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北海道森林管理局

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    森の撮っておき!

    北海道国有林の大自然、森林づくりの現場などから届いた”HOTな写真”を掲載していくギャラリーです

    森林(もり)の撮っておき!(2017年7月)

    山地災害対策緊急展開チームの派遣  平成29年7月31日(月曜日)撮影

    九州北部の豪雨災害の被災地に、8月6日から北海道森林管理局の山地災害対策緊急展開チームを派遣します。
    派遣チームのメンバーは、齋藤設計指導官(森林整備第二課)、君野治山技術官(西紋別支署)、藤本森林整備官(留萌南部森林管理署)の3名です。(写真左から)
    チームは、被災地における林道の被害状況の調査等を行う予定です。

    派遣3名

    7月31日、出発式を行い、渕上局長から「被災地は、北海道の森林とは異なりスギの人工林が多く、報道等のとおり被害はかなり深刻な状況です。遠く北海道からの支援チームは、現地の方々の励みになると思います。暑さが最も厳しい時期なので、健康に留意してがんばって下さい。」との激励の言葉がありました。

    局長

    十勝連峰平成29年7月30日(日曜日)撮影

    週末は久しぶりの晴天に恵まれたので、十勝連峰を縦走してきました。
    十勝連峰は十勝岳(2077メートル)を主峰として、オプタテシケ山(2012.5メートル)から富良野岳(1911.9メートル)まで南西方向にほぼ直線上に並ぶ山脈です。大雪山国立公園の南西端を形成し、今尚火山活動が活発な山域でもあります。
    今回は十勝岳温泉から十勝岳、美瑛岳(2052.2メートル)を通って吹上温泉に下る周回ルートをとりました。

    上富良野岳から見た、「花の百名山」こと富良野岳(中央)と三峰山(さんぽうざん、左)。
     

    上ホロカメットク山から見た、十勝岳(中央)と未だに噴煙を上げる前十勝(左奥)。
     

    上ホロカメットク山(手前)と富良野岳(右奥)。
     

    十勝岳から見た、上ホロカメットク山から下ホロカメットク山へ伸びる稜線。
     

    十勝岳から見た、広がる砂礫地と荒々しい美瑛岳。
     

    砂漠をランニングしているようにも見えますね。
     

    美瑛富士(手前)とオプタテシケ山(右山塊の奥)、トムラウシ山(オプタテ山頂の横)へと続く稜線。
     

    美瑛岳頂上から、爆裂火口と十勝岳。
     

    (投稿者:網走中部森林管理署業務グループ一般職員)

    大雪山・黒岳さんぽ  平成29年7月23日(日曜日)撮影

     この頃は本州及び道内でも強い雨が断続的に降り、各地で豪雨被害が心配されます。
    週末は雨模様の合間を縫って、職場の同志とともに大雪山系の黒岳(1984.3メートル)に行ってきました。
    黒岳は年間3万5千人ほど(平成28年度、北海道地方環境事務所調べ)の入込者数を数える、大雪山系でも屈指の人気のある登山コースです。
    周辺は大雪山国立公園及び森林生態系保護地域に指定されており、貴重な自然環境が保たれています。 

    七合目(1510メートル)まではロープウェイとリフトで到達することができます。楽チンですね。

     

    七合目の上川中部森林管理署黒岳森林パトロール事務所です。
    ここから上は登山道です。
    入山届を必ず記入し、登山靴や雨具などしっかり装備を整えて入山してください。
    また、山岳パトロールを担うGSS(グリーン・サポート・スタッフ、森林保護員)の方も、ブログに日々の大雪山の様子などを掲載しているのでぜひご覧になってください。https://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/koho/blog/daisetuzan/index.html

     

    七合目から黒岳頂上までは2時間足らずですが、花はたくさん咲いています。
    まずはじめに、カラマツソウです。文字通りカラマツの葉のような花です。

     

    ヤマブキショウマ。後ろに見える黄色い花はチシマノキンバイソウです。

     

    まねき岩が見えてきたら頂上まであと少し。

     

    頂上直下の階段付近にダイセツトリカブトが咲いていました。

     

    黒岳頂上です。晴れていればお鉢平の外輪山が見通せますが、少しガスがかかってしまいました。

     

    少し足を伸ばして黒岳石室(くろだけいしむろ)、お鉢平展望台の方まで散歩してみます。

     

    途中、クモマユキノシタという可愛らしい花が咲いていました。
    この日は結局、雨もぱらついてきたのでお鉢平展望台まで行かず引き返しました。
    皆さんも登山の際には、天候の急な変化に気をつけてください。

    (投稿者:
    十勝東部森林管理署業務グループ久保、寺田
    網走中部森林管理署業務グループ堀田)

    山の日PR平成29年7月18日(火曜日)撮影

    平成29年7月18日(火曜日)から、支署の玄関にシラカバでできたシカの置物が飾られています。


    西紋別支署の玄関

    このシカの置物は、滝上町の竹内正美さんが山の日のPRのために作成した物で、ぜひ置かせて欲しい!と貸してくださいました。(竹内さんは仕事の傍ら、木材を使ったおもちゃや小物などを作り、町内外の方々と楽しんでいます。)

    このシカの置物をよく見ると、継ぎ目に釘も接着剤も使わず、穴を開けたところに削った木を差し込んで固定しています。とてもしっかりしており、大人でもまたいで座れます。


    シカの置物

    「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」日として設定された「山の日」。今年は3連休になりますが、みなさんは何をしますか?

    (西紋別支署 大山)

    円山(札幌市)に登ってきました  平成29年7月15日(土曜日)撮影

    当日は最高気温が33度と高く、滝のような汗を流しながら登りました。
    低山こそ油断できません。

    オオウバユリが綺麗に咲き誇っていました。

    シマリスさんにもお会いしました。

    山頂からは職場(北海道森林管理局)と自宅を探してみましたが、
    あいにく見つけられませんでした。
    どこからなら見えるかな。

    (撮影者:企画課経営企画係 辻)

    幸せを運ぶ?青いアマガエル  平成29年7月12日(水曜日)撮影

    巡視中に青いアマガエルを見つけました。最近暑い日が続く北海道ですが、見ているだけで涼しく感じます。

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    通常は黄緑色なアマガエルですが、まれに皮膚の色素細胞に変異が起こり、青色か黄色の個体がみられます。
    自然界では目立ち、捕食されやすいため、保護したかったけど・・・

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    青いカエルは幸せを運ぶと言われているそうです。カエルが活発に動くこの時期、少し足を止めて足下を探しても良いかもしれませんね。

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    (撮影者:根釧東部森林管理署 一般職員 山本卓也)

    トムラウシ山、夏真っ盛り(ヒサゴ沼山泊)  平成29年7月8日(土曜日)、9日(日曜日)撮影

    日本百名山の一座、トムラウシ山では夏が到来しこの時期にしか見られない可憐な花が見事に咲いていましたので、トムラウシ山を彩る花を一部ご紹介します。(トムラウシ-アイヌ語で「花の多いところ」)

    と、その前に

    6月27日(火曜日)にトムラウシ温泉神社にて、温泉神社例大祭及びトムラウシ山の夏山登山における安全祈願祭が開催されました。2009年の7月中旬に起きた「トムラウシ山遭難事故」から8年が経過する今年度、もう二度とあのような事故が起きないよう、行政機関、山岳関係者等が集い登山者の無事をお祈りしました。


    トムラウシ温泉神社例大祭及び安全祈願祭

    快晴の7月8日(土曜日)、6時に登山開始。コマドリの沢は雪渓で覆われていましたが、特にアイゼンは必要ありませんでした。しかし、6日(木曜日)にコマドリの沢で親子クマの目撃情報がありました。
    ヒサゴ沼までも所々雪渓が残っていますが、アイゼンが無くても大丈夫です。
    南沼野営指定地からお花畑が広がる「頂上迂回ルート」を選択しました。 登山道沿いには見所のポイントがいくつかあります。


    お花畑が広がる迂回ルート

    白い花

       
      エゾノハクサンイチゲ        イソツツジ
       
      ゴゼンタチバナ   チングルマ
     




     
      イワウメ        イワヒゲ


    ピンク、紫の花

       
      コエゾツガザクラ   ミネズオウ
       
      コマクサ   ヒサゴ沼をバックにエゾコザクラ


    青、青紫の花

       
      キクバクワガタ   エゾオヤマノエンドウ


    黄色の花

       
      キバナシャクナゲ   ウコンウツギ

     

    緑の濃淡のコントラストが何とも言えませんね。

    (撮影者:十勝西部森林管理署東大雪支署職員)

    恵山自然休養林巡視  平成29年7月5日(水曜日)撮影

    レクリェーションの森に選定されている「恵山(えさん)自然休養林」の看板修理及び登山道の巡視を行いました。
    林野庁では、国有林野において、自然景観に優れ、森林浴や自然観察、野外スポーツに適した森林を「レクリェーションの森」として選定しています。
    恵山自然休養林は恵山及びそれに連なる海向山(かいこうざん)の麓に広がる国有林で、一帯は恵山道立自然公園にも指定されています。恵山(標高618m)は低標高ながら高山植物が豊富なことでも知られています。海から吹き付ける冷たい風がその要因と考えられており、独特な景観を創り出して出しています。

         
      恵山全景(H28.10月中旬撮影)    


    今回は、区域内にある2箇所の展望台にある看板と歩道等の案内看板を、経年劣化により支柱から外れるなど傷みが激しい箇所を中心に、署内の若手職員を連れて(力を借りて)補修しました。

       
      修復前(看板が外れている)        修復後


    当日は、雨でなかったものの恵山展望台(標高400m)は、一面の霧で眼下の市街地や津軽海峡の海岸線は見られませんでした。

         
      支柱を補修した案内看板(恵山展望台まで500m)   支柱を補修した案内看板(恵山展望台まで600m)


    それでも、時間が経つごとに天気も持ち直し、岬展望台(標高370m)看板を修理する頃には、噴火湾沿いの海岸線が綺麗に眺望できました。

         


    また、恵山は活火山のため、標高370m付近の火口原には数多くの噴火口が見られ危険なため、ロープにより立ち入らないよう整備しており、ロープが緩んでいたため、補修しました。

       


    恵山山頂へは権現堂(ごんげんどう)登山コースを登山します。地面が火山灰質や岩石なため多少歩きにくいですが、駐車場から約3km、上り90分~120分位です。晴れていれば山頂からの眺望は絶景であり「オススメ」です。


    また、恵山頂上付近には権現堂があり、金比羅大権現(こんぴらだいごんげん)、秋葉大権現、将軍地蔵尊の3つが合祀されています。

         


    この日は、昨日まで雨天、午前中は濃霧と、登山には不向きな天気であったため、登山者は数える程でしたが、恵山は活火山でありながら市街地から近く、比較的登りやすい山ですので、これから夏山登山者が増えると思います。足下に注意して安全に登山を楽しんで下さい。

    (撮影者:檜山森林管理署 主任森林整備官(経営・森林ふれあい)中野)

    50年~120年に一度?!笹の開花  平成29年7月3日(月曜日)撮影

    中標津町内の国有林でクマイザサ(九枚笹)に花が咲いているのを見つけました。

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    笹の開花周期はとても長く、種類によって50年~120年程にもなるとのことです。

    花は一定の地域でまとまって咲き、一度開花すると枯れてしまうそうです。

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    なかなか見られない貴重な花、皆さんも見つけてみてはいかがでしょうか。

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    (撮影者:根釧東部森林管理署 養老牛森林官)

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