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中部森林管理局

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    2014年12月4日(第70号)


    中部森林管理局メールマガジンでは、広報「中部の森林」を中心に、森林管理局からのメッセージ、森林管理署からのお知らせ、トピックス等を発信しております。また、お読みいただきました皆様方からのご意見やご要望を事業の参考にしていきたいと考えております。


    皆さんこんにちは。

    師走に入り何かと慌しさを感じさせる毎日ですが、いかがお過ごしですか。

    今年も残すところあとわずかですね。歳を重ねたせいか1年は早いとつくづく感じます。この季節は空気が乾燥し、インフルエンザや風邪の流行る時期でもあります。

    うがい・手洗いをこまめに行い、万全の体調で新しい年を迎えたいものです。

    今回のメールマガジンですが、愛知森林管理事務所長からのメッセージの他、注目情報として中部森林技術交流発表会発表課題募集のご案内のほか、今月のトピックスには、平成26年度業務実施状況のあらましを掲載しております。 

    最後までお読みいただければ幸いです。

    INDEX 

    1.森林管理局からのメッセージ---------------愛知森林管理事務所長

    2.注目情報---------------------------------平成26年度中部森林技術交流発表会発表課題募集のご案内

    3.今月のトピックス---------------------------平成25年度業務実施状況のあらまし

    4.お知らせ-----------------------------------冬季イベントの参加者募集

                                                               平成29年の第68回全国植樹祭は富山県での開催が決定しました。

    5.広報「中部の森林」-------------------------- 11月号掲載

    6.業務関連情報------------------------------- 公売・入札情報

    7.参考情報------------------------------------林業用語の解説等

    森林管理局からのメッセージ

    愛知森林管理事務所長 宮口裕之

    「伐採・造林一貫作業システム事業の実施」

    皆さんの住んでいる周辺の山には、森林がありますか。都市部の方は、電車や車で1時間程度内陸部に入れば森林を見ることができるかと思います。
    その森林のほとんどは人工林で、スギやヒノキ、カラマツとなっていますが、これらの森林は私たちの先人が植えて育ててきたものです。日本の人工林面積は1千万ヘクタールに達し、木材として利用可能な森林が年々増加しています。しかしながら、近年の材価の低迷や植栽や保育に要するコスト高などから、伐採(主伐)が行われず、若い森林が極端に少なくなっています。
      木を伐ってから森林を造るためには、「地拵→植付→保育(下刈(6年程度)、除伐、枝打、間伐等)→主伐」の作業をおおむね60年程度の周期で実施してきました。森林・林業の発展、活性化のためには、森林資源の循環利用や林令の平準化等が重要となります。
    こうした中で、伐って植えて育てるためにかかる経費をどれだけでも削減する取り組みが全国で進められていますが、当所では、先進的林業機械(4ドラム式スイングヤーダ)による木材生産の作業効率向上によるコスト削減に加え、伐採後のコンテナ苗植栽までを一貫して実施しました。さらに、木材生産の中で発生する端材や枝葉についても、木質バイオマス発電の原材料
    として利用する試みも実施しました。今日、先人たちが森林づくりをした時代と比べ、林道や作業道、高性能林業機械、木材加工技術、木質バイオマス等取り巻く環境は大きく変わりましたが、森林を造る過程でもシカ対策が増えました。現在は、伐って植えてシカ被害から守って育てる取り組みを進めているところですが、林業として主伐までにかかるコストをいかに減らすか
    が課題となっています。
    この事業実施に当たっては、新城森林組合、愛知県林業種苗協同組合、佐合木材(株)、名古屋大学をはじめ関係者のご協力をいただきました。
    当所においては、関係者とともに実施した事業の検証を行って、更に低コスト林業の取り組みを推進し地域に普及していくこととしています。

    注目情報

    平成26年度中部森林技術交流発表会 発表課題募集のご案内

    民有林及び国有林の行政機関・大学・高校・団体等が日頃から取り組まれている森林・林業に関する試験研究、先導的取組事例、林業体験活動等について発表を行い、森林・林業の更なる推進とこれら成果の普及等に向けて民有林・国有林が一体となって進めることを目的に「平成26年度中部森林技術交流発表会」を開催します。
    発表会を通じた交流活動の機会ともなりますので、多くの民有林関係者をはじめ、林業団体、森林ボランティア団体等、幅広く発表にご参加いただきますよう、参加者の募集を行います。
    なお、本発表会はご自由にどなたでも聴講いただけます。


    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/gijyutu/26kouryuhappyoukai.html

    今月のトピックス

    平成25年度業務実施状況のあらまし

    国有林野事業におきましては、「国有林野の管理経営に関する法律」に基づき、毎年9月に「国有林野の管理経営に関する基本計画の実施状況」を公表しております。
    中部森林管理局におきましても、同様に管内の業務の実施状況等を作成しており、このたび「平成25年度業務実施状況のあらまし」がまとまりましたのでお知らせします。

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。 https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/policy/business/sigoto/outline/pdf/h25-aramasi1126.pdf

    お知らせ

    冬季イベントの参加者募集

    平成26年度の冬季イベントを実施するにあたり、参加していただける方を募集しております。冬の凛とした森の静けさや風、水の音を感じながら心も体もリフレッシュしませんか。

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/sidou/26ibentosyoukai.html

     

    平成29年の第68回全国植樹祭は富山県での開催が決定しました。

    公益社団法人国土緑化推進機構との協議が整い、平成29年春の第68回全国植樹祭は富山県で開催されることが決定しました。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。http://www.pref.toyama.jp/cms_cat/202030/kj00014867.html

    広報「中部の森林」11月号

    中部の森林11月号(第128号)

    「中部の森林」11月号は、小・中学校における総合的な学習へ支援、「森林ボランティア・NPO連携推進会議」十周年を迎えての記事や各地からのたよりには、GSS活動を振り返って、伐採・造林作業一貫システムの勉強会どの記事が届きました。また、シリーズ「森林官等からの便り」には、東濃署西股森林事務所の「小幡地域技術官」からの便りを掲載しています。
    シリーズ「ご当地自慢」として、岐阜署からの「山県市」を掲載しました。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。 https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html

    業務関連情報

    公売・入札情報

    参考情報

    林業用語の解説等(林野庁HP「広報室から」へのリンク)

    https://www.rinya.maff.go.jp/j/kouhou/kouhousitu/index.html


    過去の中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」はホームページからもご覧いただけます。

    中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」バックナンバーです。


    最後までお読みいただきありがとうございました。
    次回の「中部森林管理局メールマガジン」もお楽しみに! 


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    代表:050-3160-6500(内線2531)
    ダイヤルイン:050-3160-6513
    FAX:026-236-2733

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