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中部森林管理局

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    2014年10月7日(第68号)


    中部森林管理局メールマガジンでは、広報「中部の森林」を中心に、森林管理局からのメッセージ、森林管理署からのお知らせ、トピックス等を発信しております。また、お読みいただきました皆様方からのご意見やご要望を事業の参考にしていきたいと考えております。


    皆さんこんにちは。平成26年9月27日に御嶽山が噴火し、多くの方が被災されました。被災された皆様にお見舞い申し上げるとともに、不幸にして亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
    中部森林管理局では、災害発生直後からヘリコプターによる被災状況調査等を実施するとともに詳細な調査を行い、関係機関と連携して必要な対策を進めていくこととしています。
    今回のメールマガジンですが、岐阜森林管理署長からのメッセージの他、注目情報として温帯性針葉樹林の保存・復元に向けた取組ほか、今月のトピックスには、平成25年度国有林野の管理経営に関する基本計画の実施状況等を掲載しております。
    最後までお読みいただければ幸いです。

    INDEX 

    1.森林管理局からのメッセージ---------------岐阜森林管理署長

    2.注目情報---------------------------------温帯性針葉樹林の保存・復元に向けた取組-森林生物多様性復元地域-

    3.今月のトピックス--------------------------平成25年度国有林野の管理経営に関する基本計画の実施状況

                                                            木づかい推進月間

    4.お知らせ---------------------------------森林計画に関する地域住民との懇談会

    5.広報「中部の森林」------------------------9月号掲載

    6.業務関連情報---------------------------- 公売・入札情報

    7.参考情報---------------------------------林業用語の解説等

    森林管理局からのメッセージ

     岐阜森林管理署長  森川 誠道

    「森林・林業のまちの創生を目指して」
    平成25年9月4日、赴任のため、JR高山本線飛騨小坂駅に降り立ったとき、目に入ったのは、丸太が山積みされた土場の様子や往来を行き交う人々を写した多くの古い写真パネルでした。丸太造りの山小屋風の駅舎ができて80周年ということで、開業当時のまちの様子を写した写真パネルが展示されていたのです。活気にあふれた林業のまちを思わせます。当時は国有林で伐採した大量の木材を森林鉄道で駅前の貯木場まで運び、そこで国鉄の貨車に積み替えていました。現在では、きこり大橋、きこりセンター(下呂市の集会施設)といった名前や閉じた店のシャッターに描かれた昔の杣人の暮らしの絵が林業が盛んだった当時を偲ばせていますが、さびしい状況となっています。
    しかしながら80年経って、伐採した跡地に植栽した木々が生長し、今、利用期を迎えています。平成26年3月24日、岐阜森林管理署、下呂市、岐阜県下呂農林事務所、岐阜水源林整備事務所、小坂町森林組合の間で下呂市小坂町北東地区森林整備推進協定を締結しました。これは下呂市小坂町北東地区の国有林2,796haと民有林2,431haの計5,227haで共同施業団地を設定し、民有林国有林が連携して間伐等の森林整備や作業路網の整備を行い、林業生産性の向上や林業事業体の育成・強化、木材の安定供給等に取り組もうというものです。
    また御嶽山の麓に位置する下呂市小坂町内の国有林には、豊かな水と急峻な地形により形成された多くの滝があり、地元のNPO飛騨小坂200滝の人達がガイド事業を行っており、年間5万人近くの人が訪れる新たな観光スポットとなっています。
    この地域においては、森林・林業の再生がまさに地域創生に繋がるものだと思います。
    国有林の素晴らしい自然と木材資源を活かし、地域の人達や民有林関係者と一緒になって森林・林業のまちの創生に取り組んでいきたいと考えています。

    注目情報

    温帯性針葉樹林の保存・復元に向けた取組  -森林生物多様性復元地域-

    木曽地方の温帯性針葉樹林の保存・復元に向けた取組の第2回管理委員会を開催します。
    今回の管理委員会では、取組の基本方針や森林の取扱い等となる管理基本計画についての検討と、取組の愛称を公表することとしています。

     
    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/press/kouhou/141002.html 

    今月のトピックス

    平成25年度国有林野の管理経営に関する基本計画の実施状況

    国有林野の管理経営は、5年ごとに「国有林野の管理経営に関する基本計画」を策定し、林政審議会の意見を聴いた上で、毎年9月末までに、前年度の実施状況を公表することとされています。
    このほど、国有林野事業の一般会計化を踏まえ平成25年度の取組がまとめられました。併せて、実施状況に対する林政審議会の意見の概要も公表されました。


    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/j/press/keiki/140930.html  

     

    木づかい推進月間

    木材は、建物、家具、おもちゃ等木製品、紙等に利用されるとても身近な資材です。また、木材は調湿作用や防虫効果、断熱効果や手触りのやわらか
    さ等、優れた特徴を持っています。
    木材を使うことは、「植える」「育てる」「伐る」「使う」という森のサイクルの一部であり、健康な森林を育むために必要です。
    間伐等の手入れが行き届き、根をしっかり張った元気な森林は、明るい光の中で植林した木以外にも下層に様々な植物が生い茂り、地中に美味しい水を蓄える、多様な生物を育む、土砂災害を防ぐ、CO2をたっぷり吸収して、地球温暖化防止に貢献する、など私達の生活に様々な恩恵を与えてくれます。
    林野庁は、木材を利用することの意義を皆さんに知っていただき、暮らしの中に国産材製品を取り入れて、日本の森林を育てる「木づかい運動」を展開しています。特に毎年10月は「木づかい推進月間」としており、各地で様々なイベントが実施されます。


    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/j/press/riyou/140926.html

    お知らせ

    森林計画に関する地域住民との懇談会

    国有林では、管理経営の方針、方法を明らかにするため5年を1期とした森林計画を策定し、これに基づき管理経営を行っています。
    この度、中部森林管理局では今後の計画策定に先立ち国有林の現地を見ていただくとともに地域からの情報・意見を伺うため、懇談会を開催することとしましたのでお知らせします。


    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/press/kouhou/140909.html

    広報「中部の森林」9月号

    中部の森林9月号(第126号)

    「中部の森林」9月号は、高山植物等保護対策協議会総会、教職員を対象とした森林・林業体験学習会などの記事や、各地からのたよりには高校生によるカヤの平自然休養林の歩道整備、双六池周辺の環境保全活動などが届きました。
    また、森林鉄道の思い出などOBの皆様からの寄稿文、シリーズ「森林官からの便り」には、岐阜署揖斐森林事務所の「小枝首席森林官」からの便りを掲載しています。
    シリーズ「ご当地自慢」として、飛騨署からの「大白川・平瀬温泉」を掲載しました。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html

    業務関連情報

    公売・入札情報

    参考情報

    林業用語の解説等(林野庁HP「広報室から」へのリンク)

    https://www.rinya.maff.go.jp/j/kouhou/kouhousitu/index.html


    過去の中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」はホームページからもご覧いただけます。

    中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」バックナンバーです。


    最後までお読みいただきありがとうございました。
    次回の「中部森林管理局メールマガジン」もお楽しみに! 


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    FAX:026-236-2733

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