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北海道森林管理局

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    石狩GSS活動日誌(2014)


    石狩GSS活動日誌 

    2014年7月 

    2014年7月30日(火曜日)晴れ 

     親子木工クラフト教室

    本日は北広島市立西部中学校にて行われた、「親子木工クラフト教室」のお手伝いをさせていただきました。

    説明風景
    石狩森林管理署の職員から、樹木の種子散布や年輪等、森林についての興味深い説明がありました。

    たくさん準備してある材料
    クラフト作成の際に注意する点の説明を聞いて、クラフト作成スタートです!
    たくさん準備してある材料の中から、どれを使うか選んでいます。

    グルーガンを使用
    グルーガンを使い、接着していきます。

    剣と盾を持った戦士のような作品
    剣と盾を持った戦士のような作品。

    木に小鳥が留まっているような作品
    木に小鳥が留まっているような作品も。

    作品作品
    各々色々なアイディアで作品を完成させていました。
    また、皆さん楽しそうにクラフトを作成していたのが印象的でした。
    夏休みのいい思い出の一つになってくれると嬉しいですね。

    2014年7月28日(火曜日)晴れ 

     夕日岳

    今日は夕日岳の歩道を巡視します。

    歩道入口
    定山渓神社の隣を通って、歩道入口(登山口)へ。

    キンミズヒキ
    キンミズヒキが咲き始めました。

    歩道
    歩道の状況です。
    昨日までの雨の影響はほとんど見受けられません。

    ナツボウズ
    ナニワズの果実。
    「ナツボウズ」の名前の通り、夏季は落葉しています。

    オニグルミの果実
    オニグルミの果実。
    エゾリス等の動物の食料となります。

    見晴台からの風景見晴台からの風景
    見晴台からの風景。
    定山渓の温泉街を見下ろせるほか、余市岳や小天狗岳、定山渓天狗岳、無意根山等の山々が見渡せる、
    見晴らしの良い場所です。

    夕日岳山頂までの最後の登り
    夕日岳山頂までの最後の登り。なかなかハードです。

    山頂
    樹林に囲まれた山頂。
    本日の巡視では、植生の踏み付けおよび植物の盗掘、不法投棄などは確認されておりません。

    2014年7月27日(水曜日)雨 

     各歩道入口(登山口)の巡視

    今日は雨天のため、各歩道入口(登山口)周辺の巡視を行っています。

    歩道入口
    八剣山の南口コースの歩道入口(登山口)を指し示す看板の周りを
    草本類が覆い被さってきており、見えにくくなっていましたので、刈り払いを行っています。

    八剣山の西口コース
    同じく八剣山の西口コースにて、歩道脇のササがまた伸びてきました。
    道迷いと歩道外への侵入防止のため、刈り払いを行っています。

    春香山小屋
    春香山の春香沢コース入口前にある春香山小屋。

    誘導標
    当コースはしばらく林道を歩きますが、林道が分かれるところに
    写真のような誘導標がありますので、迷う心配はなさそうです。

    小天狗岳

    さっぽろ湖展望台から望む小天狗岳。
    本日の巡視では、新たな植物の盗掘および植生の踏み付け、不法投棄などは確認されておりません。

    2014年7月26日(火曜日)曇りのち雨 

    八剣山ほか

    本日は八剣山の歩道を巡視しています。

    西口ルート
    西口ルートから巡視をはじめます。

    修繕前修繕後
    (修繕前)  (修繕後)

    ロープが解れて切れそうでしたので、取り替えています。

    ハエドクソウ
    7月26日現在、西口コースではハエドクソウをよく見かけます。

    山頂
    山頂の様子。
    あまり天気も良くない予報のためか、誰もいないようです。

    中央口コース
    下りは中央口コースを巡視しています。
    この岩壁の脇を通りますが、歩道がやや崖側(写真左側)に傾いており滑落の危険性もありますので、
    十分注意して通行してください。

    エゾスズラン
    たくさんの花を付けたエゾスズラン。
    “スズラン”の名が付いていますが、スズランはユリ科で、エゾスズランはラン科の植物です。

    分岐点の標識
    中央口コースと南口コースとの分岐点にある標識。

    中央口コース
    中央口コースから入ってすぐの箇所に、スズメバチの巣があります。
    迂回路がありますので、そちらを通行するようにしてください。

    また、巣を見に規制線を越えて近づく等の行為は大変危険ですので、絶対におやめください。

    作業前作業後
    (作業前)  (作業後)

    雨が降り始めたので、無意根山の薄別コースを巡視しています。
    宝来沢林道にて、主に曲線部の草刈りを行っています(一般車両が走行する可能性もあり、
    走行時に見通しが悪いため)。

    【情報】
    宝来沢林道の入口にある第1ゲートは、石狩森林管理署へ入林申請・承認の手続きを行った上で通行できます。通常、入林申請の手続きについては1週間ほど時間を頂いております。

    2014年7月25日(月曜日)曇り 

    風不死岳

    本日は風不死岳に来ています。

    風不死岳
    支笏湖を挟んで風不死岳。
    雨の心配はなさそうです。

    歩道入口
    北尾根コースの歩道入口(登山口)。

    8合目
    林道から歩道への分岐点。

    分岐点
    8合目まではほとんど単調な登りが続きます。

    サビタ
    “サビタ”という別名をもつノリウツギ。

    ハナビラタケ
    ハナビラタケを見つけました。

    支笏湖
    9合目付近から、振り返ると支笏湖が見えてきます。
    今日は残念ながら霞がかかったような雰囲気です。
    なお、8合目を過ぎてからは岩場もあり、ぐっと傾斜がきつくなります。

    コメツツジ
    山頂付近に咲くコメツツジ。

    山頂
    山頂を示す看板。

    樽前山
    隣の樽前山は靄がかかっているようです。

    【注意】
    支笏湖周辺もヒグマの生息地です。
    登山などで入林される場合は、熊鈴やラジオを携帯したり、会話をしたりするなどして、
    人の存在をアピールするようにしましょう。

    2014年7月22日(火曜日)晴れ 

    無意根山

    今日は無意根山(宝来沢コース)の歩道を巡視しています。

    無意根山
    歩道入口(登山口)に設置してある大きな看板。

    アリドオシラン
    数は多くありませんが、アリドオシランがいくつか咲いています。

    歩道入口
    歩道入口(登山口)から約1.5キロメートルで大蛇ヶ原湿原に到着。

    チングルマ
    チングルマは果実になっています。
    まるで羽毛のような面白い形状をしています。

    トキソウ
    トキソウです。
    花の色が鳥類のトキに似ているため、この名が付いたそうです。

    無意根尻小屋
    大蛇ヶ原湿原から約0.5キロメートル先にある無意根尻小屋。

    無意根山の頂上
    ハイマツが現れてくるテラスから見上げる無意根山の頂上。

    元山コースとの合流点付近からの風景
    元山コースとの合流点付近からの風景。
    秋にはダケカンバやナナカマドの黄葉・紅葉とササの緑色のコントラストが美しい場所です。

    今日は残念ながら札幌岳や狭薄山は雲に隠れており、その姿を見ることはできませんでした。

    山頂の看板
    山頂の看板が新しく設置されていました。

    リンネソウ
    山頂付近でリンネソウを見つけました。
    今日の巡視では、新たな植物の盗掘および植生の踏み付け、不法投棄は確認されておりません。

    2014年7月21日(月曜日)晴れ一時曇り 

    野幌自然休養林

    本日は野幌自然休養林にて、林道(四季実コース)の補修作業を行っています。

    補修前補修後
    (補修前)(補修後)

    路肩が崩れていたので、土のうを置いて応急的な処置を施しています。

    志文別線
    志文別線の様子。
    祝日ということで多くの利用者が見られます。
    日差しは強いですが、風が吹いているためそれほど暑さを感じません。

    駐車場
    森林の家の前の駐車場の様子。

    駐車場
    こちらの駐車場には、野幌自然休養林の案内図が設置されています。
    散策などの計画にご利用ください。

    【注意】
    野幌自然休養林内での火気の使用はできません。

    2014年7月20日(日曜日)曇りのち晴れ 

    野幌自然休養林

    本日は野幌自然休養林に来ています。

    大沢コース
    大沢コースの様子。
    木漏れ日の中を散策するにはもってこいの一日です。

    交換設置した標識
    四季実コース、カラマツコース等を巡視しながら、破損した標識(ハードルフェンス)を
    新しいものに交換しています。

    写真のような標識のある場所の先は、歩道ではありませんので立ち入らないようお願いします。

    原の池
    カラマツコース沿いにある原の池。

    エゾニワトコキミノエゾニワトコ
    (エゾニワトコ)  (キミノエゾニワトコ)

    この時期、緑の多い森林の中でひときわ目を引くのが、エゾニワトコの真っ赤な果実です。
    果実の色が橙黄色のキミノエゾニワトコは、志文別線で観察できます。

    【注意】
    林道を自転車で走行する場合は、スピードを落とし歩行者に十分注意するようお願いいたします。

    2014年7月19日(土曜日)曇り 

    小天狗岳

    今日は小天狗岳の歩道を巡視しています。

    定山渓ダム下流園地
    車両は定山渓ダム下流園地に停めます。

    登山者
    連休初日ということもあり、非常に多くの登山者で賑わっております。

    登山途中の階段
    以前、階段が設置されており、その板が腐って支えとなる鉄棒がむき出しになっています。

    歩行中に足を取られると非常に危険ですので、目に付くよう鉄棒に色付けしています。
    歩行の際は十分注意してください。

    中間地点の岩場
    岩場が見えてくると、ちょうど中間地点です。

    ナナカマド
    早くも紅く色付いていたナナカマド(ちょっと気が早い個体でしょうか?)。

    クワガタムシ
    歩道上を歩いていたクワガタムシの仲間。
    踏み潰されてしまわないよう、近くの樹木に移動してもらいました。

    さっぽろ湖
    眼下に広がるさっぽろ湖。
    晴れていれば、烏帽子岳や神威岳も見えます。

    小天狗岳の山頂
    小天狗岳の山頂です。
    本日の巡視では、新たな植物の盗掘および植生の踏み付け、
    不法投棄は確認されておりません。

    急勾配箇所
    総じて小天狗岳の歩道は急勾配のため、滑って転倒するおそれもあります。
    下りは特に慎重に!

    2014年7月18日(金曜日)晴れ 

    空沼岳

    本日は空沼岳に来ています。万計山荘から山頂までの歩道を巡視します。

    万計山荘
    万計山荘です。
    空には雲がわずかに見られますが、今日もいい天気になりそうです。

    万計沼
    万計沼です。

    ベニバナイチヤクソウ
    万計山荘の近辺にて、ベニバナイチヤクソウを見つけました。
    もうすぐ花期は終わりそうです。

    真簾沼
    真簾沼です。
    風があったため、水面が少し波立っています。

    ゴゼンタチバナ
    現在この辺りで見られるのが、ゴゼンタチバナです。

    ハリブキ
    ハリブキが実を付け始めています。

    歩道
    歩道の様子です。
    まとまった雨が降っていないせいか、歩道のぬかるみは殆どみられません。

    エゾクロクモソウ
    エゾクロクモソウ。やや湿った歩道沿いに咲いていた花です。
    花は小さく、色もあまり目立たないので、踏み付けないように気をつけてください。

    エルタテハ
    今日は歩道を歩いていると色々な種類の蝶に出遭いました。
    こちらはエルタテハ(タテハチョウのなかま)。
    越冬する蝶です。

    山頂
    山頂に到着です。
    後から山頂にやってきた数名の登山者に対して、国有林内でのルールとマナーの啓発・指導を行い、
    リーフレットを配布しています。
    また、万が一の事態に備えて、携帯用のトイレ渡しています。

    狭薄山の方向
    山頂からの景色(狭薄山の方向)

    万計山荘の赤い屋根
    山頂からは万計山荘の赤い屋根がはっきりと見えます。

    恵庭岳
    空沼岳山頂から見る恵庭岳。
    中腹にやや雲がかかっていますが、特徴的な山頂が顔を出しています。

    なお、本日の巡視では、植物の盗掘および植生の踏み付け、不法投棄は確認されておりません。

    【注意】
    周辺植生や野生動物への影響が考えられますので、ゴミは必ず持ち帰るようにしてください。

    2014年7月15日(火曜日)晴れ 

     恵庭岳

    本日は恵庭岳の歩道を巡視しています。

    作業前作業後
    歩道の複線化および道迷い防止のため、トラロープを張って立ち入りを規制しています。
    歩道以外の場所への立ち入りはご遠慮ください。

    作業前作業後
    (作業前)(作業後)

    6合目を過ぎて、歩道が登りと下りに分かれます(一方通行です)。
    最近、登り専用の歩道を下ってくる登山者をよく見かけますので、看板を設置し注意を呼びかけています。

    下り専用の歩道を示す看板
    下り専用の歩道を示す看板も同様に設置しています。

    イチヤクソウ
    7月15日現在、歩道脇にてイチヤクソウがあちらこちらで咲いています。

    ミヤマホツツジ
    ミヤマホツツジはこれからが見頃といったところでしょうか。

    支笏湖
    7合目の見晴台から見下ろす支笏湖。

    山頂から
    8合目から山頂を望む。

    第2見晴台に設置
    山頂を示す標識は、第2見晴台に設置してあります。
    現在も第2見晴台から先は、崩落の危険がありますので立ち入らないようにしてください。

    風不死岳
    第2見晴台から、支笏湖を挟んで望む風不死岳。

    2014年7月14日(月曜日)晴れ 

     オコタンペ湖・各歩道(登山道)入口巡視

    看板再度設置
    先月15日に設置した看板が無くなっていましたので、再度設置しています。

    繰り返しになりますが、オコタンペ湖周辺は「漁岳周辺森林生態系保護地域」という保護林に指定されています。植生保護の観点から、オコタンペ湖を観賞する場合は、展望台からにしてください。

    オコタンペ湖
    展望台から眺めるオコタンペ湖。

    恵庭岳イチャンコッペ山
    (恵庭岳)(イチャンコッペ山)

    引き続き、恵庭岳・イチャンコッペ山の歩道入口(登山口)周辺の巡視を行っています。
    今回の巡視では新たな植生の踏み付けおよび植物の盗掘、不法投棄等は確認されておりません。

    キアゲハの終齢幼虫
    イチャンコッペ山の歩道入口(登山口)付近にいた、キアゲハの終齢幼虫。

    オオヤマサギソウ
    恵庭岳の歩道入口(登山口)付近で、オオヤマサギソウを見つけました。

    2014年7月13日(日曜日)晴れ一時曇り 

     札幌岳

    本日は札幌岳(冷水沢コース)の歩道を巡視しています。

    スタート地点
    今日はここからスタートし、山頂までの歩道を巡視します。

    冷水沢
    途中で何度か冷水沢を渡ります。
    清流が涼やかな瀬音を届けてくれています。

    冷水小屋
    冷水小屋です。
    土曜・日曜・祝日は、管理人がいるそうです(但し一部期間を除く)

    シロバナニガナハナニガナ
    (シロバナニガナ)  (ハナニガナ)

    冷水小屋から先の歩道は急傾斜が続きます。
    歩道沿いに咲く花に癒やされながら、上を目指します。

    尾根道
    急傾斜の歩道を登り切ると、ダケカンバの優占する平坦な尾根道へ。
    今日もたくさんの登山者が入林しています。

    ミヤマキヌタソウ
    この辺りではミヤマキヌタソウを見つけています。

    山頂からの景色
    山頂からの景色。
    山頂では登山者に対し、国有林内のルールとマナーの啓発・指導を行っています。

    山頂から札幌市街方面
    山頂から札幌市街方面を望む。

    【注意】
    登山用のポールには、歩道(登山道)保護のため、必ずゴムキャップを付けるようにしてください。
    歩道の端が崩れ、周辺植生への影響を与えてしまう可能性も考えられます。

    2014年7月12日(土曜日)曇り一時雨 

     朝日岳・札幌岳

    今日は朝日岳と札幌岳(冷水沢コース)の歩道を巡視します。

    豊林荘コースの入口
    トドマツ林にある豊林荘コースの入口。
    ここから巡視スタートです。

    アカミノルイヨウショウマウメガサソウ
    (アカミノルイヨウショウマ)  (ウメガサソウ)

    アカミノルイヨウショウマの果実やウメガサソウの花を見つけました。
    また、クルマユリやコイチヤクソウもよくみられます(7月12日現在)。

    岩戸公園コースとの合流点付近
    岩戸公園コースとの合流点付近は、岩の上を歩く箇所も。
    滑りやすいので十分ご注意ください。

    山頂
    山頂の様子。

    岩戸公園コース
    山頂から岩戸公園コースを通って下山しています。
    今回の巡視では、新たな植物の盗掘および植生の踏み付け、不法投棄は確認されておりません。

    駐車スペース
    続いて札幌岳の冷水沢コースを巡視しています。
    歩道入口(登山口)前の駐車スペースは、土曜・日曜日はこのように車でいっぱいになります。
    人気の高さをうかがえます。

    石仏
    当コースに1つだけある石仏。

    サンカヨウミヤママタタビ
    (サンカヨウ)  (ミヤママタタビ)

    サンカヨウやミヤママタタビ等が実を付け始めています。

    歩道
    歩道の様子。
    団体の登山客もしばしばみられます。
    時間の都合上、今日は冷水小屋の手前で巡視を中断しています。

    入林者名簿用紙
    最後に、入林者名簿の用紙が不足していましたので補充しています。

    2014年7月11日(金曜日)晴れ 

    八剣山・各歩道入口(登山口)の巡視

    本日は八剣山の歩道(西口コース)を巡視します。

    八剣山の歩道
    八剣山の歩道は、いずれのコースも急斜面を登り降りし、
    頂上付近では岩場を通ることになります。
    標示してある通り、転倒・滑落・道迷いに十分注意してください。

    急斜面
    ロープを頼りに登り降りする急斜面。

    オオウバユリ
    林内では、オオウバユリの花が次々に咲き始めました。

    ウリノキの花
    ユニークな形状をしたウリノキの花。

    エゾノキリンソウ
    頂上目前で、南口・中央コースと合流し、岩場を歩きます。
    その岩場で咲いているのはエゾノキリンソウ。

    エゾマンテマ
    同じく岩場に咲くエゾマンテマ。

    山頂
    山頂の様子。
    写真中央に見えるのは、神威岳と烏帽子岳です。

    山頂からの景色
    山頂から見下ろす風景はまるで箱庭のようです。

    豊平川上流域の山の歩道入口
    引き続き、豊平川上流域の山の歩道入口(登山口)を巡視しています。
    写真は百松沢小屋です。

    入林者名簿のある小屋に、登山用ポールに保護キャップを取り付けるよう呼びかける標示をしています。
    札幌岳(冷水小屋)、八剣山(八剣山小屋)にも同様に標示をしています。

    エゾクガイソウ
    定山渓天狗岳の歩道入口に向かう林道にて、エゾクガイソウを見つけました。

    ヤナギラン
    ヤナギランも見つけました。

    車が駐車できる天狗小屋から歩道入口まで、しばらく林道を歩きますが、
    林道脇に咲く花を探しながら歩くのもまた登山の楽しみの一つではないでしょうか。

    【注意】
    八剣山の頂上付近は岩場です。岩はもろく崩壊しやすいので、
    決して歩道以外の場所を歩くことのないようにしてください。

    2014年7月8日(火曜日)晴れ 

    野幌自然休養林

    今日は野幌自然休養林にて、林道の補修・修繕作業をお手伝いしています。

    土のう
    路肩が崩れた箇所に土のうを積んでいます。

    地表流により洗掘の影響のあった部分
    別の場所では、雨水などの地表流により洗掘を受けたと思われる箇所に、土のうを置いています。

    マムシグサの果実
    マムシグサの果実。
    これから赤く色付いてきます。

    オオウバユリのつぼみ
    林内のあちらこちらで、オオウバユリのつぼみが開き始めています。

    2014年7月7日(月曜日)晴れ 

    夕日岳・小天狗岳

    本日は夕日岳と小天狗岳の歩道を巡視します。
    午前中は夕日岳へ向かいます。

    歩道入口
    歩道入口(登山口)からすぐ、カツラの巨木が出迎えてくれます。

    クルマユリコイチヤクソウ
    (クルマユリ)  (コイチヤクソウ)

    クルマユリやコイチヤクソウ等がよく見つかります。

    見晴台入り口
    山頂へ向かう前に見晴台(写真奥へ進む)に立ち寄ります。

    見晴台からの風景
    見晴台からの風景。
    写真中央の余市岳の頂上付近には、まだ雪が残っているようです。

    夕日岳山頂
    夕日岳山頂の様子。
    それほど広くはありませんが、休憩できるベンチがあります。
    入林者を3名確認しています。

    小天狗岳の歩道
    午後からは小天狗岳の歩道を巡視しています。
    遭難事故などの万が一の事態の際に情報源となりますし、入り込みの状況を把握するための資料となりますので、登山等で入林される場合は、入林者名簿への記入をよろしくお願いいたします。

    勾配のきつい歩道
    勾配のきつい歩道を登ります。
    また、歩道の一部が階段状になっているため、かなりハードです。

    ハイイヌガヤ
    ハイイヌガヤの果実。

    さっぽろ湖
    頂上へ到達する前に、さっぽろ湖を見下ろせる場所があります。

    歩道途中
    この辺りの場所は眺めも良く、写真を撮る方も多いのですが、
    崖の際になっていますので、足下には十分注意する必要があります。

    ツルアジサイイワガラミ
    (ツルアジサイ)  (イワガラミ)

    ツルアジサイとイワガラミ。
    いずれも白い

    がく 片のある装飾花をつけますが、

    がく 片の枚数が異なります。

    小天狗岳の山頂
    小天狗岳の山頂の様子。
    入林者を5名確認しております。
    また、今回の巡視では新たな植生の踏み付けおよび植物の盗掘、不法投棄等は確認されておりません。

    2014年7月6日(日曜日)曇りのち雨 

    イチャンコッペ山

    本日はイチャンコッペ山の歩道を巡視します。

    入林箱設置
    歩道入口(登山口)に立派な入林箱が設置されています。
    ここからしばらくは急な登りです。

    支笏湖
    急登が終わると支笏湖を背にトラバースします。

    ヨツバヒヨドリのつぼみ
    ヨツバヒヨドリのつぼみが赤く色付いてきました。
    開花までもう少しというところでしょうか。

    歩道
    歩道の様子です。
    (恵庭山岳会のご協力により、ササ刈りがなされています)

    反射板
    反射板は8合目の目印としてわかりやすかったのですが、現在は撤去されています。

    落葉小低木のハナヒリノキ
    8合目付近から山頂までの歩道脇では、落葉小低木のハナヒリノキがよくみられます。
    有毒植物で、かつて葉を粉にして殺虫剤として用いたそうです。

    山頂
    山頂に到着しました。
    今日は生憎の天気で、恵庭岳や支笏湖などを望むことはできませんでした。

    【注意】
    山火事の原因となりますので、林内でのタバコは止めましょう。
    また、山頂などでガスコンロを使用する場合は、火の取り扱いに十分注意してください。

    2014年7月5日(土曜日)晴れ時々曇り 

    野幌自然休養林

    今日は野幌自然休養林内を巡視します。

    大沢口
    大沢口の様子です。

    オオウバユリのつぼみ出入口の看板
    大沢口付近にて、オオウバユリのつぼみが切除されていることを確認しています。
    原因は不明ですが、このような光景を見ると非常に悲しい思いがします。

    オオウバユリは発芽から開花まで10数年を要するといわれています。
    しかも開花は一生に一度きり。

    ここ野幌自然休養林では、オオウバユリに限らず、動植物の採取は禁止されております。

    今一度このことを呼びかけるため、各林道の出入口および大沢園地や登満別園地等に標示をしながら巡視を行っています。

    森林の家の前の掲示板
    森林の家の前の掲示板にも標示をしています。

    エゾアジサイ
    森林の家の前にて。エゾアジサイが咲き始めています。
    中央線沿いでも幾つかの個体が開花しているのを確認しています。
    これからが花のピークとなるでしょう。

    トド山口ゴミの不法投棄
    トド山口の様子。ここではゴミの不法投棄を確認しており、回収しています。

    バイオトイレ
    登満別園地内に設置してある、バイオトイレです。

    森林の家駐車場およびログハウスのトイレを開放していない場合、こちらを利用してください。
    大変ご不便をおかけしますが、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

    【注意】
    不法投棄は違法です。捨てたゴミが周辺の自然環境へ影響を与えます。
    ゴミの持ち帰りにご協力ください。

    2014年7月4日(金曜日)晴れ 

    空沼岳

    本日は空沼岳の歩道を巡視します。

    歩道入口
    駐車スペースから木製の橋を渡ってすぐにある、歩道入口(登山口)を示す看板。

    登山途中
    平日でも登山者の多い人気のある山です。

    抜け殻
    トンボの幼虫の抜け殻でしょうか。

    マタタビ類の花
    マタタビ類の花がちょうど見頃で、歩道脇のあちらこちらで観賞できます。

    万計沢を渡る橋
    万計沢を渡る橋。
    足下に注意して通行してください。

    作業前作業後
    (作業前)  (作業後)

    歩道沿いに設置してある各標識の周囲にササが生い茂り、やや見にくい状況となっていましたので、鉈で刈り払っています。

    万計沼
    万計沼です。
    下山途中の登山者が一休みする光景を時折見かけています。

    ミツガシワ
    万計沼の周りには、ミツガシワがわずかに咲いていました。
    もうそろそろ花期は終わりを迎えるようです。

    林道沿いに生えるオオイタドリ等
    最後に、歩道入口(登山口)までの林道沿いに生えるオオイタドリ等の刈り払いを行っています。
    (特に曲線部で見通しが悪くなっているため)

    なお、本日の巡視では、新たな植物の盗掘や植生の踏み付け、不法投棄などは確認されておりません。

    2014年7月1日(火曜日)晴れのち曇り 

     定山渓天狗岳

    本日は定山渓天狗岳の歩道を巡視します。

    天狗小屋の中
    天狗小屋の中に入林者名簿がありますので、登山などで入林される場合は記入をお願いします。
    また、下山後も記入をお忘れなく。

    歩道入口
    林道を一時間弱歩いてようやく歩道入口(登山口)へ。

    トドマツ林内
    歩道入口(登山口)からはまず、トドマツ林内を歩きます。

    コイチヤクソウ
    トドマツ林の林床ではもうすぐコイチヤクソウが咲きそうです。

    倒木撤去前倒木撤去後
    (撤去前)  (撤去後)

    歩道の拡幅や複線化を防ぐため、歩行の支障となる倒木は撤去しています。

    岩場を登る箇所
    ロープを頼りに岩場を登る箇所が幾つかあります。
    岩が濡れていると、大変滑りやすいですので注意してください。

    残雪
    沢の上流部にはまだ雪が残っています。

    エゾレイジンソウ
    エゾレイジンソウを見つけました。

    むき出しの岩壁
    沢を登り詰めて振り返ると、むき出しの岩壁が目に入ってきます。

    エゾハナシノブ
    この辺りで見られるエゾハナシノブ。

    岩溝
    頂上まであともう少しというところで、岩溝(ルンゼ)を登ります。
    ここはコースで一番の難所だと思います。

    登り降りする際に落石をしないよう注意してください。
    また、ロープの耐えられる荷重も限られていますので、一人ずつ十分な間隔を空けて登り降りしてください。

    山頂
    山頂に到着しました。
    山頂部は狭いため、足下には十分注意してください。

    山頂からの眺望

    山頂からの眺望
    山頂からは無意根山や羊蹄山、烏帽子岳、手稲山などを望むことができます。
    また、眼下にはさっぽろ湖も広がります。

    【注意】
    定山渓天狗岳は、「天狗岳高山植物保護林」に設定されています。
    貴重な高山植物群落が存在しますので、歩道以外の場所へは立ち入らないでください。
    盗掘は法律により罰せられます。

    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271