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中部森林管理局

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    2016年3月3日(第86号)


    中部森林管理局メールマガジンでは、広報「中部の森林」を中心に、森林管理局からのメッセージ、森林管理署からのお知らせ、トピックス等を発信しております。また、お読みいただきました皆様方からのご意見やご要望を事業の参考にしていきたいと考えております。


    皆さんこんにちは。いかがお過ごしですか?
    春めいてきたとはいえ吹く風はまだ冷たく感じます。この時期の天気は寒くなったり暖かくなったりと気まぐれですが、それでもよく晴れた日には陽射しの変化を感じる頃になりました。冬から春へと季節が移る山々の自然を楽しむのもいいかもしれませんね。
    さて、今回のメールマガジンでは、北信森林管理署長からのメッセージの他、注目情報には、全国山火事予防運動の実施について取り上げています。
    最後までお読みいただければ幸いです。

    INDEX 

    1.森林管理局からのメッセージ-----------------北信森林管理署長

    2.注目情報-----------------------------------全国山火事予防運動の実施について

    3.今月のトピックス-----------------------------国連生物多様性の10年「「グリーンウェイブ2016」の実施について

    4.お知らせ------------------------------------平成28年度事業発注見通し説明会の開催について

                                                                平成28年度イベント実施団体の募集(公募)

                                                                第14回 聞き書き甲子園フォーラム」の開催について

    5.広報「中部の森林」---------------------------2月号掲載

    6.業務関連情報--------------------------------公売・入札情報

    7.参考情報-------------------------------------林業用語の解説等

    1.森林管理局からのメッセージ

    林野庁 中部森林管理局 北信森林管理署長 清水信之 

    「山の日」施行を前にして

     北信地方には他と趣きの異なる山々の風景があります。妙高戸隠連山国立公園にある妙高山(2,454m)、黒姫山(2,053m)、戸隠山(1,904m)、飯縄山(1,917m)と斑尾山(1,382m)は総称して北信五岳と言われ、標高こそは余り高くありませんが、概ね南北方向に富士火山帯に沿って直線に約8キロメートル間隔で並ぶ妙高山、黒姫山、飯縄山と少し離れて斑尾山、海底が隆起してできた戸隠山と生成過程は異なりますが、これだけの山々が1箇所に集まり、しかもそれぞれが高原地帯に独立して並ぶ様は他に見られない光景とも言えます。
     私が、初めてこの山々を目にしたのは、今から約40年も前のことになりますが、その時は普段見慣れている山の雰囲気とは一線を画くすものでしたが、それが何なのか分かりませんでした。以後、長野県の木曽谷、八ヶ岳山麓、石鎚山系、伊吹・鈴鹿山系、紀伊半島、丹沢を眺めてきましたが、幾つもの山陰が重なって見えるのが山の印象でした。特に紀伊半島では同じような稜線が四重にも五重にも重なって見える光景を目にしたとき、つくづく山奥に居るんだなあと思い、清々しさは感じましたが、特に胸にせまるものはありませんでした。しかし、久し振りに北信地方に戻って改めて山々の景色を眺めたとき、なぜか懐かしさを感じ、この地で生まれ育った訳でもないのに、中野市出身の作詞家高野辰之の「ふるさと」が思い浮んで来ます。そのように感じたのも山・川・畑のそれぞれがバランスが良く、どこか懐かしい田舎の原風景を思い出させるのかもれません。

    今年から毎年8月11日を「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨とした「山の日」が新たな国民の祝日になります。これを契機として改めて北信地域の山々に訪れ、可憐な野生植物や景観を眺めて見ては如何でしょうか。

    2.注目情報

    全国山火事予防運動の実施について

    例年、冬から春にかけて、山では枯葉や枯草が多くなることに加え、空気の乾燥や季節風あるいはフェーン現象などの気象条件等から、山火事発生の危険性が高い時期となります。山火事はいったん発生するとその消火は容易ではなく、一瞬にして貴重な森林を焼失するとともに、その回復には長い年月と多くの労力を要することとなります。
    とりわけ、これから暖かくなるにつれ、山に入る機会も多くなりますが、特に、空気が乾いている日や風が強い日には、たき火や野焼きをしないなど、火の取扱いには十分な注意が必要です。
    林野庁は、「平成28年全国山火事予防運動実施要綱」を定め、消防庁等が実施する「春季全国火災予防運動」の実施にあわせて、3月1日(火曜日)から7日(月曜日)までを統一実施期間とする「全国山火事予防運動」の実施を呼びかけています。
    平成28年の統一標語は「誓います 森の安全 火の始末」です。
    一人でも多くの方に山火事予防運動について御理解をいただき、山火事の未然防止に御協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。
                                             

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/j/press/hogo/160226_1.html

    3.今月のトピックス

    国連生物多様性の10年「グリーンウェイブ2016」の実施について

    生物多様性条約事務局は、国連が定める「国際生物多様性の日」(5月22日)に、世界各地において青少年や子どもたちが午前10時に植樹等を行い、生物多様性について学ぶ活動を呼びかけています。
    これらの活動は、現地時間の違いによって地球上の東から西へ次々と移動していくことから、「緑の波(グリーンウェイブ)」と表現されています。
    農林水産省、国土交通省及び環境省は、我が国での生物多様性に関する理解をさらに深めるため、平成28年3月1日(火曜日)から6月15日(水曜日)までの期間を「グリーンウェイブ2016」と定め、広く国民に対して、森林の保全・整備や森林とのふれあいなどを通じて、生物多様性について学ぶ活動の実施や、これらの活動への参加を呼びかけます。


    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/j/press/sanson_ryokka/160222_1.html

    4.お知らせ

    平成28年度事業発注見通し説明会の開催について

    森林管理署等では、平成28年度の造林・製品生産事業の円滑な実行に向けた説明会への参加者を募集しています。


    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/sigenkatuyo/h28-setumeikaikaisai.html

     

    平成28年度イベント実施団体の募集(公募)

    平成28年度の森林ふれあい推進イベントを実施するに当たり、中部森林管理局管内の国有林等を活用したイベントを企画・運営していただける団体等を公募いたします。


    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/gijyutu/28ibento.html

     

    「第14回 聞き書き甲子園フォーラム」の開催について

    「聞き書き甲子園」は、全国から選ばれた高校生が、森や海・川とともに生きる知恵や技を持つ「名手・名人」を訪ね、その知恵や技術、ものの考え方や人となりを聞き書きし、記録する取組です。
    本年度で第14回を迎えた「聞き書き甲子園」の成果発表の場として、3月27日(日曜日)に東京大学弥生講堂においてフォーラムを開催します。
    皆様のご参加をお待ちしております。


    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/j/press/sanson_ryokka/160223.html

    5.広報「中部の森林」2月号

    中部の森林2月号(第143号)

    「中部の森林」2月号は、中部森林技術交流発表会、国有林モニター会議、木質バイオマス研修会などの記事が届きました。また、シリーズ「森林官からの便り」には、木曽署南木曽支署 阿寺森林事務所の「谷脇森林官」からの便りを掲載しています。
    シリーズ「ご当地自慢」は、木曽署からの「木曽川源流の里」木祖村を掲載しました。


    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html

    6.業務関連情報

    公売・入札情報

    7.参考情報

    林業用語の解説等(林野庁HP「広報室から」へのリンク)

    https://www.rinya.maff.go.jp/j/kouhou/kouhousitu/index.html


    過去の中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」はホームページからもご覧いただけます。

    中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」バックナンバーです。


    最後までお読みいただきありがとうございました。
    次回の「中部森林管理局メールマガジン」もお楽しみに! 


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