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中部森林管理局

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    2018年12月25日(第120号)

    皆さんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
    いよいよ平成最後のお正月が迫ってまいりました。年賀状や暮れの準備、大掃除など慌ただしい日々ですがまだ有余はありますからあせらずに整えたいものです。
    事前の予報の通り、先週までは12月にしては暖かかったように感じました。皆さんはいかがでしょうか。あまり寒くなり過ぎないように願いたいところですが欲を言えばスキー場など雪の必要なところだけは雪がほしいところです。山の雪が少ないと夏場の渇水も心配ですから。

    さて、今回のメールマガジンですが、東信森林管理署長からのメッセージなどを記載しています。

    最後までお読みいただければ幸いです。

    INDEX

    1.森林管理局からのメッセージ

    2.広報「中部の森林」12月号(第177号)

    3.「1月の見どころ聴きどころ」ダイジェスト

    4.公売・入札情報

    1.森林管理局からのメッセージ

    東信森林管理署長  澤山秀尚

    「カラマツのふるさと」

    大ヒット曲「北国の春」は、歌手の千昌夫さんが岩手県出身なので、東北地方の風景だと思われがちですが、作詞をしたいではくさんは東信地域の南牧村出身であり、同村の野辺山高原辺りの情景を描いたものでした。歌詞の中には、白樺、こぶし、落葉松(カラマツ)と東信地域をイメージできる樹木名が出てきます。また、北原白秋の「落葉松」は、東信地域の浅間山麓を散策した際の想いが綴られています。
    カラマツは、スギ、ヒノキに次いで日本の人工林面積の約1割(100万ha)であり、都道府県別では、第1位が北海道で42万ha、第2位が長野県で24万haとなり、この2者で全国の6割以上を占めています。長野県内では、カラマツは人工林面積第1位で約5割となりますが、東信地域では約8割(8万ha)を占めており、まさに東信地域を代表する樹種と言えます。
    また、日本の人工林カラマツのふるさとは、東信地域の高原野菜で有名な川上村であることが分かっています。天然分布の無い北海道のカラマツでDNA解析を行ったところ、そのほとんどが川上村起源だったとのことです。長野県内では、江戸時代末期から、松本地域や佐久地域でカラマツの苗木生産技術が確立されてきて、明治時代中期からは、北海道から中部地方にかけて全国各地に川上村起源のカラマツの種子や苗木が供給されるようになりました。なぜ川上村産なのかというと、川上村産カラマツが、成長、形質ともに他地域に比べて大変優れていたことから、川上村産が使われてきました。
    東信地域の御代田町にある浅間山国有林には、嘉永3年(1850年)頃小諸藩が植栽したと伝えられる、我が国最古のカラマツ人工林があり、現在「浅間山カラマツ希少個体群保護林」として管理しています。
    東信地域にはカラマツ人工林が一斉に広がっており、カラマツの芽が吹く春、紅葉する秋は、特に目を見張るものがあります。カラマツのふるさと東信地域に皆様も来てみませんか。

    2.広報「中部の森林」12月号(第177号)

    今月の広報「中部の森林」では、「ブランド材を用いた新たな洋風パーティションコンペ」の表彰式を実施などの記事を掲載しています。
    ご当地自慢は、「南信森林管理署大城山」です。1月の見どころ聴きどころの情報もたくさん掲載しています。

    • 本局のトピックス(「ブランド材を用いた新たな洋風パーティションコンペ」の表彰式を実施ほか)
    • 各地からのたより(地域住民と大正大学生が国有林の現場を見学ほか)
    • シリーズ「ご当地自慢」(南信森林管理署大城山)

      森林でのお仕事紹介コーナー
      ☆「森林官からの便り」(与川森林事務所)
      ☆「森林・林業界からの便り」(白鳥林工協業組合)
      ☆「森林土木業界からの便り」(株式会社内山組)
    • 1月の見どころ聴きどころ


    ☆詳しくはこちらからご覧ください。
    https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html

    3.「1月の見どころ聴きどころ」ダイジェスト

    (上旬)

    乗鞍高原の氷瀑(中信署松本市)
    1日頃~  白川氷柱群(木曽署木曽町)
    インストラクターと行くスノーシューツアー(北信署飯山市)
    1日  岐阜城からの初日の出(岐阜署岐阜市)
    6日  「六日祭」(長滝白山神社)(岐阜署郡上市)

    (中旬)

    13日~15日  野沢温泉の道祖神祭り(北信署野沢温泉村)
    17日  広葉樹のまちづくりセミナー(飛騨署飛騨市)

    (下旬)

    冬の松本城(中信署松本市)
    かまくら祭り(北信署飯山市)
    下旬頃~開田高原スノーシュートレッキング(木曽署木曽町)
    26日~  木曽路氷雪の灯祭り(木曽署木曽路沿いの各市町村)
    きららの森原生林自然体験(愛知所設楽町)
    29日~30日  中部森林技術交流発表会(中部森林管理局長野市)


    ☆まもなく平成最後のお正月を迎えます。高い山は雪に覆われ、各所のスキー場もオープンしました。是非、白銀の世界へお出かけください。
    ☆きれいな風景、場所を探しに国有林へ出掛けてみませんか。ステキな写真が撮れましたらmigoro@maff.go.jpまで電子メールでお送りください。(1メール容量2MB以内)
    ☆特にステキな写真は、広報誌「中部の森林」の表紙に掲載し紹介させていただきます。あなたの写真が来月号の表紙を飾るかもしれません。ご投稿をお待ちしております。
    ご投稿には、氏名又はニックネーム、整理番号(1月なら1~13のいずれか)、撮影日を記入してお送りください。感想やコメントを添えていただいても構いません。
    ☆森林でのお仕事紹介コーナー、学生さんの進路検討の参考になると嬉しいです。
    出前での就職説明会も出来ますので、お気軽に最終ページのお問合せ先へご相談ください。

     

    4.公売・入札情報

    https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/apply/publicsale/index.html

     

    過去の中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」はホームページからもご覧いただけます。


    ★中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」バックナンバーはこちらから
    https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/mailmaga/backnumber/index.html

               
    最後までお読みいただきありがとうございました。次回の「中部森林管理局メールマガジン」もお楽しみに!


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    中部森林管理局 総務課広報
    〒380-8575
    長野県長野市大字栗田715-5
    TEL:050-3160-6513
    MAIL:migoro@maff.go.jp
    URL:https://www.rinya.maff.go.jp/chubu

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