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中部森林管理局

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    2014年6月5日(第64号)


    中部森林管理局メールマガジンでは、広報「中部の森林」を中心に、森林管理局からのメッセージ、森林管理署からのお知らせ、トピックス等を発信しております。また、お読みいただきました皆様方からのご意見やご要望を事業の参考にしていきたいと考えております。


    皆さんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
    いよいよ梅雨の季節がやってまいりました。最近は夏がきたような暑い日が続いていますが、一方で雨ともなれば気温が下がったりと、数日の周期で変わり体調を崩しやすい時期でもあります。規則正しい生活を心がけ、
    この季節を乗り切りましょう。
    今回のメールマガジンですが、南信森林管理署長からのメッセージ、注目情報を掲載したほか、今月のトピックスには、「平成25年度森林・林業白書」公表の記事を掲載しております。
    最後までお読みいただければ幸いです。

    INDEX 

    1.森林管理局からのメッセージ---------------南信森林管理署長

    2.注目情報--------------------------------「中部森林管理局事業概要」発表

    3.今月のトピックス--------------------------「平成25年度森林・林業白書」の公表について

    4.お知らせ---------------------------------「聞き書き甲子園」の開催について

                                                      中部森林管理局インターンシップのお知らせ

                                                      「山地災害防止キャンペーン」の実施について

    5.広報「中部の森林」-------------------------5月号掲載

    6.業務関連情報------------------------------公売・入札情報

    7.参考情報----------------------------------林業用語の解説等

     

    森林管理局からのメッセージ

     南信森林管理署長  田中 徹

    南信森林管理署の管内である南信地域においては、近年ニホンジカ(以下、「シカ」と言う。)による農林業被害が著しく、平成21年度における被害額は383億円で長野県全体の54%も占めるとも言われている。このシカの食害は山麓だけに止まらず、亜高山帯や高山帯にまで及んでいる。特に南アルプスや八ヶ岳の亜高山帯や高山帯の草本群落、お花畑のうち多くの箇所でシカの食害により壊滅的な状況になっている。さらには、亜高山帯や高山帯のシラビソやダケカンバまでもがシカの食害による樹皮の剥皮により、立ち枯れ状態となっている。
      このような状況に鑑み当署としては、平成19年度以降管内において「南アルプス食害対策協議会」、「南北八ヶ岳保護管理運営協議会」、「霧ヶ峰自然環境協議会」の各協議会の設立や運営に深く関わり、高山植物をシカの食害から守るための防護柵(防鹿柵)の設置やシカの捕獲による個体数調整の事業の実施等に積極的に参加している。この3協議会と当署との協働によるシカの個体数調整のための捕獲については、平成25年度において3,441頭という大きな成果をあげているところである。特に、当署としては職員による捕獲事業に積極的に取り組んでおり平成25年度において138頭(3,441頭の内数)捕獲している。
      当署管内のうち中央アルプスについては、現在のところ亜高山帯や高山帯の草本群落のシカによる食害は確認されていないが、昨年当署が高山帯に設置したセンサーカメラにより生息が確認されたことから、今年度も引き続きセンサーカメラによる生息調査を実施するとともに、地元猟友会等と協働して麓での個体数調整についても積極的に取り組むこととしている。
      このように国有林野内にある素晴らしい景観、自然環境を次世代に確実に引き継いでいくことも重要な使命と考え、引き続き努力していく考えである。

    注目情報

    平成26年度 中部森林管理局事業概要の発表

    5月12日、13日に局及び名古屋事務所において、平成26年度中部森林管理局の事業概要の発表を行いました。重点取組として「木曽地方の温帯性針葉樹林の取扱いの検討」・「ニホンジカ被害対策の充実」・「森林資源の若返りの推進」・「民国連携による林業再生の推進」等を掲げております。

     

    今月のトピックス

    「平成25年度森林・林業白書」の公表について

    「平成25年度森林及び林業の動向」及び「平成26年度森林及び林業施策」(「平成25年度森林・林業白書」)が公表されました。
    この一年間の特徴的な動きとして、「式年遷宮に先人たちの森林整備の成果」、「富士山が世界文化遺産に登録」、「林業活性化に向けて女性の取組が拡大」及び「中高層木材建築への道をひらく新技術が登場」の4つを紹介しています。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/j/press/kikaku/140530.html

    お知らせ

    「聞き書き甲子園」の開催について

    農林水産省では、第13回「聞き書き甲子園」の開催に当たり、参加を希望する高校生を募集しています。
    「聞き書き甲子園」は、全国の高校生が、森や海、川とともに生きる知恵や技を持つ「森の名手・名人」、「海・川の名人」を訪ね、その知恵や技術、人となりを聞き書きし、記録する活動です。
    募集人数は「森の名手・名人」への聞き書きが80名となっています。高校生の皆さんぜひ参加してみてください。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/j/press/sanson_ryokka/140509.html

     

    平成26年度 中部森林管理局インターンシップのお知らせ

    中部森林管理局では、学生が局の実際の行政実務に接することにより、学生の学習意欲を喚起し、高い職業意識を育成するとともに、国有林野事業及び林野行政に対する理解を深めてもらうことを目的として、就業体験実習の募集を行っております。
    対象者は大学(短期大学含む)又は大学院の学生のうち、学生が所属する大学から推薦された学生となっております。
    募集をお待ちしております。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/kensyuu/tyuubu-inta-n14.html

     

    「平成26年度 山地災害防止キャンペーン」の実施について

    林野庁は、都道府県・市町村と協力し、「山地災害に備える」を合い言葉に、全国それぞれの地域において、関係機関や地域住民の皆様などの協力を得ながら、危険箇所の周知や山地防災パトロールの実施など、山地災害による被害を未然に防止するための「山地災害防止キャンペーン」を実施します。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/j/press/saigai/140514.html 

    広報「中部の森林」5月号

    中部の森林5月号(第122号)

    「中部の森林」5月号は、中部局事業概要やみどりのフェスティバル、戸隠森林植物園での巣箱かけ、保育園児への森林教室などが届きました。
    また、シリーズ「森林官からの便り」には、富山署立山森林事務所の「髙橋森林官」からの便りを掲載しています。
    シリーズ「ご当地自慢」は、南木曽支署からの「中山道須原宿」を掲載しました。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html 

    業務関連情報

    公売・入札情報


    過去の中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」はホームページからもご覧いただけます。

    中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」バックナンバーです。


    最後までお読みいただきありがとうございました。
    次回の「中部森林管理局メールマガジン」もお楽しみに! 


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