2013年8月7日(第54号)
|
皆さんこんにちは。いかがお過ごしですか?暑い夏が続いています。夏バテしないようがんばりましょう。
今回のメールマガジンですが、中部森林管理局保全課長からのメッセージの他、注目情報として夏休み子どもふれあいDAY開催結果を掲載したほか、今月のトピックスには、「NPO木曽ひのきの森が農林水産大臣賞」受賞を掲載しております。
最後までお読みいただければ幸いです。
INDEX
1.森林管理局からのメッセージ--------保全課長
2.注目情報----------------------------------「夏休み!子どもふれあいDAY」7月31日大好評で終了
3.今月のトピックス-------------------------NPO木曽ひのきの森が「農林水産大臣賞」受賞
4.お知らせ------------------------------------エコキッズ探検隊2013
5.広報「中部の森林」---------------------7月号掲載
6.中部木材通信----------------------------7月号掲載
7.業務関連情報----------------------------公売・入札情報
8.参考情報----------------------------------林業用語の解説等
森林管理局からのメッセージ
中部森林管理局保全課長 傳村充善
中部森林管理局管内には、北アルプス、中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳連峰、白山連峰など多くの山々が聳え、山岳登山のメッカとなっています。
今が、夏山シーズンのまっただ中で、艶やかなアウトドア用品を身に纏い山に登る最近話題の「山ガール」をはじめ多くの登山者で賑わいを見せております。 登山は自分の力で急所や難所を踏破した達成感、頂上などからの眺望や涼風、そして可憐に咲き誇る高山植物等に心が癒やされます。
高山植物は、寒冷地を好む植物で氷河期が終わるとともに高山帯へ待避して残った植物と、もともと日本の高山帯に生育していた植物からなり、隔離分布しているものや、固有種などが多く学術的に大変貴重な植物です。中部森林管理局保全課内に事務局を置く「高山植物等保護対策協議会」では、登山者による抜き取りや摘み取り行為等から高山植物等を保護しようと昭和37年から活動を開始し、高山植物等の保護対策のための啓発用ポスターの作成・掲示、パンフレットの配布を行うとともに、高山植物の保護の大切さ等を保護指導員を通じて登山者の皆様にご理解いただいているところです。
最近では、この活動が功を奏し登山者による高山植物等への被害は減少傾向にありますが、一方で急激に増加するニホンジカが低山地域から南アルプス、八ヶ岳連峰、そして北アルプスへと進入し、高山植物や樹木等が食害に晒されはじめており、この対策が新たな課題となっております。
こうした状況下で一部の地域では、ニホンジカから高山植物等を守る手段として防護柵や罠、猟銃による捕獲を試みていますが、登山者等の中には「防護柵で眺望が悪い」とか、「シカが可愛そう」という意見もいただておりますが、そこにしか生育出来ない貴重な高山植物等の保護にご理解を求めているところです。 なお、今年度の「高山植物等保護対策協議会」の取り組みなどにつきましては、広報「中部の森林」8月号(8月下旬発行)で紹介しますのでご覧下さい。
注目情報
「夏休み!子どもふれあいDAY」大好評で終了
地域の子どもたちに中部森林管理局の仕事、森林、林業を知ってもらう機会として「夏休み子どもふれあいデー」を7月31日水曜日に中部森林管理局で開催し、530名の来局者をいただき、大好評で終了しました。
☆詳しくはこちらをご覧ください。 https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/kouhou/250801kodomo.html
今月のトピックス
NPO木曽ひのきの森が「農林水産大臣賞」受賞
「特定非営利活動法人木曽ひのきの森」団体が、一般社団法人全国森林レクリエーション協会主催の第二十五回森林レクリエーション地域美化活動コンクールにおいて、上松町赤沢自然休養林での美化活動等を評価され、農林水産大臣賞を受賞されました。
中部の森林 7月号(第112号)に横井理事長にご寄稿をいただいていますのでご覧ください。
お知らせ
大手町・丸の内・有楽町エコキッズ探検隊2013
本プロジェクトは、次世代を担う子ども達に大手町・丸の内・有楽町エリアの環境インフラやエリア企業の環境活動を、ワークショップや見学を通して、自身の生活の中での環境に配慮した暮らしや、自然とのつながりを学んでもらう環境教育プログラムのイベントです。
☆詳しくはこちらをご覧ください。http://www.eco-kids.info/
広報「中部の森林」7月号
中部の森林7月号(第112号)
「中部の森林」7月号は、新任幹部挨拶、NPO木曽ひのきの森から寄稿された「農林水産大臣賞受賞」記事、各地からのたよりにはレク森整備の記事などが届きました。また、シリーズ「森林官からの便り」には、飛騨署町方森林事務所の「鈴木森林官」からの便りを掲載しています。シリーズ「ご当地自慢」、シリーズ3回目として、南信署からの「伊那市編」を掲載しました。
☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html
中部木材通信好評連載中
中部木材通信 7月号
「巻頭言:木材と他産業との関係に興味を持とう」から「編集後記:薪の規格への提言」まで、全7本。
☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/mokuzaituusin.html
業務関連情報
公売・入札情報
参考情報
林業用語の解説等(林野庁HP「広報室から」へのリンク)
過去の中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」はホームページからもご覧いただけます。
中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」バックナンバーです。
最後までお読みいただきありがとうござました。
次回の「中部森林管理局メールマガジン」もお楽しみに!
メールアドレス等の配信変更はこちら
メールマガジンの配信解除はこちら▽
※このメールマガジンの登録及び購読は無料です。
お問合せ先
総務企画部総務課広報担当
代表:050-3160-6500(内線2531)
ダイヤルイン:050-3160-6513
FAX:026-236-2733