ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理署等の所在について > 山形森林管理署 > 蔵王の保全・巡視活動(グリーンサポートスタッフ) > グリーンサポートスタッフ活動日誌(6月~)
7月も天候不順が続き、予定していた巡視ルートの変更が何度もありました。6月の下旬に発生した市道蔵王ドッコ沼線の落石については、現在、通行が可能ですが、通行にあたっては充分注意の上通行願います。
夏休みを迎え登山者の方も増え始めています。来訪者の増加とともに、残念な事に登山道から外れ、立入り禁止の看板を越えて高山植物のそばまで行こうとする方が見受けられます。発見次第、登山マナーの遵守をお願いしておりますが、蔵王を訪れる人がルールを守りつつ蔵王の自然の素晴らしさに触れていただければと感じています。例年に比べゴミやタバコの吸い殻のポイ捨ても目立つような気がします。
イロハ沼周辺では、トキソウ、サワラン、キンコウカなどが7月に入り花のピークを迎えましたが、7月の下旬にはこれらに代わり、コバキボウシ、モウセンゴケ、キソチドリなどが花のピークを迎えています。夏の行楽シーズンもこれから本番を迎えることから、多くの方にルールを守りながら蔵王の自然に親しんでいただければと感じています。
五郎山山頂1413m(7月30日) |
五郎山登山口。平日でも登山客がいらっしゃいます(7月30日)
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イチヤクソウ(7月30日) |
熱中症予防のため、水分補給で小休止(7月30日) |
ウツボグサ(7月27日) |
快晴に恵まれ登山者が多かったです。パンフレットを100枚近く配布しました。(7月26日) |
ゴミの回収。今年は昨年に比べゴミが多いように感じます(7月26日) |
シシウド(7月23日) |
ノアザミ(7月23日) |
モウセンゴケの花が開花しそうです。(7月22日)
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ヤマハハコ(7月22日) |
石組みの奥にあるコマクサを踏み荒らしから守るため立入禁止の看板を補修(7月20日) |
ガスに煙る片貝沼の入口(7月19日) |
ギンリョウソウ(7月19日) |
ベニバナイチヤクソウ(7月13日) |
観松平より熊野岳を望む(7月12日)
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地蔵岳でイワイチョウが開花(7月12日)
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熊野岳で休憩する登山者の方へ登山マナーの普及啓発チラシを配布(7/12) |
ハクサンチドリ(7月12日) |
熊野岳で風に飛ばされた飴の袋を回収(7月6日) |
ゴゼンタチバナ(7月6日) |
ハクサンシャクナゲ(7月6日) |
トニーザイラーの記念碑。1960年に映画 「銀嶺の王者」を蔵王で撮影しました。(7月5日) |
白いハクサンチドリ(7月2日)
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ベニバナイチヤクソウ(7月5日) |
イロハ沼でトキソウが開花しました(7月2日) |
イワカガミ(7月2日) |
6月29日の市道蔵王ドッコ沼線の落石が路肩に寄せられていますが、通行の際は注意を!(7月1日)。 |
コンフリ(7月1日) |
雨上がりのドッコ沼(7月1日) |
6月5日に梅雨入りした山形も7月28日に梅雨明けを迎えました。昨年に比べ10日早い、例年より3日遅い梅雨明けとなりました。7月は天候が安定せず雨、強風、ガスにより予定していた巡視ルートの変更が数回ありました。
御田ノ神湿原では、7月上旬はキンコウカ、トキソウ、ホタルブクロ、オノエラン、7月中旬はシャクナゲ、サワラン、ミヤマホタルイ、シロバナトウウチソウ、オノエラン、7月下旬はモウセンゴケの白い花、サワランが見頃でした。
熊野岳周辺では梅雨明け後より、市街地の暑さを避けるために飛んできたアキアカネ、秋頃の気温の低下と共に、九州、沖縄、台湾にまで渡ることが知られているアサギマダラを見かけるようになりました。
観光シーズの8月は、御田ノ神湿原ではイワショウブが見頃を迎えます。コマクサは熊野岳山頂付近では、8月中旬頃まで見られると思います。暑さ知らずの地の熊野岳山頂でコマクサを見学しながら避暑気分を味わってはいかがでしょうか。
トキソウが見頃(7月26日)
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御田ノ神周辺にオトギリソウが開花(7月23日)
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チングルマの花柱。稚児車に似てる事から和名の由来となりました。(7月17日) |
キンコウカ(7月17日) |
雨上がりの仙人橋(7月17日) |
御田ノ神周辺ハクサンシャクナゲが開花しました。(7月13日) |
熊野岳山頂のコマクサが見頃(7月12日) |
残雪越しのお釜(7月12日) |
クジャクチョウを見かけました(7月12日) |
オノエランが咲きました(7月6日) |
御田ノ神ではトキソウが開花しました。(7月5日) |
巡視を開始して今年一番の快晴です。(7月2日) |
色付くハイマツの雄花(7月1日) |
ハクサンチドリ(7月1日) |
ワタスゲの穂が見頃です。(7月1日) |
6月11日より今年の森林巡視を開始しました。今年も多くの方に、安全や環境の保全に配慮しつつ、蔵王の自然の素晴らしさを体験していただければと感じております。
三宝荒神山ではイワカガミ、マイヅルソウ、ツマトリソウなどが咲き始めています。山頂周辺ではサラサドウダンが開花しました。昨年に比べ花の数が多く見られます。
地蔵山東トラバースルートには登山道に残雪があり滑りやすい状態ですので、充分注意して通行してください。
熊野登山ルートにはコメバツガザクラが蕾を持ち上げ始め、早くもアオノツガザクラが咲いています。今年も登山者は多く新潟や金沢からいらした方もいました。例年、この時期は学校の集団登山があり、その下見に来た方が何チームもありました。
祓川ルートが倒木のため歩きにくいとの情報が登山者の方からあり、倒木の枝の片付けを行いました。イロハ沼ではワタスゲが真っ盛りでその中にタテヤマリンドウ咲き始めています。
市道蔵王ドッコ沼線の落石。(6月29日)。現在は通行可能です |
雨の日のパトロール(6月28日) |
熊野岳でコマクサの開花を確認しました。(6月28日) |
壊れた看板(6月25日) |
看板を補修(6月25日) |
修復された看板(6月25日) |
登山道上の倒木(6月21日) |
倒木を処理しています。(6月21日) |
きれいになりました。(6月21日) |
中央散策路周辺のゴミを回収(6月18日) |
サラサドウダンが開花中(6月18日) |
不動滝を望む(6月18日) |
地蔵山周辺の残雪(6月15日) |
祓川ルートは道が荒れています。注意を!(6月15日) |
いろは沼で休憩する団体に普及啓発のチラシ配布(6月15日) |
6月11日から巡視を開始しました。山形は昨年より10日早い6月5日から梅雨入りとなりました。御田ノ神湿原では、木道が整備され靴を汚さず歩けるようになりました、現在、チングルマ、ヒナザクラ、ミネズオウ、マイヅルソウ、ナルコユリ、ギンリョウソウ、ツマトリソウ、アカモノなどが見頃です。7月には、高山の女王とよばれるコマクサもお釜や熊野岳周辺に咲き誇ります。
今年は、山形県ではDCキャンペーンが開催されております。県をあげてお客さんの訪問を歓迎していますので、是非、山形にお越しください。お待ちしております。
6月23日に熊野岳で転んで足首を骨折し、防災ヘリで救助される事故が発生しました。雨が多い季節のため滑りやすいことから、入山に当たっては準備運動を入念に行い、滑りにくい装備で蔵王を楽しんでいただければと思います。
大雨の後のライザスキー場付近。湿原のようです。(6月29日) |
御田ノ神ではアカモノが目立って来ました。(6月28日) |
お清水周辺の盗掘と思われる跡。残念です。(6月28日) |
御田ノ神湿原。本日もお客さんが来ています。(6月21日) |
御田ノ神のチングルマもそろそろ見納めです。(6月21日) |
代わりにワタスゲが見頃です。(6月21日) |
坊平高原の湿地のアヤメが見頃です。(6月21日) |
雨で地表に流失したゴミ。この後回収しました(6月17日) |
イワウメの蕾(6月17日) |
馬の背で見かけたキアゲハ(6月17日) |
快晴のお釜(6月17日) |
ミネズオウ(6月15日) |
山形森林管理署では、自然が豊かに残っている蔵王連峰の国有林内において、平成19年度から森林保護員(愛称:グリーン・サポート・スタッフ)による森林巡視活動に取り組んでいます。
グリーン・サポート・スタッフは、休日等の観光客の方が多い時期等に、森林保全巡視活動や訪問者へのマナーアップの呼びかけを行い、入り込み者の増加等による植生荒廃の防止など、蔵王の自然環境を守るための活動を行います。活動の様子はホームページで順次、公開していきます。
今年度の活動は6月11日から10月中旬まで、蔵王中央高原、地蔵山、熊野岳、瀧山、不動滝、坊平周辺の国有林などにおいて巡視を行います。巡視初日は御田ノ神湿原周辺を巡視し、その模様は地元テレビ局の夕方のニュースで放送されました。
グリーン・サポート・スタッフの辞令交付 |
御田ノ神湿原周辺からパトロールを開始 |
テレビ局の取材がありました(ゴミを回収するGSS) |
御田ノ神湿原の植物(イワカガミ)
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御田ノ神湿原の植物(ワタスゲ) |
御田ノ神湿原の植物 (チングルマ) |
山形森林管理署
担当者:森林技術指導官
ダイヤルイン:0237-86-3161
FAX:0237-86-3163