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中部森林管理局

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    2015年6月4日(第76号)


    中部森林管理局メールマガジンでは、広報「中部の森林」を中心に、森林管理局からのメッセージ、森林管理署からのお知らせ、トピックス等を発信しております。また、お読みいただきました皆様方からのご意見やご要望を事業の参考にしていきたいと考えております。


    皆さんこんにちは。いかがお過ごしですか。

    新緑が鮮やかだった山々もすっかり濃い緑となりましたが、季節はいよいよ雨のシーズンへと近づいてきているようです。雨ともなれば気温が下がったりして体調を崩しやすい時期でもあります。また、近年多発しているゲリラ豪雨など異常な降雨になることもありますからご注意ください。

    今回のメールマガジンですが、次長(名古屋事務所長)からのメッセージ、注目情報に「平成26年度森林・林業白書」の公表を掲載したほか、今月のトピックスには、「次期森林計画の策定に当たっての基本的な考え方」の意見募集についての記事を掲載しております。

    最後までお読みいただければ幸いです。

    INDEX 

    1.森林管理局からのメッセージ---------------次長(名古屋事務所長)

    2.注目情報---------------------------------「平成26年度森林・林業白書」の公表について

    3.今月のトピックス---------------------------「次期森林計画の策定に当たっての基本的な考え方」の意見募集について

    4.お知らせ----------------------------------・国有林作業現場見学会の参加者募集について

                                                             ・中部森林管理局インターンシップのお知らせ

                                                             ・山地災害防止キャンペーンの実施について

                                                             ・第14回「聞き書き甲子園」の開催について

    5.広報「中部の森林」------------------------ 5月号掲載

    6.業務関連情報-----------------------------公売・入札情報

    7.参考情報---------------------------------林業用語の解説等

    森林管理局からのメッセージ

    中部森林管理局 次長(名古屋事務所長) 河野 充

    「木曾路はすべて山の中である」 

    発端は、「5月の連休には、観光がてら木曾路の旧中山道を歩いてみない?」との妻の無邪気な提案でした。さすがに11宿すべての路程を歩くのは、普段から運動不足の身には無謀なので、鉄道も利用しながら2日間で約47キロを歩いてみました。

    一日目は、まず奈良井宿から鳥井峠を越えて薮原宿まで。宿場町を抜けると、これは本当に山の中の木曾路。薮原から電車で中抜きして、原野駅からは国道19号や町中に絡みながら福島宿に到着。

    二日目はJR南木曽駅からスタート。妻籠宿、馬籠宿を経て、中津川駅まで旧中山道を辿ることにしました。随所に案内看板があるので、道に迷うことはありません。観光客で賑わう宿場町から遠ざかると、数軒ごとの民家の間をすり抜けて山畑の横を通り、次第に木立の中の街道になり、時には石畳が残り、急な坂道にもぶつかります。かつて牛馬に荷物を背負わせて運んだ道の傍らには、急な坂で頓死した牛を供養する塚が残っていました。

    妻籠宿を抜けて馬籠峠に向かっていく途中、人工林の杉木立の中の木曾路を進んでいくと男滝・女滝の案内板から少し入ったところから、天然檜やサワラ、ネズコの大径木の残る天然林の中の道となりました。職業柄というか、身についた癖というか、これは?と見回すとやはり国有林の境界標。さらに行くと、この国有林について説明した看板があり、木曽森林管理署南木曽支署と書かれています。

    旧中山道沿いはほとんどが民有地ですが、ここは国有林だったんですね。森林管理局の職員でありながら無知なこと露見。でも、歩いてみてこそ実感できました。歴史の道の両側の国有林には荘厳たる木曽五木が残り、かつての中山道を感じさせる空気がありました。これぞ「木曾路はすべて山の中である」って感動です。峠を越えて馬籠宿につくと、初夏の日差しにはソフトクリームもうまい。

    中部森林管理局の管理する国有林には、標高3000m級の山岳地もあれば、身近な森林もあります。人工林ばかりでなく、さまざまな成り立ちの多様な樹種や植生からなる森林があります。これからの季節、実際に歩いてみると、きっと何かの感動に出会えると思いますよ。

    注目情報

    「平成26年度森林・林業白書」の公表について

    「平成26年度森林及び林業の動向」及び「平成27年度森林及び林業施策」(「平成26年度森林・林業白書」)が公表されました。

    平成26年度における特徴的な動きとして、「映画「WOOD JOB!」で「森林の仕事」が注目」、「「CLTの普及に向けたロードマップ」が公表」、「「山の日」が国民の祝日に」、「長野県、広島県等で山地災害が多発」の4つを紹介しています。


    CLTは、Cross Laminated Timber(直交集成板)の略。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/hakusyo/index.html

    今月のトピックス

    「次期森林計画の策定に当たっての基本的な考え方」の意見募集について

    中部森林管理局におきましては、管内の国有林野の管理経営にあたって、広く国民の皆様に情報を提供するとともに、ご意見をいただく取り組みを進めています。

    この度、中部山岳森林計画区(松本市、大町市、塩尻市、安曇野市、松川村、白馬村、小谷村)、長良川森林計画区(岐阜市、関市、美濃市、山県市、郡上市)、尾張西三河森林計画区(岡崎市、瀬戸市、豊田市、犬山市)における国有林野の管理経営に関する基本的事項等を定める「地域管理経営計画」及び「国有林野施業実施計画」の次期計画(平成28年4月~平成33年3月)の策定に当たっての基本的な考え方について取りまとめました。  

    皆様から「次期森林計画の策定に当たっての基本的な考え方」についての意見を募集しています。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/keikaku/ikenbosyu/150604.html

    お知らせ

    国有林作業現場見学会の参加者募集について

    中部森林管理局名古屋事務所では、木材流通の要所であり、木材消費の一大消費地であるここ名古屋市周辺において、市民や住宅・建築関係者等の皆様に呼びかけ、川上の国有林作業現場の見学会を開催します。
    この見学会は、川上の森林・林業・林産業の現状について、川下の皆様に理解を深めていただき、川上と川下の交流と更なる木材利用促進等を目的として開催します。
    皆様のご参加をお待ちしています。

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/nagoya_j/kokuyuurinkengakukai-h27.html 

     

    平成27年度中部森林管理局インターンシップのお知らせ

    中部森林管理局では、学生が農林水産省中部森林管理局の実際の行政実務に接することにより、学生の学習意欲を喚起し、高い職業意識を育成するとともに、国有林野事業及び林野行政に対する理解を深めてもらうことを目的にインターンシップを実施します。ふるってご応募ください。 

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/kensyuu/h27-inta-n.html

     

    「平成27年度山地災害防止キャンペーン」の実施について

    林野庁は、都道府県・市町村と協力し、「山地災害に備える」を合い言葉に、全国それぞれの地域において、関係機関や地域住民の皆様などの協力を得ながら、危険箇所の周知や山地防災パトロールの実施など、山地災害による被害を未然に防止するための「山地災害防止キャンペーン」を実施します。
     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/j/press/saigai/150514.html 

     

    第14回「聞き書き甲子園」の開催について

    「聞き書き甲子園」は、全国の高校生が、森や海、川とともに生きる知恵や技を持つ「森の名手・名人」、「海・川の名人」を訪ね、その知恵や技術、人となりを聞き書きし、記録する活動です。参加した高校生は、名人との世代を超えた交流を通して、森や海、川からの豊かな恵みやそこに暮らす人々の営み、地域の伝統・文化などについて学び、その成果をフォーラムや作品集で発表します。

    今年で第14回目の開催を迎える「聞き書き甲子園」の開催に当たり、参加する高校生を募集します。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/j/press/sanson_ryokka/150513.html  

    広報「中部の森林」5月号

    中部の森林5月号(第134号)

    「中部の森林」5月号は、中部森林管理局事業概要の公表や木曽谷流域全域を森林共同施業団地に設定、「運命の木」再現~姫路城西心柱レプリカ誕生~、戸隠森林植物園での巣箱かけ、保育園児への森林教室などが届きました。
    シリーズ「森林官からの便り」には、北信署木島平森林事務所の「百瀬森林官」からの便りを掲載しています。
    シリーズ「ご当地自慢」は、南木曽支署からの産業遺産「桃介橋」を掲載しました。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html  

    業務関連情報

    公売・入札情報

    参考情報

    林業用語の解説等(林野庁HP「広報室から」へのリンク)

    https://www.rinya.maff.go.jp/j/kouhou/kouhousitu/index.html


    過去の中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」はホームページからもご覧いただけます。

    中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」バックナンバーです。


    最後までお読みいただきありがとうございました。
    次回の「中部森林管理局メールマガジン」もお楽しみに! 


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    FAX:026-236-2733

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