林)

    冠山(1,256.6m)は福井県池田町と岐阜県揖斐川町の中央分水嶺上に存在する岩山で特徴的な山容を持ち年間1万人の観光客で賑わい、身近な登山として慕われています。金草山は冠山の西の中央分水嶺上にある山で中腹に典型的な日本海型ブナの原生林が存在しており、楢俣ブナ希少個体群保護林 (162.12ha)に指定して保護しています。

    アクセス

    北陸自動車道の武生インターチェンジから冠山峠登山口まで37.8kmです。冠山峠登山口から冠山山頂2時間、金草山山頂まで3時間です。楢俣登山口から入山する場合は金草山山頂までは3時間30分です

     

    3 鉢伏山(鉢伏山国有林)

    鉢伏山

    南越前町と敦賀市の境界上に位置しており、スキー場に適した東側斜面を野外スポーツ地域(12ha)に指定し、山間地域振興のため今庄365スキー場用地として南越前町へ貸付しています。今庄365スキー場は毎年10万人弱の観光客でにぎわっています。

    アクセス

    今庄365スキー場へは北陸自動車道の福井県南今庄インターチェンジから13.7km、敦賀インターチェンジから15.2kmです。

    お問合せ先

    今庄森林事務所
    〒919-0131
    福井県南条郡南越前町今庄84-28-2
    TEL:0778-45-0123