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中部森林管理局

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    2015年12月2日(第82号)


    中部森林管理局メールマガジンでは、広報「中部の森林」を中心に、森林管理局からのメッセージ、森林管理署からのお知らせ、トピックス等を発信しております。また、お読みいただきました皆様方からのご意見やご要望を事業の参考にしていきたいと考えております。

     

    皆さんこんにちは。山岳では雪を被り、師走に入って何かと慌しさを感じさせる毎日ですが、いかがお過ごしですか。

    今年も残すところあとわずかですね。これからの季節は空気が乾燥し、風邪の流行る時期でもありますから、体調管理には気をつけましょう。

    今回のメールマガジンですが、資源活用課長からのメッセージの他、注目情報として、平成27年度中部森林技術交流会発表課題募集のご案内のほか、今月のトピックスには、「国有林の地域別の森林計画」の樹立・変更について(公告・縦覧)を掲載しています。

    最後までお読みいただければ幸いです。

    INDEX 

    1.森林管理局からのメッセージ---------------資源活用課長

    2.注目情報---------------------------------平成27年度中部森林技術交流発表会発表課題募集のご案内

    3.今月のトピックス--------------------------「国有林の地域別の森林計画」の樹立・変更について(公告・縦覧)

    4.お知らせ----------------------------------平成28・29年度国有林モニターの募集について

                                                              平成27年度「国有林野事業業務研究発表会」の開催及び一般傍聴について

    5.広報「中部の森林」------------------------- 11月号掲載

    6.業務関連情報-------------------------------公売・入札情報

    7.参考情報-----------------------------------林業用語の解説等

    森林管理局からのメッセージ

    中部森林管理局 森林整備部 資源活用課長 井上武次 

    「木質バイオマスのエネルギー利用に向けて」

    木質バイオマスとは木材からなる生物資源のことで、再生可能な生物由来の資源としてエネルギーの供給に係る環境への負荷の低減を図れることから、電気のエネルギー源としての利用が進められています。
    平成24年7月から再生可能エネルギー固定価格買取制度がスタートし、この制度を活用した木質バイオマスに由来する発電・熱源施設の稼働や施設整備の計画が急速に進んでいます。

    中部森林管理局管内の4県でも、4箇所で発電施設が稼働し、木質バイオマス約20万m3/年、がエネルギー利用されています。また同規模の施設整備も計画されており、木質バイオマスのエネルギー利用は更に進み発電燃料用の需要量の大幅な増加が見込まれます。

    木質バイオマスには、製材工場の残材や住宅の解体材・剪定枝など市街地で発生するものがあり、我が国ではこれらが約半数程度を占め、製紙原料・発電燃料用などに利用されていますが、残りの半数を占める主に丸太の生産や間伐作業において発生する建築材に向かない小径木や、端材・末木枝条などの林地残材は、ほとんど未利用で2,000万m3/年、が発生していると推計されています。

    こうした状況から木質バイオマスの利用拡大には、未利用となっている林地残材の活用が期待される一方で、その収集・運搬の低コスト化や他用途の木材とともに安定供給することが課題となっています。

    中部森林管理局管内の国有林では、製紙原料や発電燃料となる材の供給は、需要者と事前に安定供給の協定を結び、森林整備等に付随して丸太の生産を行い26年度には7万m3を販売しています。

    木質バイオマス発電などのエネルギー利用を推進するため、国有林では増加しつつある森林資源を更に有効活用していただけるよう、未利用となっている林地残材の供給量の拡大や立木での供給も進めていく考えです。

    地域の林業活性化には山元への利益の還元が重要であり、未利用となっている林地残材の木質バイオマス発電などへの効率的な供給のため、川上から川下までが連携していく仕組みづくりについて、国有林が民有林のモデルとなれるよう、事業を通じ実証に取り組んでいくこととしています。

    注目情報

    平成27年度中部森林技術交流発表会 発表課題募集のご案内

    民有林及び国有林の行政機関・大学・高校・団体等が日頃から取り組まれている森林・林業に関する試験研究、先導的取組事例、林業体験活動等の取り組みについて発表を行い、森林・林業の更なる推進とこれら成果の普及等について民有林・国有林が一体となって進めることを目的に「平成27年度中部森林技術交流発表会」を開催いたします。

    発表会を通じた交流活動の機会ともなりますので、多くの民有林関係者をはじめ、林業団体、森林ボランティア団体等、幅広く発表にご参加いただきますよう、参加者の募集を行なっています。

    皆様のご参加をお待ちしています。


    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/sidou/20160202happyoukai.html

    今月のトピックス

    「国有林の地域別の森林計画」の樹立・変更について(公告・縦覧)

    中部山岳、長良川、尾張西三河の各森林計画区における国有林の森林整備及び保全に関する基本的な事項等を定める「国有林の地域別の森林計画」を樹立するとともに、神通川、木曽川の各森林計画区の「国有林の地域別の森林計画」の変更を行うため公告・縦覧しています。 

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/press/kouhou/151110.html

    お知らせ

    平成28・29年度国有林モニターの募集について

    中部森林管理局では、「国有林モニター」を下記により募集します。

    この募集は、中部森林管理局が管轄する富山県・長野県・岐阜県・愛知県にお住まいの皆様に国有林が果たしているいろいろな役割や、森林の整備、木材の供給、ふれあいの場の提供等の状況をご理解いただくとともに、国有林に対するご意見等を直接伺い、今後の管理経営に役立てていく取組の一環として行うものです。

     
    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/press/kouhou/151112.html

     

    平成27年度「国有林野事業業務研究発表会」の開催及び一般傍聴について

    林野庁は、森林管理局等における現場業務の実行を通じて得られた森林の効率的な整備手法や森林環境教育の推進、森林生態系の保全管理等に関する取組の成果を広く普及するため、「国有林野事業業務研究発表会」を開催します。


    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/j/press/gyoumu/151127.html

    広報「中部の森林」11月号

    中部の森林11月号(第140号)

    「中部の森林」11月号は、三浦(みうれ)実験林50年記念行事、第39回全国育樹祭および併催行事の記事や各地からのたよりには、分収造林事業協力者に局長感謝状を贈呈などの記事が届きました。また、シリーズ「森林官からの便り」には、東濃署神坂(みさか)森林事務所の「羽田野首席森林官」からの便りを掲載しています。

    シリーズ「ご当地自慢」として、岐阜署からの「揖斐川町」を掲載しました。


    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html

    業務関連情報

    公売・入札情報

    参考情報

    林業用語の解説等(林野庁HP「広報室から」へのリンク)

    https://www.rinya.maff.go.jp/j/kouhou/kouhousitu/index.html


    過去の中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」はホームページからもご覧いただけます。

    中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」バックナンバーです。


    最後までお読みいただきありがとうございました。
    次回の「中部森林管理局メールマガジン」もお楽しみに! 


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    FAX:026-236-2733

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