礼文島発！GSS活動日誌

 

平成29年8月28日（月曜日）桃岩展望台コース巡視

本日は礼文島南部の桃岩展望台コース（129林班）の巡視を行いました。

カセンソウが咲いていました。

歩道柵のすぐ近くにクサレダマも咲いていました。

平成29年8月26日（土曜日）桃岩地区巡視

本日は礼文島の南側、桃岩地区（129林班）の巡視を行いました。

8月も下旬となり、やや空気も冷たく感じられ、徐々に観光客も少なくなってきましたが、この時期も元気に咲いている花があります。

今の時期、最も多く見られる花の一つ、ツリガネニンジンです。

これも多く見られる花の一つ、キタノコギリソウです。

最後はリシリブシです。真っ青な花の色に思わず目を奪われていまいます。

平成29年8月24日（木曜日）礼文林道コース巡視

本日は礼文島南側の中央を南北に延びる礼文林道コースの巡視を行いました。

コースの途中にはアカエゾマツの造林地が広がっています。
礼文島は強風が吹き付ける場所が多く、また、ササが多く生育するため厳しい環境です。
この造林地ですが、まるで地面に大きな模様が描かれているようにも見えます。
これは、下刈作業で植栽木周辺の雑草などを筋状に刈払ったため、残ったササが筋のように見えるからです。
残ったササは、風や雪から植栽木を守る役割も果たしています。

観光客の中には「まるで茶畑みたいですね」と表現する方もいました。

これからも強風に負けないで立派に成長してほしいと思います。

平成29年8月22日（火曜日）桃岩展望台～キンバイの谷巡視

本日は、礼文島の南西にある桃岩展望台（129林班）、から約1．5km地点にあるキンバイの谷までの巡視を行いました。

途中にはチシマリンドウが咲いていました。

こちらは珍しい白花のツリガネニンジンです。

本日は天候が良く、桃岩展望台から「桃岩」がキレイに見えました。

平成29年8月21日（月曜日）礼文林道コース巡視

本日は、島の南側中央を縦断する礼文林道コースの香深側入口（130林班）から礼文滝入口（163林班）まで巡視を行いました。

礼文島でも珍しい白花のイブキジャコウソウが咲いていました。

白花と一般的に多く見られる赤花のイブキジャコウソウが並んでいました。

こちらも珍しい白花のエゾカワラナデシコです。

観光客より「礼文島に蝉はいるの？」と質問を受けました。

島の夏は短いですが、蝉を見る事ができます。写真はエゾハルゼミです。

 

礼文林道コースは車両通行も可能ですが、林道の脇で色々な花を見ることができますので冒険気分でゆっくり、周囲を観察しながら歩くことをオススメします。

平成29年8月14日（月曜日）礼文林道コース巡視

礼文林道コースは島の南側中央を南北に延びていて、途中にはレブンウスユキソウ群生地があります。

コース上に落石がありました。降雨後は特に注意が必要です。

 

安全に通行できるよう、手作業で道の端に寄せました。

イブキジャコウソウが咲いていました。

礼文島と利尻島に生育する北海道固有種のレブントウヒレンの花の蜜をマルハナバチが吸っていました。

平成29年8月6日（日曜日）アナマ地区（161林班外）巡視

 アナマ地区は礼文島西側の海岸沿いにあり、海沿いに歩いてしか行くことができない場所です。

タカネナナカマドが赤い実を付け始めました。

ハナイカリ。その名のとおり船の碇のような花が特徴です。

ネジバナも咲いていました。

 

このアナマ地区は礼文島の「8時間トレッキングコース」の通過地点でもあります。
是非一度、歩かれてみてはいかがでしょうか。

平成29年8月4日（金曜日）桃岩地区（129林班）巡視

桃岩地区桃岩遊歩道は、礼文島の南西に位置し、最も多くの高山植物が咲く場所であり、礼文島と言えば「桃岩」と言われるぐらい有名な場所です。

桃岩展望台からの様子です。

写真中央の海に突き出た岩が“猫岩”です。
猫が座っているように見えることから命名されました。

アキカラマツが咲いていました。

桃岩遊歩道沿い（通称 ツバメ山）から元地地区（北側）を撮影しました。
雲の切れ間から見える青空が何とも綺麗です。

 

平成29年8月1日（火曜日）礼文滝方面巡視

礼文島の観光スポットである礼文滝（163林班）は島の南西部のおばた浜にあります。礼文滝までは、礼文林道から2kmほどのコースで、途中、沢渡りが4箇所あり、容易なコースではありませんが、海や滝が見えたときの感動は格別です。

ここは2つ目の沢渡り箇所です。

 

沢渡りを終えて海に近くなると、足場も悪くなってきますので、通行する際は十分注意して下さい。

 

海が眼前に見えました。長い距離を歩いたからこそ、得られる感動もあります。

 

水量が少ないながらも、迫力ある礼文滝です。

 

観光地である礼文滝は、滝だけを目的とするものではなく、ここまでの歩道を含めて楽しむものと思います。
この歩道の脇にも沢山の綺麗な花が咲きますので、歩道を外れて植物を踏み荒らさないようお願いいたします。