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北海道森林管理局

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    石狩GSS活動日誌(2014)


    石狩GSS活動日誌 

    2014年9月 

    2014年9月30日(火曜日)曇り一時雨 

    野幌自然休養林

    昨日に引き続き、野幌自然休養林に来ています。
    林道の排水溝に堆積した土砂を取り除く作業を行っています。

    排水溝
    排水溝のふたを取り外すと(ふたを取り外すのにも苦労しましたが)、
    土砂がみっちりと排水溝の中に溜まっていました。

    土砂を搬出
    土砂を角スコップで取り出し、搬出しています。

    作業後作業後
    9月11日の豪雨等により歩道等の状態が悪い箇所がありますので、足元を十分確認しながらの歩行を
    お願い致します。

    2014年9月29日(月曜日)晴れのち曇り 

    野幌自然休養林

    今日は野幌自然休養林に来ています。

    掲示板
    野幌自然休養林内にある「森林の家」がこの度解体されることとなりましたので、
    林内の各掲示板にお知らせの掲示をしてきました。

    土砂を除去した排水溝の一部引き続き作業を行う部分
    (土砂を除去した排水溝の一部)(引き続き作業を行う部分)

    続いて、林道の排水溝に堆積した土砂を取り除く作業を行いました。
    かなりの量の土砂が堆積しており、今日だけでは終わりませんでしたので、
    日を改めて作業を行いたいと思います。

    クリの実
    野幌自然休養林内にはクリの木があちこちに生えているのを見かけます。
    クリの木の下を探してみると殻斗の開いた果実を発見!秋を感じさせてくれますね。 

    2014年9月27日(土曜日)曇りのち晴れ 

    札幌岳

    本日は札幌岳の豊滝コースにて、看板の取り付けを行っています。

    林道沿いの看板林道沿い看板
    林道沿いに設置してあった看板を、見やすい位置に取り付け直しています。

    歩道沿いの看板
    同様に、歩道沿いにあった看板も分かりやすい場所へ取り付け直しています。

    2014年9月26日(金曜日)晴れ 

    無意根山

    本日は無意根山の歩道(薄別コース)を巡視しています。

    歩道入口
    朝から雲一つ無い、さわやかな秋晴れです。天気に恵まれました。
    写真は歩道入口(登山口)前にある宝来小屋。

    歩道脇のミネカエデ
    歩道脇のミネカエデの葉は陽の光を浴びて、まるで金色に輝いているかのようです。

    大蛇ヶ原湿原
    大蛇ヶ原湿原。木道以外の場所への立ち入りはご遠慮ください。

    マイヅルソウ
    赤く熟したマイヅルソウの果実。

    注意喚起
    歩道以外の場所への立ち入りおよび道迷いの防止のため、
    注意喚起のためのテープを取り付けています。

    元山コースとの分岐点の辺り
    元山コースとの分岐点の辺りは、これまでの雨で滑りやすくなっていました。
    降雨の後はより滑りやすくなると思われますので、ご注意を。

    テラスに広がるダケカンバとナナカマドの黄葉・紅葉
    テラスに広がるダケカンバとナナカマドの黄葉・紅葉。
    ササ原の緑色とのコントラストがとても美しいです。

    三角点のある山頂から
    三角点のある山頂からの展望。
    久しぶりに無意根山から羊蹄山の姿を目にすることができました。

    山頂で出会った登山者
    山頂で出会った登山者には、国有林内でのルールとマナーの啓発・指導を行い、リーフレットを配布しています。
    また、万が一の事態に備えて携帯用のトイレを渡しています。

    山頂部は日中でもかなり気温が低くなってきています。
    日差しがあっても風が吹くと体が冷えますので、防寒対策を忘れずにお願いします。

    2014年9月25日(木曜日)曇り時々雨 

    定山渓天狗岳ほか

    まず今日は定山渓天狗岳に来ています。

    倒木倒木撤去
    先日の巡視で確認した、歩道上にかかる倒木を除けています(倒木をこのまま放置しておくと、歩行者は歩道以外の通行し易い場所を歩くため、周辺植生の踏み付けや歩道の複線化が懸念されるため)。

    八剣山小屋南口コースの歩道入口
    天候が安定しないため、豊平川上流域の山々の歩道入口(登山口)を巡視しています。
    写真は八剣山小屋と南口コースの歩道入口(登山口)。
    各歩道入口(登山口)を巡視しましたが、いずれも入林者はほとんどいないようです。

    ヤチダモ
    所々で鮮やかな黄色に色付いたヤチダモを見つけています。
    紅葉・黄葉のピークももうすぐですね。

    2014年9月23日(火曜日)晴れ一時曇り 

    定山渓天狗岳

    本日は定山渓天狗岳の歩道を巡視します。

    定山渓天狗岳
    定山渓天狗岳です。
    麓の森林の葉の緑色が、夏に比べて薄くなったような感じを受けます。

    歩道入口
    歩道入口(登山口)の様子。

    オオカメノキ
    紅葉したオオカメノキ

    沢沿いにある歩道
    沢沿いにある歩道を歩きます。
    今日は祝日のためか、入林者(特に単独行の登山者)がとても多いです。

    標示
    山頂までのおおよその距離を示す標示が設置されています。
    これを見つけると少し頑張れます。

    アオノイワレンゲオオタカネバラの果実
    山頂まで残り300メートルほどのところで、これらの植物を見つけています。
    この辺りは高山植物の多い場所です。歩道から逸脱するとせっかくの貴重な植生が踏み付けられてしまいます。歩道以外の場所への立ち入りは絶対にしないようにしてください。

    山頂
    三角点のある山頂。

    頂上から見下ろしたさっぽろ湖
    三角点のある山頂から少し先へ進むと、休憩ができて展望の良いスペースがあります
    (狭いので休憩や通行の際は注意して下さい!)。そこから見下ろすさっぽろ湖。

    頂上付近からの余市岳
    山頂付近から、余市岳を望む。
    なお、本日の巡視では、新たな植物の盗掘および植生の踏み付け、不法投棄などは確認されておりません。

    【注意】
    頂上が近づくにつれ、傾斜が増してきます。登りも降りも気が抜けない山です。
    落石や滑落にも十分注意してください。

    2014年9月22日(月曜日)晴れのち雨 

    小天狗岳

    本日は小天狗岳の歩道を巡視しています。

    定山渓ダム下園地
    定山渓ダム下園地の様子。
    小天狗岳に登る方は、ここに駐車しています。

    小天狗岳の歩道入口
    小天狗岳の歩道入口(登山口)。
    登山等で入林される場合は、入林者名簿に記入をお願いします。
    また、下山時も忘れずに記入をお願いします。

    ハウチワカエデ
    真っ赤に色付いたハウチワカエデ。
    紅葉のシーズンを迎えつつあります。

    ツタウルシ
    ツタウルシの葉もすっかり赤くなりました。

    小天狗岳の山頂
    小天狗岳の山頂にて。
    団体の登山客が登ってきていました。いつになく山頂はとても賑やかです。

    【注意事項】
    歩道の脇で用を足した形跡がありました。
    これらは回収しています。

    ティッシュペーパーは耐水剤が混ぜられているものが多く、土に還らずにそのまま残ってしまいます。
    最低限、使用済みのペーパーは必ず各自で持ち帰るようにしてください。

    トイレは事前に済ませるか、万が一の事態に備えて携帯用のトイレを持って登山するようにしてください。

    2014年9月21日(日曜日)晴れ 

    恵庭岳

    本日は恵庭岳の歩道の状況確認に来ています。

    恵庭岳
    幌比内から見上げる恵庭岳。

    駐車スペースだった場所
    駐車スペースだった場所は土砂が堆積して、とても車両が入れるような状態ではありません。

    巨大な岩が散乱
    巨大な岩が散乱し、なぎ倒された樹木があちらこちらに見られます。
    相当な量の雨が、一気に降ったことを物語っているようです。

    砂防ダムのある辺り
    砂防ダムのある辺りの風景も一変しました。

    歩道上
    歩道上を水が走ったようで、流されてきた岩礫が不安定な状態で堆積しています。
    非常に歩きにくいという印象を受けました。

    恵庭岳山頂部と爆裂火口
    見晴台からの恵庭岳山頂部と爆裂火口。

    見晴台からの支笏湖
    同じく見晴台からの支笏湖。時間の都合上、ここより先の歩道の状況は確認できておりません。

    【注意】
    国道453号線の復旧作業のため、関係者以外の立ち入りは禁止されています。
    恵庭岳への登山は当面の間控えるようにしてください。

    2014年9月20日(土曜日)晴れ一時雨 

    空沼岳・八剣山

    今日はまず、空沼岳の歩道の状況を確認しています。

    万計沢
    今月11日の豪雨により、写真のように万計沢は氾濫しました。
    歩道入口(登山口)の300メートルほど手前で林道が決壊していますので、
    駐車スペースまで車両の通行はできません。

    木製の橋が流された状況
    万計沢を渡る木製の橋は流されてしまっています。

    路肩が削り取られてしまった箇所歩道が埋まってしまった箇所
    洗堀により路肩が削り取られてしまった箇所や、崩れた土砂で歩道が埋まってしまった箇所も確認されています。

    橋が壊れている場所
    万計山荘まで800メートルほどのところで万計沢を渡る橋は壊れてしまっています。
    沢の水量が多いときは、沢を渡るのは困難かと思われます。

    滝
    万計沼からの水が流れ落ちる滝。

    万計沼
    万計沼です。
    空沼岳の歩道の巡視は、今日はここまでで終えています。

    八剣山へ
    急ぎ空沼岳を下山し、八剣山へ向かっています。

    標示
    登山道以外の場所への入り込みを防止するための標示が破損していましたので、
    新しいものと交換しています。

    【注意】
    空沼岳の歩道は、今月の大雨により歩道が土砂に埋まっていたり、路肩が崩落して狭くなって
    いたりする箇所が見受けられます。

    通行の際は細心の注意を払うようにしてください。

    2014年9月19日(金曜日)雨時々晴れ 

    野幌自然休養林

    大沢口
    本日は野幌自然休養林内の巡視を行っています。
    写真は大沢口です。

    四季実コース
    四季実コースの様子。
    先日の大雨の影響もあってか、歩道横の林が水に浸かっています。

    大沢園地no
    大沢園地にある立派なトイレ。

    ハードルフェンスの更新作業ハードルフェンスの更新作業
    晴れ間が出た時を狙って、ハードルフェンスの更新作業も行っています。残りは3カ所です。

    ハイイヌガヤの果実エゾノコンギク
    ハイイヌガヤの果実。歩道の脇に咲くエゾノコンギク。

    【注意】
    連日の雨で道路のぬかるんでいる箇所が多数見かけられます。
    歩行の際は足下に気をつけてください。

    2014年9月16日(火曜日)雨のち晴れ 

     神威岳・札幌岳・八剣山

    今日は、午前中の天候があまり芳しくなかったため、神威岳の短絡路および札幌岳の冷水沢コースの
    途中までの歩道を巡視しています。

    神威岳の短絡路
    神威岳の短絡路の現況です。
    歩道脇のササ等の草本が刈り払われており、とても歩きやすいです。

    豊平川
    百松橋から見下ろす豊平川。未だ川の水は濁っています。

    歩道
    続いて札幌岳の冷水沢コースの歩道へ。
    次第に天候も回復してきまして、木漏れ日の中、歩道の巡視を行うことができています。

    カワラタケ
    倒木にびっしりと生えるカワラタケ。

    冷水沢
    冷水沢です。いつもより少し水量が多いような気がします。

    八剣山の西口コース
    午後から天候が回復しましたので、八剣山の西口コースを巡視しています。

    クルミの食痕
    ネズミのクルミの食痕と思われます。

    サルナシの果実
    たわわに実ったサルナシの果実を見つけています。

    エゾリス
    今日もまたエゾリスに遭遇しています。

    山頂
    山頂の様子です。連休明けということもあってか、入林者は比較的少ないようでした。
    ここでは入林者に対し、国有林内でのルールとマナーの啓発・指導を行い、リーフレットを配布しています。
    また、不測の事態に備えて、携帯用のトイレも渡しています。

    札幌市藤野地区方面
    山頂から札幌市藤野地区方面の眺め。
    山頂で休憩していると、汗をかいた体が冷えるようになってきました。
    風を通さない防寒着等を一枚持って行くと良いかと思います。

    2014年9月15日(月曜日)晴れのち曇り 

     夕日岳・藻岩山

    今日は夕日岳および藻岩山の歩道を巡視します。

    夕日岳の歩道
    今朝もよい天気です。
    朝日を浴びて、まずは夕日岳の歩道を巡視します。

    歩道歩道
    歩道の様子です。早朝から登山者が入林されているようです。
    また、先日の大雨による土砂崩れなどは確認されておりません。

    エゾシカの足跡
    ただし写真のように、歩道上にエゾシカの足跡がはっきりと残るくらい、
    土壌に水分がたっぷりと含まれているようです。

    路肩は崩れやすくなっていますので、歩行の際は足下に十分注意してください。

    余市岳、定山渓天狗岳
    見晴台からの展望は最高です(左から余市岳、定山渓天狗岳)。

    ベニナギナタタケ
    山頂の近くでベニナギナタタケを見つけています。

    夕日岳の山頂
    夕日岳の山頂です。
    樹林に囲まれていますので、景色を楽しむのでしたら、見晴台をおすすめします。

    慈恵会病院前の入口旭山記念公園の入口
    (慈恵会病院前の入口)  (旭山記念公園の入口)

    続いて藻岩山の2つのコースを巡視しています。
    写真はそれぞれの歩道入口(登山口)の様子。

    登山者
    祝日ということもあって、大変多くの登山者が入林しています。
    小さな子どもも頑張って山頂を目指し登っています。

    スギタケモドキ
    倒木上に出てきたスギタケモドキ。

    エゾリス
    お食事中のエゾリスに会えました。
    夢中で食べています。

    ミズナラの堅果
    ミズナラの堅果がどんどん色付いて来ています。

    札幌市街
    山頂からは札幌市街を一望できます(展望台からはもっとよく見えます!)。

    藻岩山の原始林
    藻岩山の原始林は国の天然記念物に指定されています。

    樹齢数百年というカツラやミズナラなどの広葉樹が生育し、
    一帯では450種もの植物が確認されています。クマゲラなどの野鳥もたくさん生息しています。

    都市の近郊にありながら、このように多様な種類の動植物がみられる森林を、
    自然観察や環境教育の場として利用しながら、これからも大切に守っていきたいものですね。

    2014年9月14日(日曜日)晴れ時々曇り 

     砥石山

    本日は砥石山の歩道を巡視します。

    歩道入口の駐車スペース
    中ノ沢コースの歩道入口(登山口)前の駐車スペースの様子。

    八垂別ノ滝
    歩道に入ってすぐ右手に八垂別ノ滝が現れます。

    広葉樹林内
    静かで明るい広葉樹林内を歩きます。

    ツリバナの果実ヤマハハコの花
    ツリバナの果実がたくさん見られました。ヤマハハコの花。

    フクロツチガキ
    フクロツチガキ。キノコ(菌類)です。

    藻岩山
    樹木の隙間から、藻岩山を望むことができます。

    針葉樹林
    山頂に近づくにつれ、立派な針葉樹林の中を歩く箇所も。

    通行止め
    広々とした山頂です。
    現在、砥石沢コース(源八沢ルート)は土砂崩れのため、通行不可となっているようです。

    神威岳や定山渓天狗岳
    山頂からの展望です。
    神威岳や定山渓天狗岳がはっきり見えます。

    【注意】
    ヒグマが冬眠の準備のため積極的に採餌する季節を迎えています。
    登山等で入林される場合は、熊鈴を付けたり、ラジオを携帯したりするなど、ヒグマと遭遇しないような
    対策をとるようにしてください。

    2014年9月13日(土曜日)晴れ 

     八剣山・朝日岳

    今日は八剣山と朝日岳の歩道を巡視します。

    歩道入口
    八剣山は南口コースを巡視しています。写真は歩道入口(登山口)の様子。

    歩道
    歩道の様子。
    連休初日で天気も良かったため、多くの登山者で賑わっています。

    エゾカワラナデシコ
    岩場に咲いているのはエゾカワラナデシコ。

    豊平川
    山頂から見下ろす豊平川。
    先日までの豪雨により、かなり濁っているのが山頂からでもわかります。

    旧豊林荘コースの歩道入口岩戸公園コースの歩道入口
    (旧豊林荘コースの歩道入口)  (岩戸公園コースの歩道入口)
    引き続き、朝日岳の歩道を巡視します。

    定山渓の温泉街
    旧豊林荘コースからも、樹木の間から定山渓の温泉街が見えるポイントがあります。

    フッキソウアクシバ
    フッキソウやアクシバの果実が歩道脇にて見られます。

    朝日岳の山頂
    三等三角点のある朝日岳の山頂。

    豊平川
    二見吊り橋からの豊平川。
    なお、本日の巡視では、植物の盗掘および植生の踏み付け、不法投棄などは確認されておりません。

    【注意】
    歩道以外の場所への立ち入りはご遠慮ください。
    踏み付けによる周辺植生への影響があるほか、もろく崩れやすい岩場の多い八剣山では、
    歩道以外の場所を歩くことは大変危険です。

    2014年9月12日(金曜日)曇りのち晴れ 

    野幌自然休養林

    本日は野幌自然休養林内の巡視を行っています。

    瑞穂の池
    瑞穂の池の様子です。
    昨日までの大雨により、水量が増しているような印象を受けました。

    コース分岐点
    モミジコースとエゾマツコースも巡視しています。

    立ち入り禁止
    モミジコースのハードルフェンスの更新作業も同時に行っています。
    写真のとおり、この先は歩道ではありませんので、立ち入りはご遠慮ください。

    チョウセンゴミシの果実
    チョウセンゴミシの果実。

    キタキツネ
    かなり遠くでキタキツネが林道を横断していきました。

    【注意】
    エゾマツコースは、歩道の脇にスズメバチの巣が確認され、通行止めとなっていましたが、
    現在は通行止めが解除となっています。

    しかしながら、除去されたスズメバチの巣があった場所の付近では、巣外に出ていた蜂が
    戻ってきていることもあります。

    注意喚起の標示がされていますが、付近を通る場合は十分注意し、静かに通行するようにしてください。

    2014年9月9日(火曜日)曇り一時晴れ 

     春香山ほか

    本日は春香山に来ています。

    銀嶺荘を過ぎた地点
    銀嶺荘を過ぎれば、あと30分ほどで山頂です。

    エゾゴマナの花
    エゾゴマナの花が、歩道脇にたくさん咲いています。

    ルイヨウショウマシロミノルイヨウショウマ
    (ルイヨウショウマ)  (シロミノルイヨウショウマ)

    果実が白く熟したシロミノルイヨウショウマを見つけています(ルイヨウショウマの果実は黒く熟します)。

    岩場
    ロープを頼りに岩場を登れば、山頂はもうすぐです。

    山頂山頂からの眺望
    山頂の様子と山頂からの眺め。

    入林者名簿
    その後、豊平川上流域の山々の歩道入口(登山口)の巡視を行っています。
    入林者名簿が不足している箇所は、補充しています。

    定山渓天狗岳
    秋の空と定山渓天狗岳。

    【注意】
    林道ゲート入口付近や歩道入口(登山口)前の駐車スペースにゴミが捨てられているのをよく見かけます。
    ゴミは必ず持ち帰るようにしましょう。

    2014年9月8日(火曜日)晴れ時々曇り 

     野幌自然休養林

    本日は野幌自然休養林にて、エゾマツコースのスズメバチの巣の駆除を行いました。

    樹洞へ薬剤を噴霧
    写真(1)

    樹洞の中に巣
    写真(2)

    注意喚起の標示
    写真(3)

    スズメバチは樹洞から出入りしておりました。
    昨日中に樹洞へ薬剤を噴霧し、樹洞を塞いでおります。【写真(1)】

    スズメバチの巣自体を確認できていませんでしたので、朽ちたミズナラを伐倒しております。

    伐倒したミズナラを調査しましたところ、樹洞の中に巣を作っておりました。【写真(2)】

    巣を破壊しましたが、巣内部のスズメバチは昨日の薬剤噴霧により全て死んでいるようでした。

    しかしながら、巣を離れていた働き蜂が帰巣している状態ですので、2~3日は様子を見る必要があるかと思われます。

    そのため、スズメバチの巣があった場所周辺に注意喚起の標示を継続して設置しております。【写真(3)】
    また、エゾマツコースの立入禁止は継続している状況です。

    後日、安全が確保され次第、立入禁止を解除していただくこととなっています。

    2014年9月7日(火曜日)雨のち晴れ 

    野幌自然休養林

    今日は野幌自然休養林に来ています。

    カラマツコース
    カラマツコース等の歩道を中心に巡視を行っています。

    マムシグサの果実
    色付きはじめたマムシグサの果実。

    原の池
    カラマツコースの途中にある原の池。

    エゾミソハギ
    池の周りに咲くエゾミソハギ。

    説明看板説明看板
    森林についての解説が書かれている看板の周りにササ等の草本が生い茂り、読みにくくなっていましたので、
    これらを刈り払っています。

    ユキザサの果実
    真っ赤なユキザサの果実を見つけています。
    様々な植物が果実を成熟させる季節になりました。これから森林内では、色とりどりの
    果実や紅葉・黄葉が目を楽しませてくれることと思います。

    【注意】
    林道を自転車で走行する場合は、スピードを落として、歩行者に十分気をつけてください。

    2014年9月6日(火曜日)晴れのち曇り 

    無意根山

    今日は無意根山の元山コースを巡視します。

    駐車スペース
    歩道入口(登山口)前の駐車スペースの様子。

    入林ポスト
    歩道入口(登山口)に入林者名簿が入った赤い入林ポストがあります。
    登山等で入林される場合は、入林者名簿への記入を忘れずにお願いいたします。

    ヤマブドウサルナシ
    (ヤマブドウ)(サルナシ)
    このようにたわわに実った果実を見つけると、実りの秋を実感させられます。

    ネマガリタケ
    ネマガリタケが一面に広がる千尺高地。

    ムイネシリポロトー
    “ムイネシリポロトー”の名前もある大沼。

    コガネギク、エゾオヤマノリンドウ
    歩道脇にはコガネギクやエゾオヤマノリンドウが咲いています。

    三角点のある場所
    三角点のある場所はまだここから250メートルほど先ですが、
    最も標高の高い場所は祠のあるここです。

    山頂
    山頂から眺める中岳。
    なお、本日の巡視では、植物の盗掘および植生の踏み付けなどは確認されておりません。

    【注意】
    雨が降った日の後はとても歩道が滑りやすくなるため、転倒などには十分注意してください。
    また、転倒防止のため登山用のポールを使用する場合、必ずポールの先にゴムキャップを装着するようにしてください。

    2014年9月5日(金曜日)曇り時々雨 

    美笛の滝、風不死岳(北尾根コース)ほか

    本日は美笛の滝に来ています。

    美笛の滝の駐車スペース近く
    美笛の滝の駐車スペースまで200m付近の様子。
    (9月5日現在、ここまでの市道および駐車場までは車両通行止めとなっています)

    先月の大雨による河川の氾濫で、写真のような状況となっています。

    木橋
    また、沢を渡る木橋もこの状況です。美笛の滝までの歩道も幾つかの箇所で路肩が崩れ、
    歩行が困難な状態です。
    大変危険ですので、歩行の際は十分注意していただくようお願いいたします。

    美笛の滝
    美笛の滝です。
    周辺のオオイタドリ等の大型草本もなぎ倒されており、相当な水量が流れ込んだものと思われます。

    コクワガタ
    コクワガタ(♂)です。とはいえ、結構大型の個体でした。

    歩道入口歩道入口
    続いて、風不死岳の北尾根コースの歩道入口(登山口)を示す看板を、より見えやすいと思われる場所へ
    移設しています。

    オコタンペ湖周辺
    オコタンペ湖周辺も巡視しています。よく観光客の方などから質問されるのですが、
    湖岸へ下りることはできませんのでご注意ください。

    2014年9月2日(火曜日)晴れのち曇り 

     札幌岳

    本日は札幌岳の歩道を巡視しています。

    前回巡視を中断した場所
    先日(8月10日)中断した場所から巡視スタートです。

    テングタケ
    森林内では色々なキノコが生えてきています。
    写真はトドマツ林下で見つけたテングタケ。

    ツリガネタケ
    ツリガネタケです。
    幹の内部を腐朽させるキノコ(白色腐朽菌)です。

    冷水小屋
    冷水小屋。

    ここから山頂までは、およそ2.5キロメートルです。
    急な登りが始まりますので、ここで一休みしてから登ると良いでしょう。

    ベニテングタケベニテングタケ
    どちらもベニテングタケです。やや黄色っぽい個体も見られました。

    タマゴタケ
    タマゴタケです。
    我々では判別不可能でしたが、全体が真っ白なキノコや傘が緑色のキノコ等々、
    色彩の美しい様々なキノコが歩道脇にて見られます。

    最後の登り滑りやすい箇所
    頂上へ続く最後の登りです。
    しばらく晴天が続いていますので、コンディションは悪くありません。土がむき出しになっている箇所は、
    滑りやすいため通行の際は注意が必要です。

    山頂
    広々とした山頂です。
    平日のためか比較的入林者は少なめのようです。

    タカネナナカマド
    山頂に生えているタカネナナカマド。
    果実が赤く色付いてきており、秋の気配が感じられます。

    札幌市街方向
    (札幌市街方向)

    羊蹄山、尻別岳方向
    (羊蹄山、尻別岳方向)

    山頂からの眺望。今日も羊蹄山は雲に隠れていました。残念!
    なお、本日の巡視では、新たな植物の盗掘および植生の踏み付け、不法投棄などは確認されておりません。

    【注意】
    周辺植生への影響がありますので、歩道以外の場所への立ち入りはお止めください。

    2014年9月1日(月曜日)晴れ一時曇り 

     空沼岳

    本日は空沼岳の歩道を巡視しています。

    万計山荘
    快晴の空の下、万計山荘から山頂までの歩道を巡視しています。

    頂上目前
    山頂まではおよそ3.5キロメートル。

    エゾオヤマリンドウ
    もうすぐ咲きそうなエゾオヤマリンドウ。

    真簾沼
    真簾沼です。
    雲が水面に映り込むくらい、穏やかでした。

    ルリボシヤンマのなかま
    真簾沼にて産卵していると思われる、ルリボシヤンマのなかまを見つけています。

    アカモノの果実
    アカモノの果実。

    山頂
    山頂の様子です。
    細長く岩場が伸びています。休日は休憩や昼食をとる登山者でいっぱいになります。
    ちなみに、写真右手奥にそびえるのは恵庭岳。

    【注意】
    真簾沼周辺でのキャンプは、高山植物などの植生を傷めたり、沼周辺を汚染したりするのでお止めください。 

    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271