2011年4月5日(第26号)
|
この度の東北地方太平洋沖を震源とする東日本大震災及び長野県北部で発生した地震により被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
この地震の発生を受けて当局内に災害対策本部を設置し、被害状況調査や被災地への支援物資の搬送などの対応を行っているところです。一刻も早い復興をみんなの力で成 し遂げましょう。
平成23年度最初のメールマガジンですが、森林整備課長からのメッセージの他、今月のトピックスは、「木質バイオマス」を取り上げています。
最後までお読みいただければ幸いです。
INDEX
- 森林管理局からのメッセージ--------------森林整備課長より
- 関係団体からの便り----------------------「植生工学士」取得研修会
- 今月のトピックス--------------------------木質バイオマス
- お知らせ----------------------------------森林管理署の管轄区域の変更
- 広報「中部の森林」-------------------------3月号掲載
- 業務関連情報-----------------------------公売・入札情報
森林管理局からのメッセージ
「新年度を迎え」 中部森林管理局森林整備課長 飯村 清夫
このたびの大規模地震により、被災されました皆様方には謹んでお見舞い申し上げますとともに一刻も早い復旧を心よりお祈りいたします。
さて、私どもの森林整備課は、主に、植栽した苗木がその後、健全な林に成長するよう間伐等の手入れを行う事業や間伐等を効率的に行うための路網(道)の開設、整備をう事業などを担当しています。
近年は、森林資源の状況から主伐(植栽を伴う伐採)が減少し、地球温暖化防止のため、森林吸収源対策としての森林整備(間伐等)に重点を置いた事業の実施に取り組んできました。
地球温暖化防止については、1997年に京都市で開かれた「第3回気候変動枠組条約締結国会議(地球温暖化防止京都会議)」において、各国の二酸化炭素などの温室効果ガスを将来どのくらい削減するかが決められ、我が国には6パーセントの削減目標が課せられています。削減目標の内、3.8パーセントが森林吸収量でまかなうことが決められていて、この会議における目標達成のための第1約束期間が残り2年と迫っています。
また、一昨年の12月には、農林水産省において、10年後の木材自給率50%以上を目標とし、森林・林業の再生を目指す「森林・林業再生プラン」が策定され、これを踏まえて、昨年11月には「森林・林業の再生に向けた改革の姿」として具体的な課題に係わる最終とりまとめが報告されました。
今年度は、再生プランの初年度として、国有林に対しても多くの貢献が期待されています。
こうした重要な状況の中で新年度を迎え、気持ちを新たにして、森林吸収源対策や再生プランの実践のための路網整備などに取り組みたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。
関係団体からの便り
「植生工学士」取得のための研修会について
当局管内でふるさとの森づくりを指導されている横浜国大・名誉教授の宮脇昭先生が主体的に開催している「植生工学士」取得のための研修会の開催案内が事務局である特定非営利法人・国際ふるさとの森づくり協会から届いています。関心のある方は以下のアドレスにて応募してみてはいかがでしょうか?
☆詳しくはこちらをご覧ください。
【NPO法人 国際ふるさとの森づくり協会ホームページ】 http://www.renafo.com/index.html
今月のトピックス
木質バイオマス
今回の震災が日本に与えた影響は計りしれませんが、電力不足やガソリンをはじめとした燃料の不足が問題となりました。多くのエネルギーを化石燃料に依存している日本ですが、豊かな森林資源を活かす取り組みが益々重要となってくるものと考えます。
資源の循環的、効率的利用を進め、環境に対する負荷の小さい経済社会を築いていくためのひとつの方法として「木質バイオマス」の利活用が進められています。
☆詳しくはこちらをご覧ください。
お知らせ
森林管理署の管轄区域の変更
平成16年以降の市町村合併により、長野県塩尻市、岐阜県中津川市においては、現在の市町村の区域と森林管理署の管轄区域とが整合していませんでした。このため、平成23年4月1日に森林管理署の管轄区域を見直すこととし、現在の市町村の区域と森林管理署の管轄区域との整合がとれるようにします。
☆詳しくはこちらをご覧ください。 https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/press/kikaku/110328.html
広報「中部の森林」3月号
中部の森林 3月号(第84号)
「中部の森林」3月号は、各種表彰式に関する記事、各地からのたよりには、名古屋事務所、木曽森林環境保全ふれあいセンター、南信署、南木曽支署から記事が届きました。また、シリーズ現場最前線には、「意思統一で無災害継続に努める」と題して東濃署上矢作森林事務所班を紹介しています。
風景紀行は岐阜署管内の「古城山」を掲載しました。
☆詳しくはこちらをご覧ください。 https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html
業務関連情報
公売・入札情報
中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」バックナンバーです。
最後までお読みいただきありがとうござました。
次回の「中部森林管理局メールマガジン」もお楽しみに!
メールアドレス等の配信変更はこちら
メールマガジンの配信解除はこちら▽
※このメールマガジンの登録及び購読は無料です。
お問合せ先
総務部総務課広報担当
ダイヤルイン:050-3160-6513
FAX:026-236-2733