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中部森林管理局

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    2012年3月2日(第37号)


    中部森林管理局メールマガジンでは、広報「中部の森林」を中心に、森林管理局からのメッセージ、森林管理署からのお知らせ、トピックス等を発信しております。また、お読みいただきました皆様方からのご意見やご要望を事業の参考にしていきたいと考えております。


    皆さんこんにちは。いかがお過ごしですか?
    この冬、私が朝行き交う人に発した言葉で一番多かったのが「寒いねー」でした。厳しい寒さもあと少し、着実に春が近づいてきています。
    先月27日、気象庁の異常気象分析検討会が、この冬の厳しい寒さと大雪の原因について見解をまとめたそうです。それによると、一点目:ラニーニャ現象などで偏西風が蛇行し、寒気が南下しやすかった。二点目:日本の西で冷たいシベリア高気圧が強まって寒気をもたらし、西高東低の冬型の気圧配置も強まった。などを原因として挙げています。
    シベリアの高気圧が強まったのは、地球温暖化の影響でロシアの北西部・バレンツ海の海氷が少なかったことも一因とか。地球温暖化防止に向けた森林吸収源対策の重要性を改めて感じたところです。
    さて、今回のメールマガジンでは、愛知森林管理事務所からのメッセージの他、今月のトピックスは、「森林の土地の所有者届出制度」を取り上げています。
    最後までお読みいただければ幸いです。

    INDEX 

    1. 森林管理局からのメッセージ-------------愛知森林管理事務所より 「教訓」
    2. イベント情報----------------------------「森林ふれあい講座」について
    3. 今月のトピックス------------------------「森林の土地の所有者届出制度」 
    4. お知らせ-------------------------------「地域管理経営計画」及び「国有林野施業実施計画」の公表について 
    5. 広報「中部の森林」----------------------2月号掲載
    6. 業務関連情報--------------------------公売・入札情報 

    森林管理局からのメッセージ

    「教訓」        中部森林管理局  愛知森林管理事務所長    岩井 広樹 

    昨年発生した東日本大震災及び長野県北部の地震からまもなく一年が経とうとしています。改めて、地震で被災された皆様には謹んでお見舞い申し上げます。
    この一年間、愛知県内の国有林を管轄する当所においては、福島原子力発電所の事故の影響により、これまで局管外や管内の他署で対応してきた、しいたけ原木やマツの葉の供給について、急遽、放射性物質の影響のない愛知県内で対応がとれないかとの問い合わせに対し、職員一丸となり最大限の努力をし、対応を行って参りました。これらの取組は引き続き実施していく予定です。
    また、毎年行っている木材の生産の一部は、今年度も当所の木材生産の中心である段戸国有林で実施しました。
    生産された丸太の中に、顕著に年輪に沿って生じる円形の割れがあり、強風などの外力で立木が揺すられた場合に多く発生する「目回り」が見られました。年輪を数えると約52年前ということが分かりました。その年数から昭和34年に襲来し、当地域に多大な被害を与えた伊勢湾台風の風の被害によるものと推測されました。すでに50有余年もの月日が流れ、人々の記憶も少しずつ薄れてきていますが、木々はしっかりとその被害の歴史を自らの体に刻みこんでいると同時に、当時の被害がいかに大きかったかということを、今こうして木を伐採することによって改めて私たちに教えてくれているのだと思います。
    ご承知のとおり林業は、長い時間の中で先人たちが築き上げた財産を、未来に引き継いでいくものです。今を預かる私たちは、常に視線を現場に向けて森林の適正な整備を行い、これからも災害に強い森林づくりを進めて参りたいと考えています。今後ともご理解とご協力をお願いします。 

    イベント情報

    「森林ふれあい講座」について

    当局名古屋事務所では、森林とのふれあい・森林の魅力を満喫していただくため、年8回の森林に関する講座を開催しております。
    平成24年度の「森林ふれあい講座」年間計画をホームページにアップしておりますのでご覧ください。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/nagoya/fukyu/freai/freai_top.html

    今月のトピックス

    「森林の土地の所有者届出制度」

    平成23年4月の森林法の改正により、平成24年4月以降、森林の土地の所有者となった方は市町村長への事後届出が義務付けられました。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/j/keikaku/todokede/index.html 

     お知らせ

    「地域管理経営計画」及び「国有林野施業実施計画」の公表について

    本日、神通川、木曽谷、飛騨川の各森林計画区における国有林野の管理経営に関する基本的事項等を定める「地域管理経営計画」及び「国有林野施業実施計画」を策定するとともに、庄川、千曲川下流、中部山岳、千曲川上流、伊那谷、宮・庄川、長良川、揖斐川、木曽川、尾張西三河、東三河森林計画区の「地域管理経営計画」及び「国有林野施業実施計画」を変更し公表いたしました。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/welcome/osirase/index.html 

    広報「中部の森林」2月号

    中部の森林 2月号(第95号)

    「中部の森林」2月号は、林業技術の発展に向けて20課題が発表された「中部森林技術交流発表会」に関する記事や「安曇野まつかわ馬羅尾高原」郷土の森協定の締結に関する記事などを掲載。各地からのたよりには南信署から届いた二つの話題を掲載しました。
    シリーズ現場最前線は、「豊かな森林・開かれた国有林を目指して」と題して木曽森林管理署上松造林班を紹介しています。
    風景紀行は岐阜署管内の「御嶽山界隈」を掲載しました。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html 

    業務関連情報

    公売・入札情報

      


    中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」バックナンバーです。


    最後までお読みいただきありがとうござました。
    次回の「中部森林管理局メールマガジン」もお楽しみに!

     


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    総務部総務課広報担当
    ダイヤルイン:050-3160-6513
    FAX:026-236-2733

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