2013年5月4日(第51号)
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皆さんこんにちは。いかがお過ごしですか?
今日はみどりの日です。新緑がきれいな季節となりました。みなさん森林散策して森林浴をしてみてはいかがでしょうか。木々からでるフィトンチット(樹木から発散する殺菌力を持つ化学物質)を浴び癒しをえてみてください。
さて、今回のメールマガジンでは、新任次長(名古屋事務所長)からのメッセージの他、「中部木材通信」の掲載。
今月のトピックスには、4月に開催された「薪セミナー」についてご紹介いたします。また、昨年の「カラマツ黄葉コンテスト」に引き続き、今回「カラマツ新緑コンテスト」開催、作品募集中です。
最後までお読みいただければ幸いです。
INDEX
1.森林管理局からのメッセージ------------「新任のご挨拶」 中部森林管理局 次長 山元康則
2.注目情報--------------------------------------「中部木材通信」
「マルコウ マルコク木曽ひのき販売始まる。」
3.今月のトピックス-----------------------------「薪セミナー」開催される。
4.お知らせ----------------------------------------「カラマツ新緑コンテスト」作品募集
5.広報「中部の森林」--------------------------4月号掲載
6.業務関連情報---------------------------------公売・入札情報
森林管理局からのメッセージ
「新任のご挨拶」 中部森林管理局 次長(名古屋事務所長) 山元 康則
この度、4月1日付で次長(名古屋事務所長)を拝命しました山元です。
これまで、関東局、近畿中国局、北海道局、九州局、林野庁に勤務し、それぞれの局等で森林整備や販売、職員厚生、時には刑事事件に関連する対応など、林野庁ならではの様々な業務を経験することができました。中部森林管理局管内には、関東圏に近いこともあり、また、優れた自然や歴史・文化も多く時折訪れてはいましたが、勤務は初めてであり、早く管内事情を把握し、これまでの経験等も生かしながら地域の森林・林業・林産業のお役に立てるよう努めて参りたいと思っております。
ところで、この4月から国有林野事業が特別会計から一般会計に移行し、1より一層の公益的機能の発揮、2民有林との連携による日本全体の林業・林産業の発展への寄与、3地域振興や東日本大震災等災害復興への寄与等々、国有林野事業の管理運営のみならず広く地域社会や日本林業全体への関わりを重視した取り組みが重要となっています。
日本の森林は、戦後の復興資材として多くが伐採され、その後の林業の経営環境の悪化から荒廃が進みましたが、諸先輩の皆様が営々と続けられてきた植林や育林活動により、いまや年間1億立法メートルの生長量があると言われており、この充実してきた森林資源をいかに利用に結びつけていくかが大きな課題となっております。森林資源が充実してきた今こそ、
森林の集約化とともに林道整備、間伐・主伐等による伐採・植林を効率的に実施し、コストダウンを図りながら木材需給率を高め、林業・林産業の発展並びに地球温暖化防止や国土保全機能等公益的機能の発揮に取り組むチャンスであると思っています。
中部森林管理局管内の国有林は、主に山岳地帯に所在し、木材資源の活用の場であるとともに中京圏の貴重な水源林であり、さらに観光や貴重な野生動植物を有する豊かな自然環境を有しています。また当該地域は、古くから木曽ヒノキや東濃ヒノキ、信州カラマツ等々を産する全国有数の林業地域である一方、名古屋を中心とする木材流通の一大拠点でもあります
。このようなことから、この地域の民有林・国有林がさらに連携し、林業・林産業がさらに発展するよう、また、豊かな自然環境を後世の人々に引き継げるよう全力で取り組んで参りたいと考えておりますので、宜しくお願い致します。
注目情報
「中部木材通信」
木材利用の推進を考えたとき、いかに木材需要を創出していくかを真剣に考えなければならない。その道筋の参考になればとの想いで昨年8月から「中部木材通信」を発行しています。原稿の執筆はもちろん鈴木局長です。森林・林業の活性化を推し進めるための提言、役所のイメージを払拭した掲載内容も講評を得ています。ぜひご一読をお願いします。
「マルコウ マルコク 木曽ひのき」
木曽森林管理署、南木曽支署では、平成25年度より木曽谷の国有林野から生産される、林齢80年生以上の高齢級人工林ヒノキについて、良質な素材を「マルコウ マルコク 木曽ひのき」と称して販売します。
☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/pdf/130425-kisohinoki.pdf
今月のトピックス
薪セミナー開催される。~薪王国信州の確立を目指して~
長野県林政協議会(長野県・中部森林管理局)主催による再生可能エネルギーの一つ「薪」の利活用を促進するとともに、薪の生産が身近な産業の一つとして、地域経済の活性化にも寄与することを目的に、薪の生産者から消費者等の関係者が一堂に会して、標記セミナーを開催しました。
☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/sigenkatuyo/130430-1.html
お知らせ
「カラマツ新緑コンテスト」作品募集中!
信州の春風景になくてはならないカラマツの新緑の時期を迎えるに当たり、カラマツを木材資源としてだけではなく、観光資源としても評価していただくため、カラマツの新緑写真の募集をしています。
募集する作品は、カラマツの新緑を題材とします。なお、被写体は、長野県内に生育するカラマツとします。
募集期間は平成25年4月18日(木曜日)から平成25年7月10日(水曜日)まです。
☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/press/kikaku/130329.html
広報「中部の森林」4月号
中部の森林4月号(第109号)
「中部の森林」4月号は、一般会計化となり、局長のご挨拶や新たな名前で出発する各センターのご挨拶を掲載しております。
各地からのたよりには、南信署から御柱の森林整備推進協定の締結に関する記事が届きました。シリーズ「森林官からの便り」には、戸隠森林事務所の「藤井森林官」からの便りを掲載しました。
風景紀行は木曽署管内の「木曽町福島」を掲載しています。
☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html
業務関連情報
公売・入札情報
過去の中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」はホームページからもご覧いただけます。
中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」バックナンバーです。
最後までお読みいただきありがとうござました。
次回の「中部森林管理局メールマガジン」もお楽しみに!
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総務企画部総務課広報担当
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