平成30年度 造林・素材生産・販売事業に関する説明会の開催概要について
平成30年度に北海道森林管理局の各森林管理署等が発注・公募する「造林事業」、「素材生産事業」及び「システム販売」への参加を検討されている事業体を対象に、各事業の基本的な考え方や取り組み方針などの説明を行いました。 当日は、全道各地から造林、素材生産を行う事業体、木材の加工・流通等を行う事業者、バイオマス発電等で木材を利用する事業者等の関係団体から160名が参加し盛会となりました。 |
説明の概要
1.各事業共通事項
- 公共工事設計労務単価等の運用に係る特別措置
- 林業経営体の育成について
2.造林事業関係
- 平成30年度造林事業関係の概要について
- 造林請負事業とコンテナ苗の安定需給協定について
- 伐採と造林の一貫作業について
- 植栽本数の見直しと植栽樹種選択等について
- 下刈の省力化、省略化について
- 台風等による風倒木等への対応について
3.平成30年度素材生産・販売事業関係の概要
- 製品生産事業量
- 平成30年度民間競争入札(市場化テスト)について
- 森林整備事業の生産性向上の取組
- 製品販売事業の予定
- 平成30年度以降の伐採量の中期見通し
- 平成30年度以降の木材供給量の中期見通し
4.素材生産事業関係
- 列状間伐の伐採幅
- 森林作業道作設技術
- 採材・仕訳について
- 監督職員とのコミュニケーションについて
5.国有林材の安定供給システムによる販売
- 平成30年度システム販売について
- 改正のポイント
- 申請にあたっての留意事項
- 審査のポイント
- 売買等に関する留意事項
6.立木販売によるシステム販売
- システム販売の仕組み
- 対象物件等について
- 審査の基準及びポイント
- 民有林と連携したシステム販売
7.労働災害の未然防止の呼びかけ
意見交換の概要
森林管理局からの説明終了後、質疑、意見交換を実施し、以下のような質問や意見等が出されました。
- 1. GPSに利用するデータの借用についての各署等の対応を一律となるよう指導してほしい。
- 2. 各工場の在庫や小径木が不足している状況に対応するため、原料材比率を下げ一般材比率を向上させてほしい。
- 3. 素材の採材は出来るだけ長材を採るよう署等に指導してほしい。
- 4. システム販売と委託販売はどちらかに偏らないようバランスをとって出材してほしい。
- 5. 総合評価落札方式の通知改正に伴う説明会等は実施するのか。
- 【改正についての情報は今回お伝えしましたので、具体的内容については、確定し次第、ホームページ等により公表して参りたい。】
- 6. システム販売の低質材についても、一般材と同様2.7メートル以下の要望はできないのか。
- 【低質材についても3.65メートル等の長材の採材を最優先しますので、2.7メートル以下は基本的に出材しません。ただし、3.65メートル等の長材と同価格に応じて頂けるのであれば採材することは可能です。】
配布資料
お問合せ先
森林整備部
森林整備第一課
担当者:課長補佐 金田
代表:011-622-5218(内線381)
ダイヤルイン:050-3160-6288
FAX:011-614-2654
資源活用第二課
森林整備第一課
担当者:課長補佐 金田
代表:011-622-5218(内線381)
ダイヤルイン:050-3160-6288
FAX:011-614-2654
資源活用第二課
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代表:011-622-5248(内線365)
ダイヤルイン:050-3160-6296
FAX:011-614-2654