2013年4月1日(第50号)
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皆さんこんにちは。いかがお過ごしですか?
当メールマガジンも第50号となりました。これまでにも増して魅力ある情報を掲載したいと考えておりますので、引き続きご愛読くださいますようお願いいたします。
さて、今回のメールマガジンでは、当局長からのメッセージの他、「中部木材通信」のご案内を掲載。
今月のトピックスには、「木材利用ポイント事業」についてを取り上げています。
最後までお読みいただければ幸いです。
INDEX
1.森林管理局からのメッセージ------------「国有林野事業は一般会計化されます」 中部森林管理局長鈴木信哉
2.注目情報--------------------------------------「中部木材通信」
3.今月のトピックス-----------------------------木材利用ポイント事業について
4.お知らせ----------------------------------------「地域管理経営計画」及び「国有林野施業実施計画」の公表
5.広報「中部の森林」--------------------------3月号掲載
6.業務関連情報---------------------------------公売・入札情報
森林管理局からのメッセージ
「4月1日より国有林野事業は一般会計化されます」 中部森林管理局長 鈴木 信哉
中部森林管理局は、林野庁の出先機関として富山県、長野県、岐阜県、愛知県の国有林を管轄していますが、4月1日より一般会計として出発します。昭和22年に企業特別会計として発足し、国有林からの収入で支出をまかなうという方式でしたが、これからは、収入は一般会計に納入し、支出は一般会計で支出する方式に変わります。このため、財産としての国有林は企業用財産から森林経営用財産となります。戦前は、一般会計で、財産上も営林財産との位置づけで、この営林用財産を管理するという意味で、長く愛されてきた営林署の名前の由来となっていました。今後も森林経営用財産は、国の財産の一つとして明確に位置づけられ、林野庁で責任を持って管理することとしております。
一般会計化するということで、「より一層の公益的機能の発揮」「民有林の支援を通じた日本林業の発展への寄与」「地域振興・東日本大震災への寄与」という3つの大きな目的に向かって管理経営する考えであります。
大きな点は、とかく国有林の職員は国有林のエリア内のことは熱心だけど、1cm離れるとそこは民有林だからという「民有林は関係がない」とのマインドがなかったかというとあったことは否めません。これからは、山を持つ山村にとっては日本の林業の再生は地域経済の要であることを職員一同認識して、民有林との連携を深め、国有林が主を占める地域ではリードしていく考
えであります。
また、当地域の国有林は中京圏を初め、様々な都市の水源地域であり、かつ山岳観光のメッカで貴重な野生動植物を初めとする自然環境を有しています。こうした森林の持つ多面的な公益的機能の発揮に向けた保全管理に努めてまいります。
このような目的のため、別表に示すように、組織も多少変更になります。一刻も早く地域国民の皆様と目的を共有できますよう、職員も出向きますので、皆様方も是非、様々な要望をお出しいただければ幸いです。職員は、〇〇森林管理署と名が入ったパトロールカーで山にいます。何なりとお声がけいただければ幸いです。
最後に、管内国有林の代表的な場所を挙げて、一般会計化の発足のご挨拶といたします。
白川白山、北アルプス(立山、槍ヶ岳、穂高岳、乗鞍岳)、妙高山、戸隠山、苗場山、浅間山、八ヶ岳、蓼科山、南アルプス(仙丈ヶ岳、駒ヶ岳、赤石岳)、中央アルプス(木曽駒ヶ岳)御嶽山、恵那山といった山岳地、石巻山、瀬戸定光寺、岐阜市金華山、付知峡、赤沢、上高地、湯ノ丸高原等のレク森、東三河段戸ヒノキ、東濃ヒノキ、木曽ヒノキ、信州カラマツの生産地等様々な森林を有しています。山づくり、森づくりは100年の計であります。子々孫々に引き継ぐべく、これまで以上に職員一同一致団結して、その職務に努めることといたします。
☆4月1日からの組織体制はこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/introduction/gaiyou_kyoku/sosiki/index.html
注目情報
「中部木材通信」
木材利用の推進を考えたとき、いかに木材需要を創出していくかを真剣に考えなければならない。その道筋の参考になればとの想いで昨年8月から「中部木材通信」を発行しています。原稿の執筆はもちろん鈴木局長です。森林・林業の活性化を推し進めるための提言、役所のイメージを払拭した掲載内容も講評を得ています。ぜひご一読をお願いします。
☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/mokuzaituusin.html
今月のトピックス
木材利用ポイント事業について
地域材の適切な利用を確保することは、我が国における森林の適正な整備・保全、地球温暖化防止、循環型社会の形成等に貢献することから、国産材その他の木材の利用促進を図ることが重要です。
このため、地域材需要を大きく喚起する対策として、木材の利用に対しポイントを付与し、第一次産業をはじめとした地域産業、ひいては経済全体への波及効果を及ぼす取組への支援を目的に「木材利用ポイント事業」が措置されました。
地域材を活用した木造住宅の新築、内装・外装の木質化、木材製品等の購入の際に、木材利用ポイントを付与し、地域の農林水産物等との交換等を行うというものです。
☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/j/riyou/point/index.html
お知らせ
「地域管理経営計画」及び「国有林野施業実施計画」の公表について
伊那谷、木曽川、東三河の各森林計画区における国有林野の管理経営に関する基本的事項等を定める「地域管理経営計画」及び「国有林野施業実施計画」を策定するとともに、神通川、庄川、千曲川下流、中部山岳、千曲川上流、木曽谷、宮・庄川、飛騨川、長良川、揖斐川、尾張西三河森林計画区の「地域管理経営計画」及び「国有林野施業実施計画」を変更しました。
☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/press/kikaku/130306.html
広報「中部の森林」3月号
中部の森林3月号(第108号)
「中部の森林」3月号は、多様な木材利用の創造をテーマに2月17日に開催された「森林フォーラム・薪談義」、カラマツ黄葉写真コンテストと治山・林道工事コンクール表彰式に関する記事を掲載しました。
各地からのたよりには、愛知所から東三河流域新城地区森林整備推進協定の締結に関する記事が届きました。
シリーズ「森林官からの便り」には、愛知所田口森林事務所の「藤村森林官」からの便りを掲載しました。
風景紀行は富山署管内の「雲ノ平」を掲載しています。
☆詳しくはこちらをご覧ください。 https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html
業務関連情報
公売・入札情報
過去の中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」はホームページからもご覧いただけます。
中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」バックナンバーです。
最後までお読みいただきありがとうござました。
次回の「中部森林管理局メールマガジン」もお楽しみに!
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