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北海道森林管理局

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    平成23年度 地域管理経営計画等の策定に関する地元意見交換会の概要について

    地域管理経営計画等の策定にあたり、住民参加の森林づくりを進める一環として、地域管理経営計画等に関してのご説明を行うとともに、地域の皆様からのご意見・ご要望をお伺いする機会となる、地元意見交換会を開催しましたので、その概要を公表します。

     1.石狩空知森林計画区(主催:石狩森林管理署)

    (1)開催日時:平成23年12月19日(月曜日) 13時30分~16時00分

    (2)開催場所:北海道森林管理局大会議室

    (3)出席者:北海道2名、市町村9名、国有林モニター2名、署ボランティア連絡会関係者22名、NPO等4名、業界関係者6名、局・署関係者39名  計84名

    (4)意見の概要

    • 国有林としてエゾシカ対策を十分にやってほしい。(猟友会)
    • 藻岩山の管理経営について教えてほしい。(ボランティア)
    • 森林吸収源についての考え方や生物多様性への考え方いかん。(一般)
    • 育成天然林の地がき箇所や風倒跡地でのカンバの取り扱いいかん。(ボランティア)
    • 森林環境教育、林業教育をもっと積極的にアピールしてほしい。(NPO)
    • 将来の木材自給率50%目標と国有林の伐採に関する戦略いかん。カラマツ新植がない理由。(一般)
    • 緑のダムとしての森林の効果に期待。具体的な流域データがあれば示して欲しい。(樹木コンサルタント)
    • 施業集約化への協力をお願いしたい。(後志総合振興局)
    • 生物多様性の観点からの森づくりを考えてほしい。また、笹地の取り扱いを検討してほしい。(ボランティア)

     意見交換会の様子
    意見交換会の様子

    2.上川北部森林計画区(主催:上川北部森林管理署)

    (1)開催日時:平成24年1月19日(木曜日) 13時30分~16時00分

    (2)開催場所:下川町バスターミナル合同センター

    (3)出席者:北海道7名、市町村9名、国有林モニター1名、研究機関等3名、業界関係者等18名、局・署係者35名  計73名

    (4)意見の概要

    • エゾシカ対策を十分に行ってほしい。(国有林モニター)
    • 国有林の職員が、これから民有林の指導者として活躍することを期待している。(下川町)
    • 資源循環林を増やし、今まで以上に木材生産を行ってほしい(背景に分収造林の要望あり)。(中川町)
    • 中川町のフキノ台の笹地をタケノコ園として協定を結び開放してほしい。(中川町)
    • FSC森林認証について、地域と連携して取り組んで欲しい。(下川町)
    • 地域と連携して木材自給率の向上に努めて欲しい。(下川町)
    • 以前の施業で残地した天然大径木は位置を把握し、有効利用する方法を考えて欲しい。(木材業者)。
    • カラマツ材に需要があるので、もっとカラマツを植えて欲しい。(木材業者)

    意見交換会の様子 
    意見交換会の様子

    3.石狩空知森林計画区(主催:空知森林管理署 北空知支署)

    (1)開催日時:平成24年1月31日(火曜日) 13時30分~16時00分

    (2)開催場所:岩見沢市文化センター 2階 音楽室

    (3)出席者:北海道4名、市町村14名、業界関係者等7名、森林組合等5名、森林ボランティア団体等5名、学校・教育3名、局・署関係者24名  計62名

    (4)意見の概要 

    • 資源の循環利用林の比率が低すぎるのではないか。人工林の林齢が平準化するように計画すべき。(樹木医)
    • 国有林内にある石炭について、引き続き活用できるようにお願いしたい。(業界関係者)
    • 作業路等の共用、集約をすることによって低コスト化できるのではないか。(森林組合)
    • 防風林が老朽化してきているが、状況に応じた手入れをお願いしたい。(美唄市・長沼町)
    • 林業再生について、人材育成プランは具体的にどの程度進んでいるのか。
      また、林業を学ぶ機関が減少している中で、林学科や林業科の卒業生を国有林や道庁で採用すべき。(樹木医・学校)
    • 地域・林業を活性化するための方策を国・道・民の連携をもって積極的に行うべき。(樹木医・道庁)

     意見交換会の様子
    意見交換会の様子

    4.後志胆振森林計画区(主催:後志森林管理署)

    (1)開催日時:平成24年2月2日(木曜日) 13時00分~16時00分

    (2)開催場所:倶知安公民館

    (3)出席者:北海道(振興局)7名、市町村等10名、NPO等2名、業界関係者5名、局・署関係者32名  合計56名

    (4)意見の概要

    • 今後、木材自給率50%を目指すことになっているが、資源の循環利用林が少ない中でどのように達成するのか。(ボランティア)
    • 過去の気象害で未立木地になっている箇所について、森林整備をどのように進めていくのか。(ボランティア) 
    • 森林整備の水準と、公益的機能の発揮の程度をチェックしながら、森林整備の内容を計画していくべきではないか。(ボランティア)
    • 森林・林業再生プランで示した木材自給率50%を達成するために、国有林としてそのプロセスを計画づくりに反映していくのか。(振興局)
    • バイオマス利用についての事業計画があれば教えて欲しい。(ボランティア)
    • 北限のブナプロジェクトは継続されているのか。(ボランティア)
    • 国有林の木材価格が下がれば民有林の材が売れなくなるので、供給面で配慮して頂きたい。(黒松内町)

    意見交換会の様子 
    意見交換会の様子

    お問合せ先

    計画保全部計画課
    ダイヤルイン:050-3160-6283
    FAX:011-614-2652