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北海道森林管理局

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    横浜市立大学学生「職場体験プログラム体験記」

    北海道森林管理局  職場体験プログラム

    令和5年9月12日(火曜日)
    北海道森林管理局にて3日間、お仕事を体験させていただきました。
    1日目は業務調整課でお世話になりました。


    午後から悪天候が予想されていたため、当初の予定を変更し座学を後にしすぐに千歳国有林に移動しドローン
    の操作体験を行いました。
     
    その後、生産事業現場で事業の説明を受け、ハーベスタでの伐採、玉切りの作業を見学しました。
    また、実際に機械にも乗車もさせていただきました。
     
    局へ戻る車中、平成16年に発生した台風18号による風倒木被害について説明を受け、戻ってから改めて
    ドローン業務の目的、活用等についてのお話を伺いました。
    オルソ画像やGISなどの説明をお聞きしたことで午前に行った作業の理解を深めることができました。

    令和5年9月13日(水曜日)

    2日目は石狩地域森林ふれあい推進センターで見学・体験を行いました。

     
    まず、センター所長から国有林や林野庁の概要、推進センターの業務内容について説明を受けました。
    また「札幌水源の森づくり」についてもお話をいただき、イベントで市民の方々が作成した「カミネッコン」
    についても作成をしました。
     
    その後、定山渓国有林に移動し、まず過去の植栽箇所の現況見学を行いました。
    午前に作成した「カミネッコン」に現地で採ったヤチダモの苗を植えたあと、水源の森づくりで市民の皆さん
    が作成した「カミネッコン」と一緒の仮植場に置き、今年度植栽予定地に目串立てを行いました。
    後日、このポイント打ちした箇所に仮植場にあるカミネッコン約200個を植えるそうです。
    森が育つのが楽しみです。
     
    次に定山渓中学校森林教室実施現場(夢の森)へ移動し、森林教室の説明を受けました。
    生徒の方々が楽しんで作業されたのがよく伝わってくる現場でした。

    令和5年9月14日(木曜日)
    3日目は、石狩森林管理署でお世話になりました。
    移動中に署長直々に管理署の業務や取組について説明を受けました。


    実際に人工林を見学し、土壌や地形の違いに基づき植林する木の種類を決めていることを教えていただき
    ました。
    その後、漁川と恵庭岳の土砂崩れ被害があった地域に移動し、ダムとスリッドダムを見学し、治山事業に
    ついてのお話を伺いました。
    土砂の流出を防ぐだけではなく、魚道をダムに設置するなど、地域の環境保全まで考えられていることに
    驚きました。また、駐車場で偶然、枯木をチェンソーで切断する現場も見学できました。
     
    次に、森林生態系保護地域に指定されているオコタンペ湖を見学しました。
    大型ワナの設置が予定されている支笏湖沿岸部に移動し、エゾシカによる被害について説明を受けました。
     
    最後に千歳の国有林で、平成16年台風18号の倒木被害を受けたエリア、教育的観点から倒木林を自然放置
    したエリアの見学とアイヌ共用林野の説明も伺いました。

    3日間毎日、違う課やセンターでお話を伺うことで、改めて森林の重要性や林野庁の幅広い業務について理
    解を深めることができました。
    今回学ばせていただいたことを今後に活かせるよう頑張ります。
    貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました。

    横浜市立大学国際商学部2年  西郷

    お問合せ先

    石狩地域森林ふれあい推進センター

    ダイヤルイン:011-622-5114