2011年5月10日(第27号)
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皆さんこんにちは。新しい年度がスタートし早1ヶ月が過ぎましたがいかがお過ごしですか。
季節は春、4月21日に戸隠森林植物園において、毎年恒例となっている小鳥の巣箱かけが行われました。戸隠中学校2年生の伝統行事で今回が39回目となりました。戸隠森林植物園周辺地域は、野鳥の宝庫として知られ、繁殖するのは60種類、確認された野鳥は110種類とも言われています。昨年のパワースポット(戸隠神社参道)ブームもあり大注目の戸隠、小鳥のさえずりを聞きに出かけてみてはいかがでしょうか。
さて、今回のメールマガジンでは、販売課長からのメッセージの他、今月のトピックスは、「当局の事業概要」を紹介しています。
最後までお読みいただければ幸いです。
INDEX
- 森林管理局からのメッセージ--------------販売課長より
- イベント情報-----------------------------信州木曽上松・赤沢森林浴
- 今月のトピックス-------------------------事業概要について
- お知らせ---------------------------------高山植物の写真を募集
- 広報「中部の森林」------------------------4月号掲載
- 業務関連情報-----------------------------公売・入札情報
森林管理局からのメッセージ
「春の風物詩『雪形』」 中部森林管理局販売課長 小林辰男
東日本大震災及び長野県北部の地震で被災された皆様には謹んでお見舞い申し上げますとともに、一刻も早く復旧されることを心よりお祈りいたします。
今年は例年になく雪が多い年となり、5月上旬から下旬にかけて見られる「雪形」も遅くなるのではと感じていたところです。雪形(ゆきがた)とは、雪解けによって露出した山の地肌が形作る模様。時間の経過とともに山麓から様々な模様に見え、農耕や祭祀の時期の目安とされたと辞典には記されています。昭和30年頃までは苗代はじめの時期の目安として雪形を農事暦とし
て活用していたことから、伊那では中央アルプスを眺めながら「島田娘」と「種まき爺」が出たから苗代をはじめなければと言い伝えられていました。
ところが現在では、農事暦としての活用を考え山を見ている人は少なくなったのかもしれません。昔から麓の人々に愛され、語り継がれてきた「雪形」忙しい時の流れのなかで、ゆっくり春の風物詩を眺める時間があってもいいのではないかと思います。
さて、「雪形」が見られるような季節となり、本年度の生産・販売事業も本格的に始まる時期となったところです。我が国の森林・林業を早急に再生していくため森林・林業再生プランが作成され、具体的な実施の初年度にあたり、森林作業道作設指針を基本とした路網の作設などに取り組んでいくこととしていますので、皆様のご協力をよろしくお願いします。
なお、本年度も各署等において、森林作業道の作設と高性能林業機械を組み合わせた低コスト・高効率作業システムの普及・定着に向け現地検討会を開催する考えですので、積極的な参加をお願いいたします。
イベント情報
国際森林年テーマイベント「信州木曽上松・赤沢森林浴」
5月22日に長野県木曽郡上松町の赤沢自然休養林において「第42回信州木曽上松・赤沢森林浴」が開催されます。赤沢自然休養林は、昭和57年に「森林浴」という言葉が提唱された直後にはじめての森林浴大会が開催されたところでもあり、多くの人々が癒しを求めて訪れています。
このイベントは上松町・財団法人森林文化協会が主催するもので、当局も後援しています。現在、参加申し込みを受付中とのことです。さわやかな新緑の季節、国際森林年のテーマ「森を歩く」に、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
☆詳しくはこちらをご覧ください。
今月のトピックス
当局の事業概要について
中部森林管理局では、4月22日に今年度事業の概要を公表したところです。森林・林業の再生に向けた取組の推進を基本方針として据え、管内の国有林野の特徴に着目し三つの交流(水の交流、木の交流、人の交流)をキーワードに各種事業実行に努めることとしております。
☆詳しくはこちらをご覧ください。
お知らせ
高山植物の写真を募集しています
高山植物等保護対策協議会では、長野県内にある3,000メートル級の高山帯にしか自生しない、イワウメ・チングルマ・イワツメクサなど、厳しい環境の中必死で生きている貴重な高山植物を、登山者による摘み取り・踏み荒らしから守るため、普及啓発活動用のポスターを作成しています。そのポスターに使用する高山植物の写真を募集しています。
☆詳しくはこちらをご覧ください。 https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/kanri/other/kouzan110425.html
広報「中部の森林」4月号
中部の森林 4月号(第85号)
「中部の森林」4月号は、新しく国有林マンとなった新規採用職員の紹介や、新築工事を進めてきた森林事務所の完成に関する記事、森林共同施業団地の設定に関する記事等、また、シリーズ現場最前線は、「源流を守る結束力」と題して木曽署薮原造林班を紹介しています。
風景紀行は東信署管内の「角間渓谷」を掲載しました 。
☆詳しくはこちらをご覧ください。 https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html
業務関連情報
公売・入札情報
中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」バックナンバーです。
最後までお読みいただきありがとうござました。
次回の「中部森林管理局メールマガジン」もお楽しみに!
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