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中部森林管理局

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    2014年4月7日(第62号)


    中部森林管理局メールマガジンでは、広報「中部の森林」を中心に、森林管理局からのメッセージ、森林管理署からのお知らせ、トピックス等を発信しております。また、お読みいただきました皆様方からのご意見やご要望を事業の参考にしていきたいと考えております。


    4月になりましたが、寒暖の変動を繰り返しており、体調管理に一層の留意が必要となりますので、お気をつけください。
    さて、4月2日発表の桜開花予想によると、今年は順調に北上中で、現在北陸地方や甲信地方を進んでいるようです。ここ長野市も、予想開花日は4月12日となりそうです。
    平成26年度最初のメールマガジンですが、中信森林管理署長からメッセージの他、今月の注目情報は、「山火事の予防」を取り上げています。
    最後までお読みいただければ幸いです。

    INDEX 

    1.森林管理局からのメッセージ---------------中信森林管理署長

    2.注目情報---------------------------------山火事の未然防止について

    3.広報「中部の森林」------------------------3月号掲載

    4.コラム 局長の木材通信(中部木材通信)-----3月号掲載

    5.業務関連情報-----------------------------公売・入札情報

    6.参考情報----------------------------------林業用語の解説等

    森林管理局からのメッセージ

    「木材の利用拡大と林業の活性化について」    中信森林管理署長  吉野示右

    近年、住宅の洋風化が進み、柱が壁の中に組み込まれ、柱の素材の良さが評価されない建築様式が主流となっている。このため、日本の優良樹種であるヒノキの需要が低迷しており、新たな利用を開発する目的から、当署において治山事業に使用するコンクリート型枠合板を県産材ヒノキで作成し、小谷村の土屋川で実施した治山事業で使用し、検証した。少し贅沢な利用ではあるが、もともと強度や耐久力のある樹種であることから、期待どおり十分使用に耐え得るとの結果が得られ、今後の利用が期待される。

    また、林業が業として存続するためには、低コストの森林作業道を作設し、フォワーダやプロセッサなどの高性能林業機械で高効率な作業システムを構築させることが必須となってきている。林野庁では以前より高効率作業システムを推進しているところであるが、現場を見るかぎりなかなか浸透していない現状にある。そこで当署では、平成25年度に中房国有林において、
    低コスト作業道の作設実習をその第一人者である森杜産業株式会社の田邊由喜男氏をお招きし、併せてグラップル、プロセッサ、フォワーダによる高効率作業システムの現地検討会を県下の自治体や林業事業体を集めて実施した。田邊氏の作業道作設に関するこだわり、特に沢水や雨水の流路の処理やカーブ、間伐材を利用したアンカー組み土留めなど非常にわかりやすく、有意義な研修であった。これからの林業にとって模範となるこれらシステムの理解・定着が進むことを強く期待しているところである。

    当署管内の塩尻市には製材工場やバイオマス発電の建設などを含めた大型プロジェクトが進められている。これらに対処するためにも低コスト・高効率作業システムの定着が緊要と考えており、今後とも理解の醸成に努力していきたい。

    注目情報  

    山火事の未然防止について

    例年、冬から春にかけて、山では枯葉や枯草が多くなることに加え、空気の乾燥や季節風あるいはフェーン現象などの気象条件等から、山火事発生の危険性が高い時期となります。山火事はいったん発生するとその消火は容易ではなく、一瞬にして貴重な森林を焼失するともに、その回復には長い年月と多くの労力を要することとなります。
      当局管内の山も雪解けの季節を向かえます。入山に当たっては、特に、空気が乾いている日や風が強い日の火の取扱(タバコの火の不始末)には十分な注意が必要です。
      今後、各地で山火事防止パレードも開催される予定ですので、この機会に多くの皆様に山火事の未然防止にご理解ご協力をいただきますようお願いいたします。

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/j/press/hogo/140226_1.html

    広報「中部の森林」3月号

    中部の森林3月号(第120号)

    「中部の森林」3月号は、木曽地方の温帯性針葉樹林の保存・復元に向けた取組検討報告や各地からのたよりには「高齢級人工林ヒノキのブランド化」を地域イベントでPRなどの記事が届きました。また、シリーズ「森林官からの便り」には、北信署野沢森林事務所の「重松森林官」からの便りを掲載しています。
    シリーズ「ご当地自慢」は、木曽署からの「木曽馬とへぎ板」を掲載しました。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html

    コラム 局長の木材通信(中部木材通信)好評連載

    コラム 局長の木材通信(中部木材通信) 3月号

    中部木材通信3月号は、「巻頭言:森林内の作業道の思想」から編集後記:お盆の迎え火のシラカバ」まで、全7本。

    中部木材通信の著者「鈴木信哉局長」が、3月31日付けで異動されました。残念ですが、今回で連載を終了いたします。
    ありがとうございました。

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/mokuzaituusin.html

    業務関連情報

    公売・入札情報

    参考情報

    林業用語の解説等(林野庁HP「広報室から」へのリンク)

    https://www.rinya.maff.go.jp/j/kouhou/kouhousitu/index.html


    過去の中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」はホームページからもご覧いただけます。

    中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」バックナンバーです。


    最後までお読みいただきありがとうございました。
    次回の「中部森林管理局メールマガジン」もお楽しみに! 


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    代表:050-3160-6500(内線2531)
    ダイヤルイン:050-3160-6513
    FAX:026-236-2733

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