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中部森林管理局

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    2014年9月3日(第67号)


    中部森林管理局メールマガジンでは、広報「中部の森林」を中心に、森林管理局からのメッセージ、森林管理署からのお知らせ、トピックス等を発信しております。また、お読みいただきました皆様方からのご意見やご要望を事業の参考にしていきたいと考えております。


    皆さんこんにちは。いかがお過ごしですか?8月は、夏空が広がって猛烈な暑さの日もありましたが、雨や曇りの日も増えて日照不足と言われているとおり天候不順の夏でした。9月に入り、日中はまだまだ残暑が続いていますが、朝夕はさわやかな秋風を感じるようになりました。季節の変わり目ですので毎日の生活にリズムをつけて、体調を崩さないようにいきましょう。
    今回のメールマガジンですが、飛騨森林管理署長からのメッセージの他、注目情報として「森林生物多様性復元地域」の愛称募集の応募状況を掲載したほか、今月のトピックスには、「長野県西部地震復興30周年シンポジウム」の開催等を掲載しております。
    最後までお読みいただければ幸いです。

    INDEX 

    1.森林管理局からのメッセージ---------------飛騨森林管理署長

    2.注目情報--------------------------------「森林生物多様性復元地域」の愛称募集の応募状況

    3.今月のトピックス--------------------------「長野県西部地震復興30周年シンポジウム」の開催

    4.お知らせ---------------------------------「木曽駒ヶ岳ボランティア作業」10周年記念講演会の開催

                                                            平成26年度山地災害防止標語及び写真コンクール作品募集

    5.広報「中部の森林」------------------------ 8月号掲載

    6.業務関連情報----------------------------- 公売・入札情報

    7.参考情報----------------------------------林業用語の解説等

    森林管理局からのメッセージ

     飛騨森林管理署長  田尻 明彦

    「飛騨の国有林で働いて」

    飛騨は山国、土地の9割が森林で、そのうち4割が国有林です。日本一面積の広い「高山市」、旧神岡鉱山の宇宙線研究が有名な「飛騨市」、そして世界遺産ひだ白川郷の「白川村」の奥山約12万haを管轄しています。
    飛騨山脈や白山などの山岳地帯、ブナやミズナラの天然林が面積の7割を占め、貴重な動植物の保護パトロールなどを行っています。また3割を占める人工林は成熟期を迎えており間伐や林道の整備に力を入れているところです。
    ところで子どもの頃「日本は資源がないので原料を輸入して製品を輸出する」と習いました。お陰で暮らしが豊かになり、また便利な暮らしを求めて、森林の近くから人が離れて行きました。それから半世紀、いま先輩たちが植え育てたスギやヒノキがどんどん成長して、木材としてだけでなくエネルギーとしても使える立派な資源となっています。
    飛騨は山に囲まれており、森林資源を利用するには便利です。緑豊かな暮らしや自然エネルギーの利用など、都会の人もうらやむような飛騨にするためにも、森林や林道の整備が重要です。
    課題や心配ごともあります。民有林との連携ということで、森林組合や県・市町村の方々とお話する機会がありますが、森林を整備したくても不在地主や不明者もおり了解が得られなくて困っているそうです。ご先祖様が残してくれた山林、故郷の山がどうなっているか、皆さん是非一度、調べてみてください。
    また全国各地で頻発する集中豪雨も心配です。立ち木もろとも山が崩れる報道を見ると、まずは早めの避難など日頃の心構えが大切かと思います。8月17日には飛騨地方の山林や林道も大きな被害を受けました。現在職員一丸となって復旧工事などの準備をしているところです。

    注目情報

    「森林生物多様性復元地域」の愛称募集の応募状況

    中部森林管理局では、ヒノキ、サワラ等の温帯性針葉樹がまとまって自然度の高い状態を構成している木曽地方の貴重な森林の保存・復元に向けた取組についての愛称を、平成26年7月5日から8月18日まで募集を行いました。
    その結果、全国各地の皆様から多くのご応募をいただきました。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/pdf/140828-a.pdf 

    今月のトピックス

    「長野県西部地震復興30周年シンポジウム」の開催

    中部森林管理局では、長野県王滝村を中心に多大な被害をもたらした「長野県西部地震」から今年で30年の節目を迎えるにあたり、30年間の復旧復興の歩みを振り返り、今後の災害復旧対策のあり方や次世代へ繋ぐ植生復元の方向性等について議論するシンポジウムを、長野県、王滝村との共催で開催します。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/tisan/sinpoziumu-140702.html  

    お知らせ

    「木曽駒ヶ岳ボランティア作業」10周年記念講演会の開催

    中央アルプス木曽駒ヶ岳頂上周辺では、植生の荒廃が進行していることから平成17年度よりボランティア等による植生復元作業を実施してきています。
    今年度で10年の節目を迎えるにあたり、植生復元の取り組みと植生の現状についての講演会を開催します。


    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/pdf/kisokomakouenkai.pdf

     

    平成26年度山地災害防止標語及び写真コンクール作品募集

    本コンクールは、山地災害に対する国民の理解と関心を深め、山地防災対策の促進を図るため、林野庁や都道府県、市町村が行う「山地災害防止キャンペーン」の関連行事として行うものです。

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。http://www.shinrinkagaku.jp/photo/index.html 

    広報「中部の森林」8月号

    中部の森林8月号(第125号)

    「中部の森林」8月号は、夏休み!子どもふれあいデー、木材利用促進と川上・川下の連携強化、民国連携のシステム販売スタートの記事などが届きました。
    また、森林鉄道の思い出などOBの皆様からの寄稿文、シリーズ「森林官からの便り」には、東信署川上森林事務所の「松木首席森林官」からの便りを掲載しています。
    「ご当地自慢」として、中信署から「奈良井宿・木曽平沢(漆工町)」を掲載しました。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html

    業務関連情報

    公売・入札情報

    参考情報

    林業用語の解説等(林野庁HP「広報室から」へのリンク)

    https://www.rinya.maff.go.jp/j/kouhou/kouhousitu/index.html


    過去の中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」はホームページからもご覧いただけます。

    中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」バックナンバーです。


    最後までお読みいただきありがとうございました。
    次回の「中部森林管理局メールマガジン」もお楽しみに! 


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    ダイヤルイン:050-3160-6513
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