このページの本文へ移動

中部森林管理局

    文字サイズ
    標準
    大きく
    メニュー

    2012年2月2日(第36号)


    中部森林管理局メールマガジンでは、広報「中部の森林」を中心に、森林管理局からのメッセージ、森林管理署からのお知らせ、トピックス等を発信しております。また、お読みいただきました皆様方からのご意見やご要望を事業の参考にしていきたいと考えております。


    皆さんこんにちは。いかがお過ごしですか?
    1月は強烈な寒波による冷え込みが厳しかったですね。防寒対策?として体に余分な脂肪を蓄えてしまったのは私だけでしょうか。
    もうすぐ立春、暦の上では春となりますが、長野県北部では記録的な大雪となっていますし、まだまだ寒さは続きますので体調管理に気をつけましょう。
    さて、今回のメールマガジンでは、南信森林管理署からのメッセージの他、今月のトピックスは、「今後の国有林野の管理経営のあり方について」を取り上げています。
    最後までお読みいただければ幸いです。

    INDEX 

    1. 森林管理局からのメッセージ-------------南信森林管理署より 「進化するニホンジカ対策」
    2. 森林への招待状-----------------------------「郷土の森」について
    3. 今月のトピックス-----------------------------今後の国有林野の管理経営のあり方について 
    4. お知らせ----------------------------------------任期付林野庁職員の募集 
    5. 広報「中部の森林」--------------------------1月号掲載
    6. 業務関連情報---------------------------------公売入札情報 

    森林管理局からのメッセージ

    「進化するニホンジカ対策」                                     中部森林管理局 南信森林管理署長  竹内 正比古 

    当南信森林管理署は、平成19年度以降、国有林では全国で初めて職員自らの手による「くくりワナ」を使ったニホンジカの捕獲作業を実施しています。
    国の職員が直接シカを捕獲するということでマスコミにも大々的に取り上げていただいた結果、その後の南信地域において、猟銃による捕獲よりも簡易で軽労働、更に生きたまま捕獲できるワナによる猟が大幅に増加するなど、地域にも大きな影響を与えたものと推察しています。
    また、遠く九州等からもニホンジカ被害対策担当者が当署を視察に訪れ、それを参考に独自のマニュアル等を作成しワナによる捕獲を開始するようになったとの報告もいただき、シカ被害に悩んでいた他地域の対策にも貢献できたと考えています。
    当署での年間のシカ捕獲頭数は100頭弱と地元市町村等に比べて僅かですが、現場職員が少ない状況のなかで他の業務の合間に行っていること(主として冬期間)、シカが多く生息する諏訪地域や天竜川左岸の狭い範囲での実施ではありますが、ワナ設置技術の向上等により年々捕獲頭数が増加しています。
    しかし、経験者の転勤、捕獲物の処理問題など、現場で様々な悩みを抱えつつも日々奮闘している職員の頑張りに対し頭が下がる思いです。
    現在、当署では職員による捕獲に加え、関係する市町村の協力を得て地元猟友会との委託契約による捕獲や、独自に実施している猟友会へのワナの貸し出しを行いながら国有林内での捕獲も行っています。これによる捕獲数、効率性は大きく、今後も条件の整っている猟友会等の参画を進めていきたいと考えています。
    なお、簡易で安価なワナの研究・制作にも協力しており、ワナの性能アップにも期待をしているところです。
    ニホンジカによる被害は相変わらず拡大している状況にあります。肝心なことは、この危機的な状況を更に多くの国民に周知し、早期に国、地方公共団体、猟友会等が連携してニホンジカ個体数の調整を行うことが急務ですが、その中で、国有林として、今後も地域とともに活動し少しでもニホンジカ被害の防止に貢献していきたいと考えています。 

    森林への招待状

    「郷土の森」について

    「郷土の森」とは、地域における象徴としての意義を有する等により、森林の現状の維持について地元市町村の強い要請のある森林を保護し、併せて地域の振興に資することを目的に設定される国有林野のことです。
    平成24年1月17日、長野県北安曇郡松川村と協定締結を行い、当局12箇所目の郷土の森として「安曇野まつかわ馬羅尾(ばらお)郷土の森」が誕生しました。
    台伐りを繰り返すことで出来上がった奇怪な樹形の「あがりこサワラ」を対象とした郷土の森となります。あがりこサワラに会いにぜひお出かけください。

    今月のトピックス

    「今後の国有林野の管理経営のあり方について」

    林政審議会は、平成23年1月に、今後の国有林野の管理経営のあり方について、農林水産大臣から諮問を受け、国有林部会を設置し審議を行ってきました。
    平成23年12月16日に、「今後の国有林野の管理経営のあり方について」が林政審議会から答申されました。


    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/j/kokuyu_rinya/singikai/h231216.html 

     お知らせ

    「任期付林野庁職員の募集」について

    林野庁では任期付職員の募集を行っています。
    採用後は、新たに設置される関東森林管理局森林放射性物質汚染対策センターの係長として、国有林野に係る放射能汚染状況等の調査業務などに従事していただきます。
    応募は、平成24年2月10日(金曜日)まで(書類必着)です。

     

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/osirase/120123_1.html

     

    広報「中部の森林」1月号

    中部の森林 1月号(第94号)

    「中部の森林」1月号は、新年特集号との位置づけで、城土局長の年頭所感、2011年の主な出来事を掲載。
    シリーズ現場最前線は、「地元の要望には必ず応える」と題して南信森林管理署横川班を紹介しています。
    風景紀行は北信署管内の「米子大瀑布」を掲載しました。

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html

     

    業務関連情報

    公売・入札情報

      


    中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」バックナンバーです。


    最後までお読みいただきありがとうござました。
    次回の「中部森林管理局メールマガジン」もお楽しみに!

     


    メールアドレス等の配信変更はこちら

    メールマガジンの配信解除はこちら▽


     ※このメールマガジンの登録及び購読は無料です。 

     

    お問合せ先

    総務部総務課広報担当
    ダイヤルイン:050-3160-6513
    FAX:026-236-2733

    PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
    Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

    Get Adobe Reader