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中部森林管理局

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    2014年1月6日(第59号)


    中部森林管理局メールマガジンでは、広報「中部の森林」を中心に、森林管理局からのメッセージ、森林管理署からのお知らせ、トピックス等を発信しております。また、お読みいただきました皆様方からのご意見やご要望を事業の参考にしていきたいと考えております。


    新年明けましておめでとうございます。ご家族お揃いで良い正月を迎えられたことと存じます。本年もどうぞ中部森林管理局メールマガジンをよろしくお願いいたします。

    今回のメールマガジンでは、鈴木局長のメッセージの他、注目情報や森林管理局からのお知らせなどを掲載しています。

    最後までお読みいただければ幸いです。

    INDEX 

    1.森林管理局からのメッセージ--------中部森林管理局長

    2.注目情報----------------------------------木曽地方の温帯性針葉樹林の保護・復元に向けた取組検討(第2回検討委員会)

    3.今月のトピックス-------------------------インターンシップの実施報告書

    4.お知らせ------------------------------------国有林モニター募集

    5.広報「中部の森林」---------------------12月号掲載

    6.中部木材通信----------------------------12月号掲載

    7.業務関連情報----------------------------公売・入札情報

    8.参考情報----------------------------------林業用語の解説等

    森林管理局からのメッセージ

    「新春にあたり」        中部森林管理局長  鈴木 信哉

     新年明けましておめでとうございます。当メールマガジンの読者の皆様におかれましては、つつがなく新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

    さて、国有林管理の目的は、(1)公益的機能発揮による国土の保全、(2)林産物の持続的な供給、(3)存する地域の発展への貢献と定められてきましたが、昨年4月1日からの一般会計化に当たっては、(1)がより一層の公益的機能の発揮、(2)民有林への支援を通じた日本林業の再生の貢献と変化しています。

    このことは、生命、財産を守る豊かな森林をつくって、そこから生み出される資源を活用して、存在する地域の生活産業に貢献することと訳されます。

    言わずもがな、日本は山国であります。海外の学者に日本の川は滝だと言われる程、国土の傾斜は激しく、国内では360度見渡す限りの平野はほとんどありません。どこでも、近くに遠くに、山が見えます。また、春夏秋冬があり、梅雨、渇水、台風、雪と必ずといっていい程、毎年災害が起きます。明治30年頃には、こうした急峻な地形と災害の頻発により森林法、河川法、砂防法の治山治水3法が定められ、山に木を植えるための苗木代の補助が始まっています。国有林のみならず、個人所有の山にも木を植えるための助成であり、個人の財産形成にも資するものであります。

    こうした助成は、つい最近まで日本のありとあらゆる国の助成の中で造林に限定されていました。その結果やっと、ここにきて、緑の列島がそれなりに出来上がったところであります。もちろん、毎年新たな災害が多く発生し、毎年新たな木を育てなければならない復旧がおこなわれています。
    一方、木を伐ることは悪だとの意識は未だ強いですが、そういう人も化石エネルギーは使っています。もちろん省エネには皆、関心はありますが、車・飛行機等の化石エネルギーで移動し、冷暖房、家や日用品にもふんだんなく化石エネルギーを利用しています。CO2を吸収し、再生可能である木材資源は循環しない化石エネルギーと逆の資源ではあります。まあ、化石エネルギーも歴史上遡れば元は生物資源ではあるけど。

    木を適切に使えば、地球には優しい。使わないので、山村は過疎化が進み、とりわけ若い人は減っています。努力が足りないという人もいますが、鳥獣被害でみるように、問題は必ずどんどん下流域の都市へ拡大していきます。

    森林の役割までは、関心はあるが、その先の利用までまだまだ行き着いていないと感じています。
    逆説的にいえば、美しい日本アルプスの山並み、里山の美しさ、安全な国土、飲める水を永続的に維持していくには、山村に住民が住むことが必要で、下流域の人々に適切に木材を利用してもらうことがこれからの鍵であります。

    新年に当たり、このことが国民一人一人の一般常識になるよう、より一層の情報発信を図る決意です 。 

    注目情報  

    木曽地方の温帯性針葉樹林の保護・復元に向けた取組検討について

    中部森林管理局では、木曽地方における温帯性針葉樹林の保護・復元に向けた取組を行うため、産・学・官等からなる検討委員会を開催しています。平成25年12月3日に、第2回検討委員会を実施しました。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/keikaku/130926-kentoiinkai.html

    今月のトピックス

     平成25年度インターンシップの実施報告書

    中部森林管理局では、学生が国有林野事業の実際の行政事務に接することにより、学生の意欲を喚起し高い職業意識を育成するとともに、国有林野事業及び林野行政に対する理解を深めてもらうことを目的とし、平成25年度は管内6署(所)で実習生を募集し、16名が参加されました。

    インターンシップを体験した実習生のレポート(実施報告書)をいくつか紹介します。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/kensyuu/131202-2.html

    お知らせ

     平成26・27年度国有林モニターの募集について

    中部森林管理局では、「国有林モニター」を下記により募集します。
    この募集は、中部森林管理局が管轄する富山県・長野県・岐阜県・愛知県にお住まいの皆様に国有林が果たしているいろいろな役割や、森林の整備、木材の供給、ふれあいの場の提供等の状況をご理解いただくとともに、国有林に対するご意見等を直接伺い、今後の管理経営に役立てていく取組の一環として行うものです。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/press/kikaku/131213.html

    広報「中部の森林」12月号

    中部の森林12月号(第117号)

    「中部の森林」12月号は、森林被害対策ボランティア制度に関する協定書調印や、各地からのたよりには中学生の職場体験学習などの記事が届きました。また、シリーズ「森林官からの便り」には、木曽署瀬戸川森林事務所の「菊池森林官」からの便りを掲載しています。
    シリーズ「ご当地自慢」は、岐阜署からの「岐阜市」を掲載しました。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html

    中部木材通信好評連載中

    中部木材通信 12月号

    好評連載中の中部木材通信は、「巻頭言:トラックが足りない」から「編集後記:平成26年(2014年)の木材関連のキーワード」まで、全7本。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/mokuzaituusin.html

       

    業務関連情報

    公売・入札情報

    参考情報

    林業用語の解説等(林野庁HP「広報室から」へのリンク)

    https://www.rinya.maff.go.jp/j/kouhou/kouhousitu/index.html


    過去の中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」はホームページからもご覧いただけます。

    中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」バックナンバーです。


    最後までお読みいただきありがとうござました。
    次回の「中部森林管理局メールマガジン」もお楽しみに! 


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