2010年4月6日（第11号）

中部森林管理局メールマガジンでは、広報「中部の森林」中心に掲載してきましたが、新年度を迎え、情報の更なる充実を図ることとして、森林管理局からのメッセージ、森林管理署からのお知らせ、トピックス等を追加して、詳細な情報を提供していく予定でございます。
今後も、購読いただきました皆様方からのご意見やご要望を事業の参考にしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

INDEX

森林管理局からのメッセージ -------城土局長挨拶
地域のイベント情報------------------- 「諏訪大社御柱祭」開催！
広報「中部の森林」 ------------------- 3月号掲載
業務関連情報--------------------------林産物の販売情報等

森林管理局からのメッセージ

「平成22年度を迎えて」中部森林管理局長城土裕

いつも中部森林管理局メールマガジンをご購読頂き、厚く御礼申し上げます。平成22年度を迎えるに当って、中部森林管理局においては職員の異動や新規採用等が行われ、新たなスタッフでの仕事が始まりました。今年度は昨年12月に農林水産省が策定した「森林・林業再生プラン」に示された（1）森林の有する多面的機能の持続的な発揮、（2）林業・木材産業の地域資源創造型産業への再生、（3）木材利用・エネルギー利用拡大による森林・林業の低炭素化社会への貢献という3つの理念を踏まえ、10年後の木材自給率を50％以上とする政策目標を目指して具体的に行動し、実践する初年度となります。
富山、長野、岐阜及び愛知各県に所在する国有林野約66万ヘクタールを管理経営する中部森林管理局は、日本アルプス等の我が国を代表する脊梁山脈を抱え、流域住民の重要な水源地域となっているばかりではなく、再生可能な資源である木曽ヒノキ、東濃ヒノキあるいは信州カラマツに代表される森林資源が豊富であるという立地条件等を踏まえながら、政策目標の達成のため、間伐等による森林吸収源対策の推進、国民の安心・安全の確保に向けた治山事業の計画的な実施、木材生産や植林における低コスト作業システムの定着等に民有林行政や関係団体と連携しながら積極的に取組んで参ります。
また、来る10月には名古屋市で「第10回生物多様性条約締約国会議」が開催されることを踏まえ、生態系・種・遺伝子の各レベルにおける生物多様性保全に向け、管内の森林管理署等で一体的に取組むこととしています。

結びに、農林水産省では、一昨年の事故米問題等を契機として、国民の視点で業務を推進し、信頼される行政組織となるための努力を継続しておりますので、本メールマガジンの読者の皆様におかれても中部森林管理局における上述の取組等に対して、忌憚のない国民の声をお寄せ頂きますことと、この一年間のご愛読をお願いを申し上げ、新しい年度のスタートに当たってのご挨拶といたします。

地域のイベント情報

7年に一度の天下の大祭「諏訪大社御柱祭」開催！

先週末上社で柱を山から里へと曳き出す「山出し」が盛大に行われました。今週末の4月9、10、11日には下社の「山出し」が行われます。下社の御柱は下諏訪町の東俣国有林から切り出されています。最大斜度35度、距離100メートルを御柱が土煙をあげ轟音を響かせながら猛然と坂を下る「木落し」は最大のみどころです。

☆詳しくは諏訪地方観光連盟御柱祭情報センター
電話0266-26-2102
HPアドレスhttp://www.onbashira.jp/