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中部森林管理局

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    2010年8月10日(第18号)


    中部森林管理局メールマガジンでは、広報「中部の森林」中心に、森林管理局からのメッセージ、森林管理署からのお知らせ、トピックス等を発信しております。また、ご購読いただきました皆様方からのご意見やご要望を事業の参考にしていきたいと考えております。


    連日暑い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。今夏、ロシアのモスクワでは観測史上最高となる38.2度という気温を記録、日本でも岐阜県多治見市で39.4度を記録するなどまさに猛暑となっています。気象庁の記録によると、過去最高の暑さは、埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市が07年8月16日に記録した40.9度だそうですが、この記録も更新されるのではといった感がありますね。
    子どもたちも夏休みとなり、自由研究は何をしようかなとお考えでは?
    そんなときはご家族揃って研究材料の宝庫である大自然の中へ避暑を兼ねて出かけてみるのも良いのではないでしょうか。
    今回のメールマガジンでは、九州宮崎は高千穂出身の飯干森林整備部長からのメッセージ、中部局管内の観光地の案内は栂池自然園をご紹介していきます。
    最後までお読みいただければ光栄です。

    INDEX

    1. 森林管理局からのメッセージ-------------飯干森林整備部長挨拶
    2. 中部局管内観光地のご案内-------------栂池自然園
    3. 今月のトピックス-----------------------------地球温暖化防止に向けて
    4. 広報「中部の森林」--------------------------7月号掲載
    5. 業務関連情報--------------------------------公売・入札情報  

    森林管理局からのメッセージ

    「どげんかせんと、いかんちゃけんどん・・・・・転ばぬ先の杖」                        中部森林管理局森林整備部長  飯干好徳    

    「シシは、かぼちゃん実は喰わんとよ、じゃけんどん、ミミズ探しよるちゃろなー、どこでんここでん、掘ったくっていきよるたい。毎晩、来るごつあるもんじゃき、実は喰わんでん、ツルは踏まれて枯れってしもて、どげんしょもなかたい。こげん、むかしゃ、おらんかったとになー。」
    「シカは、昔はおらんかったっちゃが、近頃は、ふえちょるみたいで、ヒノキの皮もむくとよ。むかれたら、銭にゃー、ならんげなたい。」
    「サルは、一匹三万円役場が補償するげな。○○じいさんとこにゃ、群れでくるげな。鉄砲打ち頼んでん、頭良いげなき、やっと1匹とっただけげな、むかしゃ、おらんかったとになー。」(小生の老母のなげき・・・・・・・)
    久々の帰省の道しな、舗装されてはいるものの離合がやっとの町道を縫うように進みながら、幼なじみと駆け遊んだ懐かしい田や畑が現れるはずが、草
    ボウボウの惨めな姿が通り過ぎるだけだった。
    それにしても、中山間地域、里山における田畑や山林の荒廃は凄まじいものがある。こうした地域では、やはり、その地域に根付いた生業(なりわい)を育てるなり、継続していくことが必要であると思う。地域に職があれば、農林業(土日の兼業農業も含む)の跡取りも可能だし、年寄りの面倒も見れる。
    国有林野事業においては、その使命の一つは「地域振興への寄与」である。事業のフィールドは、中山間地域等であり、それらの地域での主要な事業と
    なっている場合も多い。地域の若者への仕事の提供、若者が家族を持ち、子どもを育て、老父母の面倒を見る。こうしたことは、生活の継続のみならず、田舎の文化・伝統を守っていくことにも資する。森林整備の予算もなかなか厳しいが、「地域振興への寄与」という役割を常に認識しつつ、業務に取り組んで行きたいものである。
    「転ばぬ先の杖」、我々の事業も、地域に根付いた者が居なくなれば、いくら予算があっても、その担い手は居なくなり、草ボウボウで荒れ果てた田畑と同様になるのではと危惧している。「どげんかせんと、いかんちゃけんどん・・・・・・」

    中部局管内観光地のご案内

    栂池自然園

    長野県小谷村にある「栂池自然園」は高山植物の宝庫で、標高1900㍍に広がる高層湿原です。白馬三山を背景に数々の高山植物が咲き誇り、四季折々の景色も格別、園内には遊歩道も整備され気軽にトレッキングも楽しめます。
    「栂池自然園」へは、栂池パノラマウェイ(ゴンドラとロープウェイを乗り継ぐ)を利用し26分の空中散歩をお楽しみください。
    北アルプスの懐にたたずむ変化に富んだ湿原に出かけてみてはいかがでしょうか。

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。

    【栂池自然園 小谷村観光連盟】  http://www.otari-kanko.com/tsugaike-shizenen/index.htm

    【栂池高原観光協会-白馬山麓・つがいけ高原の公式サイト】  http://www.tsugaike.gr.jp/

    今月のトピックス

    地球温暖化防止に向けて

    夏まっただ中の日本列島、ついつい暑い暑いと独り言をつぶやく今日この頃ですが、今回は地球温暖化防止について考えてみましょう。
    地球温暖化とは、人間活動の拡大で、二酸化炭素・メタン・亜鉛化窒素などの温室効果ガスの濃度が増加することで、地球の表面温度が上昇することを
    言います。地球表面温度が上昇すると、豪雨・干ばつといった異常気象の増加など、私たちの生活にも被害が及ぶことになります。
    地球温暖化を防ぐためには、まず、二酸化炭素を大気中に放出しない、そして、大気中から二酸化炭素を取り除くことに取り組む必要があります。
    植物には、半永久的に利用可能な太陽からの光エネルギーを利用して、大気中の二酸化炭素を有機物として固定するという重要な働きがあり、特に樹木は木材という形で大量の炭素を蓄えています。
    また、木材は鉄やアルミニウム、コンクリートなどと比較すると製造するために消費するエネルギーが少ないといった特長がありますので、木材をさまざまな資材として利用することによってエネルギーを節約し、二酸化炭素の排出を少なくすることができます。

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。

    【林野庁ホームページ】  https://www.rinya.maff.go.jp/j/kenho/ondanka/index.html

    広報「中部の森林」7月号

    「中部の森林」7月号では、管内各県との連携強化等に向けた取組や高山植物等保護対策協議会総会に関する記事、各地からのたよりでは、南信署か
    ら「多摩市民の森で出前授業を実施」、南木曽支署から「田立の滝遊歩道の再開に向けボランティア・・」、東濃署から「山・川と都市を結ぶイベントを開催」といった記事が届きました。また、シリーズ現場最前線では「多岐にわたる業務を担う」と題し、東濃署西股森林事務所の紹介、風景紀行は木曽署管内の「赤沢自然休養林:木曽谷の歴史からみる木曽ヒノキ林」を掲載しました。

    ☆詳しくは下記掲載ページよりご覧ください。

    業務関連情報

    公売・入札情報

      


    中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」バックナンバーです。


    最後までお読みいただきありがとうござました。次回の「中部森林管理局メールマガジン」もお楽しみに!

     


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