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中部森林管理局

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    2011年8月3日(第30号)


    中部森林管理局メールマガジンでは、広報「中部の森林」を中心に、森林管理局からのメッセージ、森林管理署からのお知らせ、トピックス等を発信しております。また、お読みいただきました皆様方からのご意見やご要望を事業の参考にしていきたいと考えております。


    皆さんこんにちは。いかがお過ごしですか?
    多くの学校も夏休みに入りました。子どもの夏休みに合わせて海や山への行楽を検討されている方、テレビを前にウチワ片手に高校球児の熱い戦いを観戦という方など、夏の過ごし方も色々ですよね。
    夏といえば各地で花火大会も開催され、大輪の花が夜空を飾るさまは、夏の夜の風物詩と言えます。暑い夏の夜、浴衣姿で花火見物も風情があっていいですよね!!
    さて、今回のメールマガジンでは、北信森林管理署長からのメッセージの他、イベントの案内、今月のトピックスは、「木炭」を取り上げています。
    最後までお読みいただければ幸いです。

    INDEX 

    1. 森林管理局からのメッセージ--------------引き続く地震(北信署より)
    2. イベント情報-----------------------------「学校林・遊々の森」全国子どもサミット軽井沢国際森林年記念事業、
                                                           国際森林年記念 小坂の滝と森林散策ツアー
    3. 今月のトピックス--------------------------木炭
    4. お知らせ---------------------------------長野オリンピックの森検証シンポジウム
    5. 広報「中部の森林」------------------------7月号掲載
    6. 業務関連情報----------------------------公売・入札情報 

    森林管理局からのメッセージ

    「引き続く地震」              中部森林管理局 北信森林管理署長 嵯峨 端夫    

    去る3月11日、未曾有の被害をもたらした東日本大震災が発生し、翌12日、当署管内を震源とする直下型の長野県北部地震が発生しました。この直下型地震で震度6強を観測した地域に所在する森林事務所は執務及び居住が困難な状況となり、森林事務所機能を本署に移転しております。この被災に際しましては、森林管理局職員をはじめ多くの方々から心温まる励ましや義援金を賜りましたことにつきまして心より御礼申し上げます。
    大震災以後、国内各地で規模の大きい地震が頻発しており、広い管轄区域の散在する森林事務所と職員の遠距離通勤を踏まえ、組織としての大地震発生時の対応について不安を感じている方々も居られるのではないでしょうか。そこで、前任署の会津森林管理署(福島県会津若松市)で経験した大震災時の職員等の安否確認と被災者支援活動への協力の一部をご紹介します。
    地震発生直後から高速道路が閉鎖され、次第に緊急優先電話を含む固定電話、携帯電話及びインターネットが接続困難となり、ガソリンスタンド、商店が店休となりました。大きい余震が発生するたびに行う職員の安否確認。電話の接続が徐々に復旧するものの連絡がとれない場合は、車の燃料計を気にしながらの戸別訪問でした。このことから、「森林管理署管内において震度5以上を観測した場合、職員同士が連携して本署等へ速やかに安否を連絡すること。」を申し合わせ、効率的な対応が可能となりました。
    一方、森林管理局を通じて管内各署からガソリンの輸送・供給を受けることにより経常業務をはじめ支援物資の運搬などの災害支援活動なども可能となりました。
    食糧等の支援物資の仕分・運搬などについては、森林管理署として協力したい旨を県・市町村に申し出たところ、前例がなかったためか控えめな依頼内容でした。しかし、署・職員の対応がボランティアの方々のそれと異なることが認識されるにつれて、緊急の依頼や土日・夜間の仕分等の依頼も増え、更にはガソリンの融通依頼もありました。これら全ての依頼に対応できたのは職員の理解と森林管理局などのバックアップによるものです。
    当署としては、管内に世界的にも稀な長期間にわたる群発地震の発生地と直下型大地震の発生地とがあること、更に近い将来発生すると考えられている東海地震の情報を加えながら、今後も大地震発生時の危機管理を検討していきたいと思います。

    イベント情報

    「学校林・遊々の森」全国子どもサミットin信州の開催

    「学校林・遊々の森」は、子どもたち自らの行動で学び体験する活動が行われる学習・体験活動の場で、このうち「学校林」は、全国の約2,000の小学校で設定されています。国有林においては、総合的な学習の時間等における森林での学習活動・体験活動を行うためのフィールドとして「遊々の森」を提供しています。
    「学校林・遊々の森」全国子どもサミットは「学校林」活動や国有林を活用した「遊々の森」活動に取り組む、又は取り組んでいこうとする小学校を対象に、活動報告や情報交換を通じて、森林での体験活動の輪を全国に広げ、森林環境教育をより一層推進するとともに、青少年の健全な育成に資することを目的に、平成19年度に東京都で初めて開催され、その後、九州・四国・東北の各地方で毎年開催されてきたところです。
    国際森林年にあたる今年度は長野県松本市で開催され、地元松本市の小学校を含む、全国20の小学校が参加します。主なプログラムのうち、海外の学校林関係者を囲んでの交流会、参加小学校による発表会は一般傍聴が自由(入場無料)となっています。将来を担う子どもたちの森林に寄せる思いが聞ける良い機会ですので、多くの皆様方のご来場をお待ちしております。

    • 日時   平成23年8月4日(木曜日)13時から
    • 場所   浅間温泉文化センター(松本市浅間温泉二丁目6番1号)

    一般傍聴が可能なプログラム(入場無料) 

           8月4日(木曜日)13時20分から17時

                    海外の学校林関係者を囲んでの交流会

                   「学校林・遊々の森における活動」や「森づくりの夢」の発表会

    軽井沢国際森林年記念事業

    「大人も子どもも、みんなで軽井沢の森林について考えてみませんか?」をテーマにイベントが開催されます。

    ★8月1日(月曜日)~9月5日(月曜日)軽井沢森の詩カルタ原画展
    ★8月21日(日曜日)軽井沢国際森林年記念シンポジウム
    ★8月27日(土曜日)自然観察ツアー 軽井沢と草津をつなぐ
    ★9月11日(日曜日)国有林整備体験林業

    ☆申し込み方法等はこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/tousin/index.html

    国際森林年記念 小坂の滝と森林散策ツアー

    岐阜森林管理署では、8月20日、親子(ご家族)の皆様を対象に、小坂の貴重な森林や滝を巡り、豊かな自然を満喫していただくため、散策ツアーを開催します。

    募集定員は20名(親子10組)程度です。
    定員になり次第締め切らせていただきます。

    ☆申し込み方法等はこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/gihu/index.html

    今月のトピックス

    木炭

    現在では、キャンプやバーベキューなどのレジャーに使用されることが多くなった木炭ですが、一昔前までは日常の家庭用燃料として使われてきました。
    震災後、日本のエネルギー事情が厳しさを増している状況において、再生可能な木材を原料とした木炭が見直されることになるのではと思います。近年では、燃料としての用途の他に、土壌改良や住宅の床下湿度調整用としての用途も広がっています。
    炭焼きの極意を勉強してみようかな!!

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/j/tokuyou/mokutan/index.html

     お知らせ

    長野オリンピックの森検証シンポジウムと震災復興記念植樹祭

    長野冬季オリンピックが終わって13年、当時「自然と調和したオリンピック」を合言葉に45万本を超える苗木が植えられ、ふるさとの森づくりが進められました。その後現在の森を検証するシンポジウム、現地見学会及び植樹祭が8月14日から15日にかけて開催されます。
    お盆のさなかではありますが、お誘いあわせのうえご参加ください。お待ちしています。

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。http://www.renafo.com/

    広報「中部の森林」7月号

    中部の森林 7月号(第88号)

    「中部の森林」7月号は、森林・林業の再生を担う人材育成「准フォレスター研修」の開講に関する記事、民有林と国有林が連携して進める流域管理システム推進に向け開催された会議に関する記事を掲載した他、南信署から、遊々の森『多摩市民の森』で実施された森林教室に関する記事などを掲載しています。
    シリーズ現場最前線は、「豊かな森林づくりを目指して」と題して南木曽支署須原森林事務所班を紹介しています。
    風景紀行は愛知所管内の「犬山・八曽自然休養林」を掲載しました。

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。 https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html

    業務関連情報

    公売・入札情報

      


    中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」バックナンバーです。


    最後までお読みいただきありがとうござました。
    次回の「中部森林管理局メールマガジン」もお楽しみに!

     


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    ダイヤルイン:050-3160-6513
    FAX:026-236-2733

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