2014年8月5日(第66号)
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皆さんこんにちは。連日、うだるような暑さが続いておりますが、いかがお過ごしですか?寝苦しい夜の影響もあって、体調を崩しやすい時期でもあります。そんな時は、海や山などに出かけて自然に触れてみるのもいいかもしれませんね。これからやってくる暑さにも夏バテしないよう元気で乗り切っていきましょう。
今回のメールマガジンですが、木曽森林管理署 南木曽支署長からのメッセージの他、注目情報として「夏休み!子どもふれあいDAY」開催結果を掲載したほか、今月のトピックスには、「山の日」制定記念分収造林の募集を掲載しております。
最後までお読みいただければ幸いです。
INDEX
1.森林管理局からのメッセージ---------------木曽森林管理署南木曽支署長
2.注目情報---------------------------------「夏休み!子どもふれあいDAY」7月31日大好評で終了
3.今月のトピックス---------------------------「山の日」制定記念分収造林の募集について
4.お知らせ----------------------------------「第13回聞き書き甲子園研修会開会式」の開催について
5.広報「中部の森林」------------------------- 7月号掲載
6.業務関連情報------------------------------ 公売・入札情報
7.参考情報-----------------------------------林業用語の解説等
森林管理局からのメッセージ
木曽森林管理署長 南木曽支署長 丸山和久
「木の文化を支える森」
歴史的木造建造物や伝統工芸などの「木の文化」を後世に継承していくためには、必要な木材や樹皮などの資材を供給する森林が不可欠です。「木の文化を支える森」は、伝統文化の継承を目的とした森林づくりの活動のため国有林野を一定期間活用していただくもので、当南木曽支署管内に2箇所設定されています。
一つは、「檜皮(ひわだ)の森」。これは、善光寺や清水寺をはじめとした檜皮葺きの社寺等の屋根材として使用される檜皮の資材確保等のため、平成14年に公益財団法人全国社寺等屋根工事技術保存会と協定を結び設定しました。
檜皮は文字通りヒノキの樹皮で、特殊なヘラを使いヒノキの形成層と樹皮の間に差し込み、ぶり縄を用いて立木に登りながら、樹皮を採取します。
檜皮は樹齢80年以上の立木から、およそ8~10年の間隔で採取することができます。保存会では歩道整備やつる切り等の森林整備、後継者育成のための研修会等の諸活動を実施しています。
もう一つは、「南木曽伝統工芸の森」。これは、国や県の伝統工芸品に指定されている「南木曽ろくろ細工」や「蘭ひのき笠」、「木曽材木工品」の原料となるトチノキやケヤキなどを植栽し育て将来の伝統工芸に活用するため、平成18年に南木曽伝統工芸の森育成協議会と協定を結び設定しました。
協議会では、毎年、歩道整備や下刈り等の森林整備を実施しています。
木の文化は歴史を見ても日本の誇れる文化です。当支署としてもこのようなフィールドの提供等を通じて伝統文化の継承への貢献と、森林整備の必要性について情報発信して行きたいと思っています。
注目情報
「夏休み!子どもふれあいDAY」大好評で終了
7月31日、中部森林管理局において「夏休み!子どもふれあいデー」を開催しました。これは、地域の子どもたちに中部森林管理局の仕事や森林・林業・自然の大切さ等を知ってもらう機会として開催したもので、当日は、617名が来局され、大好評で終了しました。
☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/event/fureaiday.html
今月のトピックス
「山の日」制定記念分収造林の募集について
「山の日」の意義である「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」の趣旨を踏まえ、全国の国有林野において、平成26年8月から平成29年3月にかけて、記念分収造林を実施することとしています。
☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/seibi/yamanohi/140729.html
お知らせ
「第13回 聞き書き甲子園研修会開会式」の開催について
農林水産省では、「第13回 聞き書き甲子園研修会開会式」の開催に当たり、聴講参加者を募集しています。
「聞き書き甲子園」は、全国の高校生が、森や海、川とともに生きる知恵や技を持つ「森の名手・名人」、「海・川の名人」を訪ね、その知恵や技術、人となりを聞き書きし、記録する活動です。
開会式では、聞き書き甲子園の様子をドキュメンタリーにした映像を用いて聞き書き甲子園の紹介などを行います。
☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/j/press/sanson_ryokka/140801.html
広報「中部の森林」7月号
中部の森林7月号(第124号)
「中部の森林」7月号は、国有林モニター会議、高校生が木材の生産から建築までの一連の流れを学ぶ記事などが届きました。また、森林鉄道の思い出などOBの皆様からの寄稿文、シリーズ「森林官からの便り」には、飛騨署 夏厩(なつまや)森林事務所の「鈴木森林官」からの便りを掲載しています。
「ご当地自慢」として、東濃署から「付知峡西股谷編」を掲載しました。
☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html
業務関連情報
公売・入札情報
参考情報
林業用語の解説等(林野庁HP「広報室から」へのリンク)
過去の中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」はホームページからもご覧いただけます。
中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」バックナンバーです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回の「中部森林管理局メールマガジン」もお楽しみに!
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