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中部森林管理局

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    2013年1月1日(第47号)


    中部森林管理局メールマガジンでは、広報「中部の森林」を中心に、森林管理局からのメッセージ、森林管理署からのお知らせ、トピックス等を発信しております。また、お読みいただきました皆様方からのご意見やご要望を事業の参考にしていきたいと考えております。


    新年明けましておめでとうございます。ご家族お揃いで良い正月を迎えられたことと存じます。本年もどうぞ中部森林管理局メールマガジンをよろしくお願いいたします。
    今年は国有林野事業にとって大きな節目の年となります。昭和22年の林政統一以来、国有林野事業特別会計のもとで行われてきた国有林の管理経営を4月から一般会計で行うこととなるからです。一般会計化後においては、公益重視の管理経営の一層の推進、森林・林業の再生や地域の活性化など、国有林野事業に求められる役割の発揮に精一杯努めて参りますので、ご支援ご協力をよろしくお願いいたします。
    今回のメールマガジンでは、鈴木局長のメッセージの他、注目情報や森林管理局からのお知らせなどを掲載しています。
    最後までお読みいただければ幸いです。

    INDEX 

    1.森林管理局からのメッセージ------------「森林管理局の仕事はどこまで」  中部森林管理局長  鈴木 信哉                                   

    2.注目情報--------------------------------------「地域管理経営計画」及び「国有林野施業実施計画」の策定等について

    3.今月のトピックス-----------------------------ニホンジカ被害対策の現状について

    4.お知らせ----------------------------------------スキー場に森林環境教育コーナー

    5.広報「中部の森林」--------------------------12月号掲載

    6.業務関連情報---------------------------------公売・入札情報 

    森林管理局からのメッセージ

    「森林管理局の仕事はどこまで」           中部森林管理局長   鈴木 信哉

    新年明けましておめでとうございます。当メールマガジンの読者の皆様におかれましては、つつがなく新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
    また、平素から中部森林管理局に賜っております格別のご支援とご協力に対しましても厚く御礼申し上げます。
    さて、今年初めてのメルマガですが、私からは標記をテーマに書き進めることとします。

    森林管理局は林野庁の出先機関である。ということは、林野庁の仕事はどこまでかが肝心。そもそも、林野とは山林と原野を合わせた言葉で、森林には木が立っている場所も木が立っていない場所も含まれる。山に行って頂上付近が岩石地であっても、昔の茅場も林野の範囲となる。
    その中で、木を植えて(植林)、育てて(育林)、伐って(伐木)、運んで(運材)、加工して(製材)、利用して(木材利用)までは木へんがついているので良くわかる。
    その他に、山で採れる産物は林野庁の仕事になるので、きのこ(木の子)、マキ(薪)、炭(木炭)、ワサビ(山葵)、ぎんなん(銀杏)、くるみ(胡桃)、うるし(漆)、キリ(桐)、つばき油(椿油)、ハゼの実(木蝋)、山菜などがある。みんな漢字で書くと木が含まれる。待てよ、森林の計画上は、立っている木を立木(りゅうぼく)というが、正確には立木竹だった。竹ももちろんそうだった。竹でつくるいかだ(筏)やはし(箸)、たけのこ(筍)も関係するんだ。木へんと竹へんがそうだと言える。正月の玄関に飾る門松は、正に松と竹で木へんと竹へんのコラボレーションである。
    日本人に古くからなじみの深い産物が対象である。当方、中部森林管理局は、これに加えて国有の林野を管理経営しているので、土地・山林所有者として国有林の貸付や使用許可、道(林道)の作設修繕、崩れた山の修繕(治山)、病害虫防除、更に、国民が森林を楽しめる「レクリエーションの森」の設定や、希少な動植物の保護のための「保護林」の設定、生物多様性の保全、森林の役割の普及、林業の技術開発への支援も担当している。
    当局の代表的な国有林の立地場所は、立山、白川、付知峡、木曽、上高地、乗鞍、金華山、段戸山、戸隠、浅間山、八ヶ岳、蓼科、南アルプス等、皆さんよく知る場所も多い。
    森林は、生物資源なので、雨の日も、雪の日も、風の日も、もちろん晴れの日も、日々山を見なくてはいけない。今日も山へ行く森林管理署とかかれた車を見たら、この文章を少しながら思い出していただければ幸いである。

    注目情報

    「地域管理経営計画」及び「国有林野施業実施計画」の策定等について

    伊那谷、木曽川、東三河の各森林計画区における国有林野の管理経営に関する基本的事項等を定める「地域管理経営計画」並びに「国有林野施業実施計画」を策定するとともに、神通川、庄川、千曲川下流、中部山岳、千曲川上流、木曽谷、宮・庄川、飛騨川、長良川、揖斐川、尾張西三河の各森林計画区の「地域管理経営計画」並びに「国有林野施業実施計画」の変更を行うため、現在、公告・縦覧中です。
    公告された計画案に意見のある方は、理由を付して、郵送、ファクシミリ、又は電子メールにて意見書を提出することができます。 

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/press/kikaku/121220.html

    今月のトピックス

    ニホンジカ被害対策の現状について

    中部森林管理局では、農林業をはじめ南アルプスや八ヶ岳地域などの高山帯にまで及んでいるニホンジカによる食害を防止し、野生鳥獣との共存を図るため、地元関係者との連携の下に防鹿柵やくくりわなの設置などを進めています。
    平成24年度には、シカ被害対策に関する各地の情報や調査等を基に、従前からの対策の課題、新たな方策の具体策等を検討しつつ、追加対策として囲いわなによる頭数調整を新たに進めてきました。
    また、各森林管理署での取り組みと併せて、管内全職員のアンケートを実施して生息地や植生への影響の予測、対策の方向・アイディアの共有など、職員一丸となった取り組みを進めています。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/sidou/121227-5.html

    お知らせ

    スキー場での森林環境教育に関するコーナー設置のご案内

    レクリエーションの森として利用されているスキー場において、ご来場のみなさまに「国有林」を身近に感じていただけるよう、「みんなの森林・国有林」の特設コーナーを関係スキー場のご協力により以下の2会場で設置することになりました。
    コーナーでは各地域の森林・国有林を題材に取り上げた森林環境教材の紹介・無料配布と、国有林での取り組みのパネル展示を行い、また、間伐材を利用したペンダント・人形作りが無料で体験できます。どなたでも簡単に楽しく作れますので、スキー、スノーボード、そり遊びの休憩時に、ぜひお立ち寄りください。

     

    ☆開催日時と場所について

    平成25年1月20日(日曜日)11時から16時まで

             戸隠スキー場

    平成25年2月24日(日曜日)10時から15時まで

             戸狩温泉スキー場

     

    開催場所の詳細につきましては、近日中にホームページの「イベント情報」でご案内します。

     広報「中部の森林」12月号

    中部の森林12月号(第105号)

    「中部の森林」12月号は、長野県林業・木材産業団体合同セミナーでの鈴木局長講演に関する記事、「木曽式伐木運材図会」展示に関する記事、名古屋シティ・フォレスター事業に関する記事を掲載しました。
    各地からのたよりには、木曽署から「赤沢ヒノキ林施業試験地等における現地検討会」、岐阜署から「森と木とのふれあいフェア」に関する記事が届きました。
    また、シリーズ「森林官からの便り」には、東濃森林管理署恵那森林事務所の「三浦森林官」からの便りを掲載しています。
    風景紀行は北信署管内の「野沢温泉」を掲載しました。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。 https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html

    業務関連情報

    公売・入札情報

      


    過去の中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」はホームページからもご覧いただけます。

    中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」バックナンバーです。


    最後までお読みいただきありがとうござました。
    次回の「中部森林管理局メールマガジン」もお楽しみに! 


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    総務部総務課広報担当
    ダイヤルイン:050-3160-6513
    FAX:026-236-2733

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